ひろの東本西走!?

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衝突・転倒・転落などに対する注意力や神経の使い方、その変化

2015-11-30 21:40:37 | 健康・病気

毎日の自宅(大阪)-会社(京都)間の通勤および通常勤務日における衝突・転倒・転落などに対する注意力や神経の使い方等について、復職後1ケ月経った4月頃は概略下記のように分析していました(そのときの記事はこちら、下記はそれを若干モディファイ)。

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1日を100%として、

  1)自宅内     :10%
  2)出勤時(往路):40%
  3)会社内    :20% 
  4)退勤時(帰路):30%

”故に、通勤(朝夕の出勤・退勤)時に1日の7割程度の注意力や神経を使います。また、電車で座っている場合を除いて立ったり歩いたりの時間が大半(2時間~2時間30分)です。なので、往復4時間20分~30分の通勤で足が非常に疲れますね。帰宅後は足、特に麻痺が残っている左足の疲れが大です。股関節・膝・ふくらはぎ(ジンジンするようなしびれ感も)など。結局、通勤時の肉体的疲労+精神的疲労がかなり大と言えます”

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で、そこから8ケ月経った現在は、通勤や出張・外出、休日の建築探訪などによる実戦的/実践的リハビリ、フィットネスクラブでのトレーニング(股関節や肩甲骨まわりの動作改善や平衡感覚UP、体幹強化)、全体的な慣れや対応力アップなどもあって、比率が少し変化しています。

  1)自宅内     : 5%( 5%down)
  2)出勤時(往路):35%( 5%down)
  3)会社内     :15%( 5%down)
  4)退勤時(帰路):45%(15%up)

つまり通勤(朝夕の出勤・退勤)時に1日の8割程度の注意力や神経を使っている感じです。そしてこれからのシーズンは、定時退社(時差出勤しているため17:50頃)としても会社を出るときにはかなり暗くなっており、その分、退勤時(帰路)の注意力や神経の使い方の必要度(? 言い換えればドキドキ度や転倒リスクなど)が相対的に上昇しています。特に会社から最寄駅までの道路は凸凹や段差が多く、路面の傾斜(断面勾配)及びその変化も大であるため、足元がよく見えないとかなり怖いのです。印象では大阪の自宅近くの歩道と比べると2~3倍くらいの怖さでしょうか(汗)。

一方、全体的な注意力や神経の使い方の必要度について、復職後間もない頃を100とすると現在は体力・脚力・筋力のアップ、身のこなしや各種対応力アップ、慣れなどもあって70~80くらいに下がってきているでしょうか。つまり、現在も杖をついてヨタヨタ歩きではありますが、多少の余裕が出てきています。ちょっと表現が難しいのですけれど。

通勤に関しては他にも分析・考察資料がありますので、それらも徐々にアップします。

 


イケフェス大阪2015(2日目) 大阪ガス(ガスビル)-1

2015-11-28 14:23:58 | 近代建築

イケフェス大阪2015(2日目)。ギャラリー再会の次に向かったのは、私の大好きな大阪ガス(ガスビル)です。既に行列ができていて、かなり待つことも覚悟しました。ところが、ここでもラッキーなことに「臨時ツアーが今出発したばかりで、急げば追いつくことも可能ですが・・・・」と言って下さり、「ではそれで行かせてもらいます!」と即決。なお、下の外観写真は私たちのツアー後に撮ったものです。なお、この日は急いでいたので、御堂筋側からの写真は殆ど撮っておらず、別の日に撮ったものを後から追加するかもです。

ガスビル食堂の待合(?)です。

屋上へ!

平衡感覚異常が残っているため、屋上から見た御堂筋の眺めにクラクラしそうで怖かったです(汗)。

 

 

 


脳出血発症から1年

2015-11-24 22:58:22 | 健康・病気

「祝・ブログ開設11周年!」の記事でも少し書きましたが、ちょうど一年前の11月24日。この日の夜に脳出血(右頭頂葉の脳皮質下出血)を発症して救急搬送されました(富永病院)。検査の結果、出血が止まらずに血腫が時間とともに大きくなっているため即外科手術(開頭による血腫摘出)となりました。幸いにも手術は無事に終了し(執刀して頂いたM先生に大感謝です)、結局、3か月半の入院・リハビリ生活を経て3月半ばに復職しました。

そして発症・入院から1年、復職してから約8ケ月経った現在、左足の麻痺や平衡感覚異常などがまだ根強く残っているものの、自宅(大阪市内)-会社(京都市内)の電車4本乗り継ぎ&往復4時間~4時間半の遠距離&長時間通勤と通常のフルタイム勤務をこなしています。決してたやすくではなく、まあ”「大トラブル」は無し(ドキドキ・ヒヤリは多々あり)”で何とかですけれど(笑)。

当初は出張制限なども多少ついていましたが、現在は海外出張のみ不可で(万がいち再発したようなときに、速やかに受け入れ先が見つからないリスクあり等のため)、宿泊を伴う単独出張などにも既に何度か行ってますし、ほぼ以前と同様の勤務状況に復帰しています。但し、今は原則として残業はしませんし、基本的にできる限り疲れを残さない様に注意しています。また、地下鉄御堂筋線などのラッシュ時間帯を避けた時差出勤(概ね、出社時刻:9時20分~30分、退社時刻:18時前後)をさせて頂いております。

プライベート面では建築探訪等にもほぼ完全復帰しています(まあ以前よりも行動範囲が若干狭くなり、時間も短めになっていますが)。

外科手術不可避だった発症時の状態から考えると、自分でもよくここまで回復したなあと思います。急性期の富永病院、回復期の森之宮病院でのセラピストの先生方による超熱心なリハビリ(大感謝!)と通勤・勤務という実戦的/実践的リハビリ、休日でも殆ど家でじっとしていることがないプライベートでの超アクティブリハビリ(建築探訪、フィットネスクラブ、映画やコンサート鑑賞 etc.)などが役立っているのでしょうね。疲れは禁物なのですけれど(汗)。また、数々の幸運に恵まれたことも間違いありません。そして家族(特に妻)のサポートや多くの友人の励ましなどが不可欠でした。それら全てに感謝しつつ、これからも常に前向きに頑張るぞー!

なお、各種の分析・考察資料類もあるので、明日以降少しずつアップ予定です。


藤城清治展 愛と平和の祈り(大阪文化館・天保山、12/20まで)

2015-11-23 17:50:20 | アート・文化

今日は大阪文化館・天保山(海遊館のとなり)で開催されている「藤城清治展 愛と平和の祈り」(~12/20)に夫婦で行ってきました。

”光と影の芸術人” として知られる藤城清治さんの影絵は、それとは知らない人でも一度はどこかで目にしたことがあるかと思います。私もその一人でしたが、もっぱらメルヘンチックな作品を作られていると思い込んでおりました(汗)。今回、自宅から比較的近い場所での開催ですし、行ってみようかと夫婦で意見が一致しての鑑賞となりました。

今回は影絵を始められる以前の油絵、初期の白黒作品、人形(人形劇で使用されたもの)なども多数ありました。白黒作品から次第にカラー作品が増えてきて、サイズも小品から縦3m×横6メートルといった大作まで多彩な作品が100数十点展示されていたでしょうか。モチーフも、アンデルセン童話、宮沢賢治、中国の物語(西遊記ほか)、祭り、行事、戦争/戦後、宗教・・・・など様々で、その変遷も実に興味深かったです。そして、いずれの作品も美しく素晴らしかったです。

影絵なので、すべてを1つ1つカッターで切っていく(主には切り抜いていく)という緻密で気の遠くなるよう作業が必要です。髪の毛、葉っぱなどは細かくて数も多いし大変そうなのは何となく分かっていましたが、波や服(シワや折れ、陰影)などの表現の凄さにはビックリ!また、色合い・材質・風合いなどが(微妙に)異なった何枚もの紙を重ね合わせたりしての立体感なども感じられました。

ちょっと離れて遠くから全体を見るのも良し。グッと近づいて細部の緻密さに唸るのも良し(老眼が進んで近くが見えにくい私は、何度もメガネを外しては顔を作品にくっつけるようにして見ていました(汗))。

結局、2時間半くらいじっくり鑑賞したでしょうか。鑑賞料は当日券で1500円でしたが、高いとは全く感じず。12/20までなのであと1ケ月しかありませんが、必見!です。

ただ、歩くというよりも立ったままの鑑賞なので、終盤はさすがに左足ガクガクでした(涙)。