2014年11月24日の夜に突然、脳出血(右頭頂葉の脳皮質下出血)を発症(救急搬送→
富永病院で緊急オペ<開頭による血腫摘出の外科手術>を受ける)してから約2年
が経ちました。2015年1月6日に回復期病院(森之宮病院)に転院。3月6日には回復
期病院も退院して3月13日に元の職場に復職。そこからでも1年8ケ月です。この約
2年は早かったような、後遺症が予想以上に根強く残っていて回復に結構時間/日
数がかかるなあと感じるような不思議な感覚です。
ちなみに、1年前の記事(「脳出血発症から1年」)はこちらです。
回復のペースは、急性期病院・回復期病院でのリハビリでググッと回復したものの、退院・復職して以降は、ペースは次第に緩やかになり、最近では数か月単位で比較しないと分からないですね。最初に大きく回復が進み、その後はゆっくりゆっくり回復するというのはある意味常識ですし、少なくとも後退はせずに前に/良い方向には進み続けているという実感はあるので、気持ちだけでも前進あるのみです。なお、特にスピードとパワーを要求されない限り、以前できていたことはほぼ全てできますし、仕事面・プライベート面でも従来通りのことはできています。
この1、2ケ月は公私ともに多忙でした。出張などでも結構キツイことをまあ何とかこなしています。例えば、
・大阪→群馬県の工場への日帰り出張(約3時間の打合せのために新幹線・在来線
乗り継ぎ&タクシーも利用して往復約10時間かけて行く)
・やはり群馬県の工場への2泊3日の出張(自宅(大阪)→会社(京都)へいったん出社。
夕方まで通常勤務→夕方から新幹線・在来線乗り継ぎで群馬県のホテルへ(前泊)。
翌日:朝から終日安全監査(A工場)で現場などを歩き回り、懇親会にも参加してホテル泊。
翌々日:朝から夕方まで安全監査(B工場)。深谷(埼玉)→東京→大阪で22時半頃帰宅。など。
また、
・仕事の納期が自分の思惑より2週間早くなって(「ひえーっ」)、関係者の協力を仰い
だり、自宅にPCや資料類を背負って帰って休日にワーキングしたりでどうにか
こうにか間に合わせたりも。
脳出血発症~リハビリも含めて、「なるようになる/なんとかなる」という楽観的な気持ち・考え方と、「何とかする」という多少のガンバリズムの両方が大切なのかもしれませんね。
一方で、それらの合い間に、建築めぐり講座やイケフェスで歩きまわったり、クラシック・コンサートに行ったり、実家の耐震改修(耐震補強)工事の進捗状況の確認で毎週末に実家に通ったりと、なかなか大変でした。でも、なんやかんやと楽しんでいます!どんな状況にあっても楽しめることを見出すのは得意みたいですし(笑)。