ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

心斎橋大丸・原図展 ヴォーリズと佐藤久勝 in船場ビル

2015-07-28 22:10:55 | 近代建築

船場ビルディングで開催されている「心斎橋大丸・原図展 ヴォーリズと佐藤久勝」~壮麗なる文化遺産 百貨店建築の精華~に行ってきました。

原図の一部はこれまでにも目にする機会がありましたが、これだけまとまって見たのは私は今回が初めてです。会場には色んな図面や写真が展示されており、なかなか見ごたえがありました。また、図録(1,000円)にも主な図面や写真がおさめられており、これも嬉しいですね。以下の写真は当日の会場の雰囲気写真と図録からです。

↓下の図面は構想段階のものだそうです。現在とはかなり雰囲気も異なり、バランス的にはちょっと「?」かなとも思いますが、塔屋の迫力が凄いですね。

図面に書かれている文字も美しくデザインされており(正にレタリング)、これも素晴らしいです。

心斎橋大丸は建て替え計画が出ていますが、外観・内部共に超弩級の建物だけに(内部では特に1階~エレベータホール、階段まわりが絶品!)、何とかできる限り現状のまま保存・活用する方向で計画してほしいものです(外観のみの薄皮保存らしいですが・・・・)。東京の高島屋日本橋店は重要文化財です。心斎橋大丸も建築的価値は全く遜色ないと思うのですが、ほんとに建て替えるんですかねえ。経済的問題などはよく知りませんが、保存・活用は無理なのかなあ。。。

なお、船場ビルディングでの原図展は8/2までですので(もうあまり日がない)、ぜひご覧になってください。京都・神戸・近江八幡でもやるそうですが、展示内容は少し変わったりするのかもしれません)。


復職までの道-1

2015-07-27 22:07:37 | 健康・病気

脳卒中後の復職についてネットで調べてみると、例えば、脳卒中の復職率は約40%。そして復職を左右する因子として、下記のような項目が挙げられていました。 

  ・若年で復職への意欲が高い
  ・仕事内容に肉体労働がない
  ・高次脳機能障害がない
  ・歩行が自立している
  ・家族や同僚の支援がある
  ・雇用主の柔軟性
  ・復職に向けた早期リハビリの有無    など

また、「発症後の病態が落ち着いていて、回復期病院でのリハビリ期間が平均的な日数であった場合、早ければ発症後3~4ヶ月ほどで職場に復帰できる可能性もあります。しかし、万全な状態で復帰したいのであれば、回復期病院でリハビリを長く続けて、発症後半年~1年後に復帰する方が良いでしょう」と書かれていたりも。プロ(医師や療法士の先生方など)が専門的な知見および具体的データに基づいて書かれているもの、患者さんがそれらを読んだ上で書かれているものなど様々あるようですし、病状や取り巻く環境によって異なりますが、概ね上記のこと(復職を左右する因子など)は正しいと思われます。

私の場合、日時(数値)データ的には昨年11/24夜に脳出血(脳皮質下出血)発症・入院&緊急オペ。今年1/6にリハビリ病院(回復期病院)に転院。そこを3/6に退院し、約1週間の自宅療養を経て3/13に復職しました(元の職場で基本的に業務も従来通り)。発症後、約3ケ月半ですね。3月中は、疲れをためない・残さないように週半ばに「午後半日休」をとったりもしましたが、原則として週5日&フルタイム勤務(昼休み1時間を含む8.5時間勤務)での復職です。但し、会社に色々配慮はしてもらいました(ラッシュ時間帯を避けての時差出勤等)。

私の場合、復職を左右する因子について考えてみると・・・・

   ・若年で(×)復職への意欲が高い(

発症時:57歳。気持ちは若いつもりでしたし、マラソンを走ったり建築探訪などで一日中歩き回ったりと、体力はあると思っていました。しかし、とても若年と言えませんね(笑)。二人の息子は学生(大学生&高校生)で、まだまだ学費などがかかりますし、復職は当然と考えていて、それに向けての意欲は高かったです。ただ、自宅が大阪&会社が京都で通勤に片道1時間40~50分かかっていて、元の職場への復職に当たってはこの遠距離・長時間通勤のハードルが高いと分かっていました。それもあって、リハビリ病院(大阪の森之宮病院)では先生方に通勤のことや業務内容を伝えて、ビシビシ鍛えて頂きました(笑)。なお、会社の産業医の先生や看護師さんの話によると(正確には記憶していませんが)、私くらいの年齢(定年(60歳)のちょっと手前くらい)で入院して会社を数か月休むような病気をした人で復職した人は少なく、早期退職する人が多いそうです(汗)。これは病気の種類や状態などにも大きく影響されると思いますが。

  ・仕事内容に肉体労働がない(
  ・高次脳機能障害がない(~△) 

私は技術系スタッフ職で、職種はあえて書けば「メカニカルエンジニア(機械系エンジニア)」でしょうか。実際には、機械屋&建築屋&コンピュータ屋&事務屋の兼任状態で、何でもやります/やってきました。ただ、繰り返し業務などは少なく、大きな流れは変わらないものの、毎年・毎期で具体的テーマや業務でのアウトプットも色々変化します。仕事の関係で工場や研究所などの現場に行くことはあります/ありましたが、調査やヒアリング、チェック・分析などがメインで、基本的に自分で体を動かして作業したりはありません。ただ、生産機械の近くに行ったり(時には中にもぐりこむことも)はありました。基本的にはオフィスで一日中PCを使ったデスクワークがメインです。

手を使っての細かい作業等もありませんが、手指が麻痺してPCがうまく使えないとちょっと元職への復帰は難しかったかもしれません。また、スタッフ職として計画/構想/企画/調査/分析/提案などの業務が多く、その関係の高次脳機能障害があると(大きな問題が残っていると)これも復職には影響が出たと思います。現在でも、易疲労性などはありますが、入院当初は左足の麻痺以外に左半側無視、若干の記憶力・構成力・空間認識力低下などがあったと思います。高次脳機能障害関係については、別途もう少し細かく書くかもです。

  ・歩行が自立している(○~△

「歩行が自立」の定義がよく分からないのですが、転倒防止の目的もあって現在でも特に自宅外では杖は手放せないものの、基本的に回復期病院では当初から院内を一人で歩いていました。

  ・家族や同僚の支援がある(
  ・雇用主の柔軟性(
  ・復職に向けた早期リハビリの有無() 

以下、-2に続く(予定)。


三国丘、いったん追いつくも突き放される

2015-07-21 21:06:34 | スポーツ

20日の高校野球大阪府予選の3回戦、三国丘vs信太戦の観戦&応援に住之江球場に行ってきました。緑に囲まれた住之江球場は大好きな球場です。この日は梅雨明けとなって青空が広がり、家の近くではセミの鳴き声も聞こえて、一気に夏真っ盛りになりました。野球観戦で日差しが強くて暑いのは嫌ですが、夏の甲子園を目指す大会としての雰囲気はバッチリです。

試合結果は下記の通りで、3−0とリードされた三国丘は4回によく同点に追い付いたものの、終盤はコツコツ当てて追加点を取られ、万事休すでした。

 信太   020 108 3 14  17安打
 三国丘  000 300 0  3   8安打

三国丘先発のエース・宝崎君は序盤からボールが先行してやや苦しいピッチングでしたが、バックと共に内野ゴロにしとめてのダブルプレー等でよくしのいでいました。宝崎君自身も強烈なピッチャーライナーを好捕して1塁ランナーもアウトにするなど、フィールディングが見事でした。17安打もされたという気はしませんでしたが、全体的には信太の方が鋭い当りが多かったです。一方、三国丘は連打はあまりなかったと思います。

今年も応援の雰囲気写真を中心に写真をアップしてみました。順番は必ずしも試合経過通りではないことご容赦ください。また、横顔中心の小さめの写真で

誰とはハッキリ分からないとは思いますが、差し障りがあればコメントで指摘ください。削除/修正します。

上の写真は三国丘のN井君が右中間に2塁打を放ったシーンだと思います。この試合、長打はあまり出ませんでしたが、グングン伸びる打球、必死で追いかける野手、次の塁を狙う打者・走者、大歓声が沸き上がるスタンド。長打は華やかさと盛り上がりがあってやっぱりいいですね。 

結局、応援していた4校は全て敗退してしまい、

今年は三国丘の1試合だけの観戦・応援となってしまいました。来年はもっと球場に行って応援し、歓声を上げ、出来得れば勝利の祝杯をあげたいものですね。

私の場合、脳出血で3ヶ月半の入院生活を経験した後の今夏は、例年以上に熱中症に要注意と言われていたため、こまめな水分補給や時々帽子(キャップ)をとって頭に風を直接当てたり、かなり注意を払いました。水分補給はスポーツドリンクのペットボトル1本、缶コーヒー・缶ジュース3本で、内2本は試合前と5回終了時に三国丘の応援席でマネージャーさんやお母さんに頂いたものです。ありがとうございました。

また、杖をついての歩行で球場内の階段や段差で絶対に転倒・転落がないように、こちらもかなり注意しましたが(汗)、この日は駅も含めて色んな階段を昇降し、これまた格好のリハビリ・トレーニングになりました(笑)。


長居公園を杖ついて1周-約40分で歩けました

2015-07-20 21:29:17 | 健康・病気

土曜日(7/18)の夕方、長居公園でロードアスリートの7月例会(サマーナイトラン)があり、走れない私ですが参加しました。で、暑い中を走る仲間に刺激を受けて、私も杖をついて周回道路を逆回りで歩き出し、結局、1周2.8km強を約40分で無事に&安全に歩ききることができました。時速4.2km(キロ14.7分)ですね。毎日、大阪-京都間の通勤でかなり歩いており、休日もあちこち出かけて終日歩いたりしていますが、退院・復職後も約3kmをノンストップで歩いたことはありませんでした。まずは長居を歩いて1周という当面の課題を目標よりも1ヶ月早く達成することができて上出来も上出来ですし、これは自信になります。

安全に注意しながらなので約40分かかりましたが、ノルディック・ウォーキングのポール(両手に1本ずつ)を使ったら、もっと安定してスピードアップも可能な気がしてきました。今度は一度それにもチャレンジしてみたいと思います。


夏の高校野球大阪府予選2015 三国丘、茨木、明星、市岡

2015-07-16 17:56:14 | スポーツ

色々と縁があって、今年は大阪の高校野球では(殆ど夏限定ですが(汗))、三国丘、茨木、明星、市岡の4校(公立:3、私立:1)を応援しています。 いずれも伝統校というか古豪というか、設立が各々1895年(M28年):三国丘・茨木、1898年(M31年):明星、1901年(M34年):市岡で、4校とも100年を超える歴史を誇っていますね(^o^)v。更に縁の範囲を少し広げると、今宮、泉陽、近大附属、天王寺、住吉なども挙がってきますが、これはちょっと広げ過ぎですかね。

で、今年の各校の初戦の結果てすが、三国丘○10−5×和泉、明星×7−8○鳳、市岡×4−5○金光大阪、茨木×2−6○大阪産大附と、既に4校中3校が姿を消してしまいました(;o;)。好投手を輩出することが多い三国丘は終盤に打線が爆発したとのことで、例年と違った感じですね。

昨夏、久々のベスト8入りという快進撃を見せてくれた明星(その観戦記はこちらなど)は、1年生バッテリーということでビックリすると共に、かなりの期待感を持っていましたが、惜しかったですね。でも、あと2年くらい現メンバーで楽しめそうです。これまで私が観戦・応援した明星の試合は壮絶な試合になることが多く、今後も手に汗にぎる熱戦を期待したいものです。

下の写真は雑誌「ベースボールクリニック」2015年6月号で明星高校野球部がとり上げられたときの記事コピーです。やはり昨年の活躍で再び注目されたみたいです。タイトルは「果てなき夢への挑戦~激戦区・大阪を戦う進学校の取り組み~」で、1963年夏の全国制覇や近年の大学進学実績のこと等が4ページにわたって書かれていました。なかなか読み応えのある記事で、「文武両道」で頑張っていることを頼もしく思いました。勉強に、スポーツに、芸術に、その他色んなことに全力で取り組めば、人生で役立ったり、人生が充実したりするでしょうしね。



また、市岡は9回2死までリードしていたものの、3ランを打たれて壮絶な逆転負け。昨年も大熱戦で反撃中に集中豪雨に見舞われて試合が2時間も中断。無事に再開・続行されたものの、ここ1本が出ずに無念の惜敗でした(その観戦記はこちら)。体育大会では応援やクラブ対抗リレーなどで存在感抜群の野球部。リレーでは伝統のユニフォーム&3本線の帽子で走りまくって、毎年、本職の陸上部と好勝負を繰り広げます。今年の勝利を目前にしての逆転負けもさぞかし悔しかったでしょうね。勝たせてあげたかったなあ。

私は、救急搬送で3ヶ月半の入院生活を余儀なくされた今年、特に疲労や熱中症に要注意と言われているので、今のところ球場に出向いての応援は控えています。ですが、明星と市岡の試合を見に行ったら面白かったやろなあ。。。三国丘の次戦はどうしようかなあ。。。と考えていたら試合は今日でした(汗)。更に上位進出したら&休日だったら球場行きも考えます。