いつの間にか/少しずつできるようになってきたこと、なってきていることです。
・全般的に、復職直後よりも(若干)素早い/安定した動き、身のこなし。
フィットネスクラブでも、杖を下に置いてマシンやベンチに座ったり(その逆も)、マシン間の移動がスムーズに&早くなっています。先日、トレーナーの方からも言われました。
・重い蓋を何回も開閉しての本や雑誌のコピー。
・各種階段の昇降。
エレベータやエスカレータがあれば原則としてそちらを使いますが、それらはやや離れた場所や分かりにくい場所にあることも多く、そのようなときは多少リスクは増すものの、階段を昇降することも増えてきました。エレベータがそれを必要とする人にとって案外使いにくい位置にあるのは、後付けで設置された場合などでしょうか。案外、下りのエスカレータがないことも多いですね。私の場合は昇降では下りの方が苦手(転倒・転落リスクが上りよりもかなり大)なため、下りのエスカレータがあると随分助かります。
しかし、手すりも含めて様々なタイプの階段を昇降する機会が増え、自然とそれらにも慣れてきつつあります。階段昇降時にはかなり手すりを頼ります。特に上りは、手すりを使って腕力で身体を引っ張り上げるような感じも大きいですね。
・自宅リビングの床に直接座り込んだ状態(機会は殆どありませんが、正座姿勢を含む)から杖などを使わずに立ち上がること。
・自宅内や勝手の分かった屋内(親類の家など)で、多少、壁で身体を支えたりしながらも杖を使わずに移動すること。
・淀屋橋で地下鉄御堂筋線から京阪に乗り換える際、スクランブル交差点的な多くの人が行き来する中を杖も扱いながら一瞬立ち止まったり、進行方向を少し変えたり、身体を横にしてぶつからないようにすり抜けたり。
・自販機前で杖をついて(持って)立ったまま、リュックやショルダーのストラップを外したり/おろして(ぶら下げて持ち)、中の財布を取り出し、そこから小銭を取り出して投入したり。
・ベンチのない/空いた席のないホームで、15分くらい杖をつきながら電車待ちで立って待ったりすること。
デパートでの妻の買い物待ちなどの際、以前はすぐに椅子やもたれることができる場所を探していましたけれど、これも随分楽になってきました。また、先日、実家に帰った際に押入れの布団の出し入れ・上げ下ろしをやってみたところ、ちょっと手伝ってもらいながらまあなんとかできました。これは、やや難度の高いバランシング&自立歩行に相当するでしょうか。
逆に、今も苦手・やりにくいことは、
・左足の素早い/深い曲げ伸ばし。
深い曲げ伸ばしに関しては、例えば飲み会などでの「掘りごたつ」ではない座敷は、麻痺のある左足を曲げたりせねばならず、かなりきついですね(涙)。
・凹凸や段差が多かったり/大きかったり、横断勾配の大きな(進行方向でその変化が大きいものを含む)歩道の歩行。
横断勾配とは、道路の路線直角方向の勾配(進行方向とは直角方向の勾配)で、通常、車道や歩道では雨水排水のため1.5%~2.0%の勾配が路頂から道端に向って付いています。私にっては左右の足位置の高さが違うのが最もバランスが取りにくく歩きにくいのです。
などなど。毎日の通勤・勤務、休日の外出などを通じて歩行や動作は日々少しずつ改善されており、今後も改善は期待できそうです。ただ、あまり細かいタイムスパン(時間や日数)で比較しても意味がなく、最低でも3ケ月、あるいは半年から1年経って比較してみるべきでしょうね。