ひろの東本西走!?

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バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第2日目-6) レイアール広場ほか

2012-10-28 21:39:54 | バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記

バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第2日目)、遂にその6です。

カサ・バトリョ前はこんな感じでした。

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ちょっと一息ついてコーヒーを飲もうかということになり目指したのが、ゴシック地区にある1909年創業というカフェ「メゾン・デル・カフェ」です。どこにでもあるカフェじゃ物足りないですからね(笑)。ここで今回初めてメトロに乗りました。

まっぷる掲載写真のイメージから想像していたよりもずっと小さなお店で、見つけるのに少々時間がかかりましたが何とか発見。こじんまりとした庶民的なカフェで、しょっちゅう常連さんが出入りしているようです。

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カウンター席に座りましたが、実にいい雰囲気で、店主のおじさんがカウンターの外に出てきて写真を撮ってくれたりしました。こちらではホットチョコ、カフェ・コン・レチェ(カフェ・オレ)にチュロス(揚げ菓子)を頂きました。タパスも美味しそうでした。

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カテドラルです。
普通の観光客はこちらが目当てですよねえ。。。
中庭は良さ気でしたが、とりあえず外観写真のみパチリ。

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横丁には面白そうな土産物店が。有名人の人形がいっぱいです。

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もう少し足をのばして着いたのがレイアール広場です。
ここの街灯も若き日のガウディのデザインです。

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再びグラシア通りに戻って、この日最後のモデルニスモ建築は、モンタネールが改装を担当した店舗兼集合住宅「カサ・リュオ・モレラ」です。ここの1階にスペインの有名ブランド「LOEWE(ロエベ)」が入っており、奥様がバッグをお買い上げ(笑)。なお、この店内は超モダンでした。

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いったんホテルに帰って荷物などを置いた後、またグラシア通りに戻って夕食をとりました。メトロから地上に出たときにちょっと離れた出口だったのか、超有名な通りを見失ってウロウロし、結局「タジェール・デ・タパス」(だったと思います。バルセロナ市内に数店舗あるそうな)という店に入ったのは22時前でした(汗)。

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少なめにタパス数点、ソーセージ、サラダ、ピザなどを頼んだら、ピザがでかかったです。ビールも飲んで満腹に。まあ、このような状態が毎日続くことになりましたが。

ホテルに戻ったら風呂に入って二人ともバタン・キューでした。
このようにしてバルセロナのながーい、ながーい実質初日が終わりました。


バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第2日目-5) カサ・バトリョ続き

2012-10-27 18:55:03 | バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記

カサ・バトリョの続きです。

各階への採光を配慮した吹き抜けの空間が美しいです。カサ・ミラとはまた異なった雰囲気ですね。

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ドアも味わいあり。

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最頂部はトップライト採光になっています。
壁面は細かいところまでデザインされていて、青いタイルに涼やかさ&さわやかさを感じます。

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カタルーニャ・ヴォールトのアーチが連なります。

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そして屋上へ。

煙突の造形はカサ・ミラよりもおとなしめ(笑)に思えますが、こちらにはグエル公園と似た色鮮やかなモザイクタイルがかなり使われています。ただ、日射しが。。。ない。日が当たっていれば、それはそれは美しく輝いて見えたことでしょう。ということで、煙突に関しては今回はカサ・ミラの方に軍配を上げたいと思います。

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↓この浮遊感も素晴らしいです。

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上部から吹き抜け空間を見下ろすと、上から下にいくほど青いタイルの色が薄く&明るく、グラデーションになっているのがわかります。

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ゆがんだガラスの効果もユニークです。

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実はこのカサ・バトリョは改築で、カサ・ミラの中にある展示室に改築前後の模型が並べられていました。左が改築前ですが、それが右側のようになるとは!なお、その下の写真は街区の中庭側(裏側)に面した部分です。こちらも壁面が多少うねったりしているものの、デザイン的には正面側ほどの大胆さはありません。それにしても、外観とインテリアを徹底的に考え抜いたガウディの才能は凄すぎる・・・。

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ここまででガウディ建築の有名どころをじっくりと4つ回り、モデルニスモ建築めぐりに関しては初日でかなり満腹感もありました。ですが、まだ夕方で時間があります。更にもう少し色々巡りましょう。


バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第2日目-4) カサ・バトリョ

2012-10-27 09:59:50 | バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記

バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第2日目)、4つ目のガウディ建築のカサ・バトリョです。

当初、カサ・バトリョは翌日の朝一番で見学しようと考えていたのですが、天気が崩れるかもしれないようで、エイヤーでこの日に回ってしまうことにしました。隣(写真では左)にはカサ・アマトリェール(カダファルク作)も並んでいます。こちらもごく一部は内部見学が可能だったようですが、今回、結局入らずでした。両者の外観はかなり対照的ですね。私はくねくねっとしたもの、スカッとしたもの、どちらも好みです(笑)。カサ・ミラは外観と屋上が最大の見所、カサ・バトリョは内部も期待大です。カサ・ミラよりも観光客は多少少なめでしょうか。しかし、ここの見学を外すわけにはいきません。

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骨のような柱などまさにガウディですね。

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日差しがあると外観ももっと美しく輝くのでしょうね。
それがちと残念でした。
さて、内部へ。
まずは恐竜の背骨のような階段が目をひきます。

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そして、2階のメイン・サロンへ。
最も期待していた眺めの1つで、シンプルなステンドグラスが見事です。もうちょっと光が差し込めば更に良かったのですが、素晴らしさに変わりはありません。カサ・バトリョはガウディの最高傑作と言われることもあるそうで、なるほどなあと思いました。

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シンプルそうに見えて、ガラスの色合いや質感などは凝っています。

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無料の日本語ガイドを聞きながらの見学が可能ですが、写真撮影に忙しい私は奥さんからときどきレクチャーを受けることにしました(笑)。

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いやはや、このサロンは見事の一言です。
そして吹き抜けの空間に進んでいきます。

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バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第2日目-3) カサ・ミラ

2012-10-25 23:49:00 | バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記

バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第2日目)、続いてカサ・ミラへ。

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うねるような外観が特徴ですが、ここではまず屋上へ。やはり兜を思わせる煙突群が印象的です。

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 ガイドさんに教えてもらったアーチ越しに見えるサグラダ・ファミリアの写真を狙っていたのですが、次から次へ人が立つため、ベストショットにならず。無念です。

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この兜のような顔のような煙突を見て、学生時代に評判となったギャグ漫画「マカロニほうれん荘」を思い出したのは私だけでしょうか? 口?の形だけの問題とは思いますが(笑)。

 その後、階下に下りながら展示品やかつて使われた部屋などを順に見ていきました。最上階天井でよく分かる薄手のレンガで造られた放物線アーチの構造が見事です。住宅部分の部屋の内部にも曲線は多用されていましたが、外観や煙突ほどのインパクトはありませんでした(笑)。

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有名な放物線の実験風景です。これを鏡に映して反転させたものが外観になったりしました。このガウディの発想が凄いです。

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現在はレストランが入っている2階の波打つような天井も素晴らしそうです。この写真は別の日の夕方に撮りました。

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13:00過ぎにガイドツアーは予定通りに終了。<o:p></o:p>

見どころを丹念に巡る濃厚なツアーで、素晴らしかったです。

ガイドさんにレストラン情報などを教えて頂き、バルセロナで最初の昼食は、カサ・ミラやカサ・バトリョなどのモデルニスモ建築や高級ブランド店が並ぶグラシア通り沿いのバル「TapaTapa(タパタパ)」へ。カジュアルな気軽に入れるお店で、奥の方には結構たくさんのお客さんが入っていました。日本人と思われるカップルもチラホラ。ここでは軽めにタパス(小皿料理)数点とビールを頂きました。昼から飲むビールはうまい!
ポップなポスターもいい感じです。

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バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第2日目-2) グエル公園

2012-10-24 23:02:14 | バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記

バルセロナ・パリ・ブリュッセル旅行記(第2日目)の続きです。

2つ目のガウディ作品、グエル公園へ。
一般の観光客は正面の門から入って有名な階段→テラスへと向かうことが多いのですが、私たちはガイドさんの案内で横の入口から入り、野趣あふれる岩の回廊などをゆっくりと眺めた後にテラスへ。磯崎新さんの「気になるガウディ」でも、岩窟のような回廊が大きく採り上げられており、これらもじっくり眺めて体感出来たのも良かったです。

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グエル公園に着いた頃から晴れてきて、テラス(広場)では有名なモザイク・タイルのベンチが色鮮やかです。これらのタイルには残材の破片やガラス瓶の底などが用いられており、エコ・リサイクルとも言えます。

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テラスを支える列柱部の天井にも美しいモザイクタイルが。

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トカゲともサンショウウオとも言われる名物噴水です。
記念写真を撮る人が絶えません。

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正面入口からの眺めです。ここからテラスを往復するだけだと短時間での観光も可能ですね。

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