ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

宝塚オープンガーデンフェスタ 高碕記念館

2012-04-23 23:19:45 | 近代建築

引き続いて高碕記念館です。
こちらは定期的に庭園の公開をされていますね。

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建物はヴォーリズ設計で全体的におだやかな外観ですが、最も印象に残るのはこの玄関ポーチ部でしょうか。かなりインパクトがあります。

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正司邸からの眺めも見事でしたが、こちらは前面に広い芝生が広がっており、開放感では上と言えるかもしれません。

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内部は非公開ですが、ベランダから少し室内の写真を撮らせて頂きました。

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このベランダとパーゴラ(?)は当初からのものと違うのかもしれません。
ですが、明るく伸びやかな感じがロケーションと建物によくマッチしています。

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実はこちらで一番ビックリしたのが、数十年に一度だけ花を咲かせてその後に枯れてしまうという「竜舌蘭」です。最初に下の写真だけを見て、いったいどこにあるのだろうかとキョロキョロ探したのですが、案内の方のお話を聞き、再度解説文を読んで一回実性植物ということを知りました。葉の中心から突然太い茎が伸び始めて、1日に10~20cmの割合で急速に成長して7mにもなり、下の枝から順に花を咲かせたとのこと。そして、花が散ると枯れてしまうとは!何という生き方なのでしょう。自然界の神秘・不思議ともいえます。

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ライオン像もインパクトがありますね。

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帰りはこちらの階段を下りました。

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今回のオープンガーデンフェスタ、私が見学したのは時間の関係もあって近代建築がらみの2つだけでしたが、想像以上に素晴らしい内容で、存分に堪能させて頂きました。 


宝塚オープンガーデンフェスタ 正司邸、高碕記念館

2012-04-22 13:13:54 | アート・文化

昨日、「宝塚オープンガーデンフェスタ」で庭園が公開された雲雀丘の正司邸と高碕記念館に行ってきました。

阪急宝塚線・雲雀丘花屋敷駅から急坂を歩くこと10分くらいでしょうか。正司邸・高碕記念館ともに傾斜地を利用した風光明媚な素晴らしい場所に建っています。これまでにも雲雀丘花屋敷の住宅街は何度か歩いてどちらも外から写真を撮っていますが、敷地内に入るのは初めてです。

正司邸庭園の公開は、この時期は21・22日の2日間のみです。午後から用事があったため、10時過ぎにまずは正司邸に出かけました。

  正司邸(旧徳田邸)
  建築:1919(大正8)年ころ
  設計:古塚正治

正司邸の門扉がある正面側は午後から夕方の方が日が当たってより美しく輝きます。今回はお庭中心として、それらの写真は別途アップしたいと思います。

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洋館の横を通って進みます。

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比較的こじんまりとした、しかし、伸びやかな洋風庭園です。バラはまだ咲いていないようですね。お隣の竹村邸の屋根とドーマー窓も印象的です。

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こういうところでお茶すると気持ちいいでしょうね。

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この日は何と元宝塚市長の正司泰一郎氏自らが色々と案内してくださいました。
奥には和館もあり、更には和風の庭園も広がっている広大な敷地で、やはり庭の維持・メンテナンスがかなり大変だそうです。

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和館の方からのぞむ洋館です。

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和館も見事です。
外から少し拝見させて頂いた内部も、素晴らしい屏風や衝立などがあるようでした。縁側のガラス障子には反り・曲がりが殆ど無いそうで、ガラスも昔からのひずみのあるガラスがはまって趣があります。

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和館の前からの眺めも素晴らしく、遠くに大阪方面を臨むことができます。
かつては大阪城がハッキリと見えたそうですが、現在は高層ビルが林立して小さくしか見えないとのこと。

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手水鉢や灯籠なども風情があります。
正司氏によると、庭石も岡山から運んできたもの(靴脱石)があったり、他にも赤石や青石などが使われています。

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更に奥には傾斜地を生かしたお庭が広がっていました。
こちらは野趣あふれる感じでしょうか。

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洋館が凄いことは知っていましたが、いやはや、ロケーション最高&広大かつ素晴らしいお庭でした。正司様、ありがとうございました。 


港区元麻布の洋館・A邸

2012-04-16 22:57:27 | 近代建築

先日、東京に行く機会があり、港区の麻布界隈を少し探訪しました。
その中で最も驚いたのが元麻布の洋館・A邸です(1929年)。

今回の参考本は「東京建築さんぽマップ」(松田力 エクスナレッジ)です。A邸もこの本に出ており、外観が見えてきて「おー、これか」と思って近づくと・・・。

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側面も色々と見所がありそうです。

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正面2階の装飾などが何やら良さ気です。

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このあたりの装飾がユニークかつ凄いですね。下の装飾は鳥の翼をイメージしたものでしょうか。アップで見ると、非常に繊細にデザインされたものであることが分かります。下部に小さなタイルまで張られているとは。

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玄関まわりにもタイルが見えています。

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このタイルは美しく見事です。
ドアも木製で落ち着いたいい感じですね。

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更にはあっと驚く美しいステンドグラスが!
下の写真以外にもステンドグラスが見えており、いやはや凄いです。

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2012年 芦屋・さくらまつり

2012-04-09 23:20:55 | アート・文化

昨年は東日本大震災があって自粛したお花見。
今年は私自身としては2回目の芦屋・桜まつりに出かけました。楽しかった一昨年の記事はこちらです。

前日は気温低めでかなり寒かったのですが、日曜日は絶好の花見日和となりました。今回も早い時間から先発隊の女性陣が席を確保して下さいました。感謝!感謝!
桜は7~8分咲きだったでしょうか。でも、私は満開よりも多少蕾が混じったくらいが好みなのです。

芦屋川沿いの美しい桜を愛で、すぐ近くのルナ・ホールや仏教会館などの建物を眺めながらの素晴らしい花見となりました。

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総勢11名が腕によりをかけた手料理や名物料理(豚まん etc.)などを多数持ち寄りました。一応、あらかじめ調整はしましたが、重複なしが凄い。お酒もワイン、ラム酒、桃のリキュール、梅酒、ビール、日本酒などが次から次と出てきて豪華版です。

私は前日も飲み、睡眠不足続ということもあってこの日は飲む方は少し自重しました。最近、どうやって自宅に帰り着いたのか全く記憶がないような飲み方・酔い方をすることがあります(汗)。やはりお酒はほどほどがいいとよーく分かりました(笑)。

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2年前に初めてお目にかかったAさんご夫妻とも懐かしい再会。
今回は11名だったため、2テーブルに分かれざるを得ませんでしたが、途中で席をチェンジしたりして色んな人とワイワイ・ガヤガヤやりました。

一昨年は夕方から夜にかけて、今回は昼前から3時半くらいまででしたが、老若男女、愉快な仲間と建築や旅行、音楽、料理、そして昔話!・・・食べて飲んで楽しく語らっての時間は最高でした。来年も期待したいですね(笑)。

帰りはカトリック芦屋教会を眺めたりして、のーんびりと余韻を楽しみました。

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大阪市中央公会堂・特別室(旧貴賓室)のステンドグラス

2012-04-05 22:47:40 | アート・文化

大阪市中央公会堂・特別室(旧貴賓室)のステンドグラスです。

”きゃおきゃおさん”のブログで中央公会堂の美しい写真が多数アップされており(これらなど)、私はこれまでどんな写真をアップしてたかなあと思って検索したら、どうも2006年の10月に2回ほどアップしただけのようでした(汗; そのときの記事はこちらこちら)。

地元なのに、地元ゆえに?そんなものなのかもしれませんね。で、今回、昨年12月に撮った特別室(旧貴賓室)のステンドグラス写真だけをアップしてみました。
改めて見ると、やはり限りなく美しく素晴らしいステンドグラスです!

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