引き続いて高碕記念館です。
こちらは定期的に庭園の公開をされていますね。
建物はヴォーリズ設計で全体的におだやかな外観ですが、最も印象に残るのはこの玄関ポーチ部でしょうか。かなりインパクトがあります。
正司邸からの眺めも見事でしたが、こちらは前面に広い芝生が広がっており、開放感では上と言えるかもしれません。
内部は非公開ですが、ベランダから少し室内の写真を撮らせて頂きました。
このベランダとパーゴラ(?)は当初からのものと違うのかもしれません。
ですが、明るく伸びやかな感じがロケーションと建物によくマッチしています。
実はこちらで一番ビックリしたのが、数十年に一度だけ花を咲かせてその後に枯れてしまうという「竜舌蘭」です。最初に下の写真だけを見て、いったいどこにあるのだろうかとキョロキョロ探したのですが、案内の方のお話を聞き、再度解説文を読んで一回実性植物ということを知りました。葉の中心から突然太い茎が伸び始めて、1日に10~20cmの割合で急速に成長して7mにもなり、下の枝から順に花を咲かせたとのこと。そして、花が散ると枯れてしまうとは!何という生き方なのでしょう。自然界の神秘・不思議ともいえます。
ライオン像もインパクトがありますね。
帰りはこちらの階段を下りました。
今回のオープンガーデンフェスタ、私が見学したのは時間の関係もあって近代建築がらみの2つだけでしたが、想像以上に素晴らしい内容で、存分に堪能させて頂きました。