ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

鉄板 Kitchen DAI

2011-09-27 23:12:00 | 食・レシピ

先日、家族と母の5人で、自宅から自転車で5分・徒歩で10数分のところにある「鉄板 Kitchen DAI」に夕食に行きました(次男のプレ誕生祝いも兼ねて)。

「 鉄板Kitchen DAI(キッチン ダイ)」

  • 大阪府大阪市浪速区幸町3-3-5 幸町河野ビル1F
  • 地下鉄千日前線 桜川駅 徒歩3分/阪神なんば線 桜川駅 徒歩1分
  • TEL:06-6562-2250/FAX:06-6562-2250
  • 17時~23時(LO.22時30分)/不定休

お店の素晴らしいホームページがあります。
写真も非常に美しいので、そちらもぜひご覧ください。
http://www.kitchen-dai.com/

  ~ホームページより~

  誕生日や結婚記念日、新年会・歓送迎会などの小宴会、普段の
  ランチにおしゃれな鉄板焼きはいかがですか?
  季節折々の素材をお気軽にリーズナブルにご堪能頂けます。
  イタリアンの和風アレンジで、たっぷりの野菜を使った料理や
  デザートもあり、女性にも大変好評頂いております。

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このお店は5月に初めて行き、今回で3回目です。
カウンター席の前の鉄板で肉や海鮮類、野菜などを焼いてくれるスタイルで、それ自体は珍しいものではありません。しかし、美味しい料理のお味と共に、気さくなシェフやソムリエの方との会話がなかなか楽しく魅力的なのです。

付き出しは長芋の冷製スープでした。冷たく爽やかなお味。

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お店の方に聞きながらこの日オーダーしたのは、まず
  ・シンプルサラダ
  ・炙りマグロと焼茄子のカルパッチョ
  ・ヒラメのカルパッチョ
  ・生ダコのガーリックソテー ~アンチョビ風味~
などです。ここは写真を撮り忘れ。
生ダコのガーリックソテーは長男が一人で平らげたようで、こちらには回ってこなかった。。。

お肉や魚も美味しいのですが、このお店の特徴は焼き野菜にあるかもしれません。以前に聞いた話では、シェフが毎日4ケ所(5ケ所)の市場を回って、旬の新鮮で美味しい野菜などを買ってこられるそうです。

以前は「焼き野菜ぜんぶ焼いちゃう!」(9種類?)を頼んだのですが、この日はおまかせ6種をお願いしました。黒板に書いてあったものと比べると、

  ・子持ちコンニャク(広島)
  ・金時草(石川)
  ・おいしい厚あげ(大阪)
  ・甘い玉ネギ(兵庫)
  ・つるむらさき(徳島)
  ・ピーナッツ?( ? )

だったようです。幾つかは直接説明して頂きました。

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味付けは塩・コショウベースで、いわゆる焼き肉用のソースなどをつけたりせず、素材の美味しさを生かすスタイルですね。比較的あっさり目のシンプルなお味で、ああ野菜を食べているなあと感じました。美味しゅうございました。

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この日、メインは各自バラバラのものを注文しました。

  ・ビーフステーキ(フィレ)
  ・泉州犬鳴豚ロースのステーキ
  ・チキンステーキ ~和風ソース~ 
  ・本日の鮮魚の鉄板焼き(スズキ)
  ・ベーコンと木の子の和風リゾット

私が頼んだのは「泉州犬鳴豚ロースのステーキ」です。ソースはカシスと(?)赤ワインで、こちらはやや濃い目のお味だったでしょうか。豚は脂身のところが美味しいですね。ビーフステーキを頼んだ長男に1切れトレードを打診したら、簡単に拒否されました(笑)。

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最後にみんなで取り分けた「ベーコンと木の子の和風リゾット」。チーズをたっぷり使ったリゾットでしたが、案外それほどチーズ、チーズしていなくて(私はピザなどは好きなのですが、チーズそのものはやや苦手)、これがとても美味しかったです。

また、今回は頂きませんでしたが、パスタやピザもこの鉄板で焼いてくれ、見た目にも楽しいのです。次回はまたパスタやピザを頼んでみようっと!そうそう、前回見たオムライスも美味しそうでした。

翌日は朝から駅伝を走らねばならなかったのですが、ビールも含めて、ちょっと食べ過ぎ&飲み過ぎでした(汗)。


ロージナ茶房(国立市)

2011-09-20 20:59:57 | まち歩き

東京出張の際、一橋大学キャンパスを少し見学したのですが(ブログへは先日、アップ予定記事として写真だけをちょこっとアップ)、昼食を国立駅前の「ロージナ茶房」というお店でとりました。大学へ行く途中、メインの通りからちらっと見えた佇まいをチェックしていたのです。

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外観から内部もレトロ、レトロしているのかなと想像していたのですが、私が座った2階など店内はアートに囲まれて比較的明るい感じでした。私はこういう雰囲気も好きですね。お店は少しずつ増築・拡張されたのか、1階、2階、2階奥と少しずつ異なった佇まいでした。時間がなかったため写真も帰り際に少し撮らせて頂いただけですが、天井梁の凹凸やそこからぶら下がっている照明のデザインなどがユニークです。昭和28年から営業されているとのことで、かなり有名なお店のようでした。

帰宅後ネットで調べてみたら地階もあったようで、これにはビックリ!
今もあるのなら見たかったです。


豊中クラブ自治会館 カフェパウリスタ?

2011-09-17 23:55:00 | まち歩き

カトリック豊中教会を見学した後に目指したのは、駅のすぐ近くにある豊中クラブ自治会館です。

ここは日本にコーヒー文化を広めたとされる喫茶店「カフェパウリスタ」の1号店では?と言われているところで、川島先生も”木造二階建ての建物で、現在の室内には扁平アーチの開口部が三連並ぶなど、ほぼカフェパウリスタの可能性も高い。”と書いておられます。

私がここのことを知ったのは、確か朝日新聞の記事によるものだったと思うのですが、その「実は国内最古のカフェ? 大阪・豊中の自治会館」という記事はこちらです。
http://www.asahi.com/food/news/OSK200910050057.html

事前に新聞やネットで見ていた外観写真では今いちピンときていなかったのですが、実際に前に立ち、1階の窓回りを見て「おっ、これは!?」と思い、更に中に入ってレトロな佇まいに「ほーっ!」と唸り、2階に上がって「うわーっ!!」となりました。

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天井に施された細かな装飾(中央にはシャンデリアがぶら下がっていたか)、 三連の扁平アーチ(その向こうはかつてテラスだったそうな)、木製の窓、階段の親柱や手すり子など近代建築ファンならずとも目をひかれる意匠です。「カフェパウリスタ」1号店の内部がこれと(ほぼ)同じだったのかどうかは知りませんが、明治44年築だったとすると、当時はとびきりモダンでハイカラであったと思われるカフェにふさわしいような気がします。詳細な調査の結果が楽しみですね。


まちかどの近代建築写真展Ⅱin藤村記念館

2011-09-16 23:10:00 | アート・文化

明日から甲府市で下記の写真展が開催されます。
お近くの方(&遠方の方も)、ぜひお出かけください。

「まちかどの近代建築写真展Ⅱin藤村記念館~懐かしの駅舎を訪ねて~」

以下、基本的に下記ウェブサイトの内容と同じです。
http://www4.ocn.ne.jp/~sendohda/machikado-ekisya.html

また、現地会場での設営の様子などはこちらをご覧ください。
■やまなし・まちかど図鑑
http://blog.goo.ne.jp/bonkuraan/

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  旅の始まりは、いつも駅
  想い出とともに、あの街のあの駅舎がよみがえります。

  この写真展は、全国の近代建築愛好家有志の協力を得て、
  インタ ーネット上での呼びかけに応じて撮影された、
  日本各地に残る、明治・大正・昭和初期の駅舎の写真
  約300点を展示するものです。
  また、東日本大震災で消失した駅舎数点も展示されます。
  時を超えて語りかける、懐かしの駅舎を訪ねに出掛けませんか?

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■会  期 : 2011年9月17日(土)から10月16日(日)
                休館日:月曜(祝日の場合は翌日) AM9時からPM5時まで
                最終日はPM4時まで
■会  場 : 藤村記念館(甲府駅北口・よっちゃばれ広場)
■入場料 : 無 料
■主  催 : NPO法人甲府駅北口まちづくり委員会
           甲府市教育委員会
■後  援 : JR東日本八王子支社・JR東海・富士急行
■協  力 : 近代建築探訪メーリングリスト
           まちかどの近代建築写真展実行委員会
■問い合わせ :NPO法人甲府駅北口まちづくり委員会
              TEL:055-252-8797

Photo

この写真展は、毎年、有志で大阪の天満屋ビル2階「お茶と雑貨のハaハaハa」ほか全国各地で開催させて頂いている「まちかどの近代建築写真展」の1つで、甲府市では2回目となります。

近代建築探訪メーリングリストメンバーである私も、今回は駅舎の写真を数点出展しました。どれが採用されたのか等はよく知らないのですけれど、ポスターにある写真の内の1枚は私が送ったもののようです(笑)。現地ではかなり気合いの入った展示をされ、会期中に行けると良いのですが、この時期は某資格試験があったりでちょっと行けそうにありません。無念です(涙)。


カトリック豊中教会

2011-09-13 23:58:10 | まち歩き

昨日少し写真をアップした「カトリック豊中教会」が今月の「関西 洋風建築めぐり」講座の見学先でした。今回もmayumamaさんが既に感想・説明&写真をアップして下さっているので、私は手抜きをして(汗)ディーテール写真を中心に気に入った個所などを採り上げます。----yumeさんもブログに記事をアップされました(2011-9-16追記)。

当日、1時間ほど早く集合場所の駅に着いたため、ひとまず先に外観写真の撮影へ。この講座にしては珍しく(?)ガンガンの晴れです。青空をバックにした美しい教会の姿は映えますね。後ろのマンションが絵的にちょっと残念ですけれど。

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設計はチェコスロバキア出身のヤン・ヨセフ・スワガーで、昭和14(1939)年の竣工です。内部は身廊と2つの側廊から成る三廊式ですが、日本建築の要素も取り込んだ不思議な建築といえます。無垢の木の質感と色合いが美しく、静謐ながらも温かみのある空間が素晴らしいです。

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小壁や落とし掛けがついた床の間風のつくりでもある祭壇部の天井は、純和風の折上格天井に明かりとりの高窓(ハイサイドライト)から入った光をトップライトとして室内に導くという珍しいもので、川島先生(京都華頂大学教授)もこのような構造は初めて見たとのことでした。説明をお聞きしなかったら、ちょっと分からなかったでしょうね。

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下の方に富士山が描かれた聖画にもビックリ!
そこにバラの花びらを散らすとは!

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↑入り口扉と似たデザインの紋様が彫られています。

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十字架をモチーフにしたデザインも見事です。
丸窓は室内側から見るとこんな感じで、両サイドが開閉可能であり、ガラス障子との組み合わせも素晴らしいですね。

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破風妻面に十字架の形をしたハイサイドライトがあり、ここから取り込まれた光が祭壇部天井へと導かれているそうです。なるほど!

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カトリック豊中教会は、これまで建築関係の本ではあまり採り上げられていないようです。しかし、和風建築の要素をうまく取り込んだ独特で印象的な空間は特筆ものではないでしょうか。とても大切に使われて、美しさが維持されているのも素晴らしいことだと思います。