ひろの東本西走!?

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今年最後の建築探訪(三田市再訪)-1

2009-12-31 13:56:41 | まち歩き

温かく穏やかな晴天となった29日、今年最後の探訪にどこへ出かけようかなと思案し、最初は近江八幡を考えたのですが、夕方には走り納めをしたかったこともあってもうちょっと近い三田の街を歩くことにしました。三田市は昨年の12月に洋風建築めぐり講座で「九鬼邸」ほかを探訪しています。ただ、このときは曇りがちであったこと、三田はもうちょっと巡ってみると新たな発見がありそうな感じがしたこと、ぷにょさんから近くに素晴らしい医院建築があるとお聞きし、その後にブログ”まちかど逍遙”で写真を拝見したことなどから、いずれ再訪しようと考えていたものです。

JR三田駅から南下して駅前通りの商店街を抜けると、小島医院(閉院との張り紙が・・・)と辻井医院が並んでいます。下の写真では、右が小島医院で左が辻井医院です。

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辻井医院は樹木に遮られて外からでは細部がちょっと分かりにくいのですが、最も特徴的な玄関回り(木桟のデザインやタイルなどが見事)に加えて2階にはコーナー部に大開口があったり、三角形の出窓があったりとなかなか凝った造りです。また、横の和風の門扉も味わい深く、門にかけられた屋根の本瓦葺き(? スパニッシュ?)瓦は青緑色が美しいです。

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そして、ぷにょさんが”泰山タイルに違いない”と書かれていたタイルです。確かにとても美しく、自然にできた(?)紋様やぽってりとした質感が見事ですね。
 
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お隣の小島医院の玄関も似たようなデザインです。辻井医院よりややシンプルで、建物全体としてもおとなし目でした。 

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神戸電鉄・三田本町駅の方に向かうと、旧I医院があります。ここも素晴らしいですね。建物に対して斜めに設けられた玄関部がやはり最大の見せ場で、樹木と合わせた佇まいが絶妙。よく見ると2階の窓枠の上部もアールがついていたりとデザインされています。3つの医院建築で玄関回りのデザインに共通性はありますが、細部は異なっているのがとても興味深いです。良い意味での調和と競争?があったのでしょうか。

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その他、三田駅前通りにはレトロな建物が多数あり、とても面白かったです。
また、横手に入っても良さ気な建物が色々ありました。

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本当は-2もアップするつもりだったのですが、年内はちょっと時間切れとなりそうです。

今年一年、当ブログに遊びにきて頂いた方々、コメントやトラックバックを下さった方々、本当にありがとうございました。なんでもありのごった煮ブログですが、来年も書き続けていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
では、皆さま良い新年をお迎えください。   


2009年のランニング記録(練習&レース)

2009-12-30 17:13:16 | ランニング
2009年のランニング記録(練習&レース)です。
左膝半月板を痛め、手術を受けた2005年にも同様の記事を書いており、それと同じスタイルでまとめてみました。
チームの忘年会で、1年間でみた場合に私の月間の平均練習距離は50kmくらいかなあと話し、それはちょっと少ないでーと言われたのですが、何と1年間の合計練習距離は509kmで、1月あたりの平均は40km強でした。あらまー、予想以上に少ない(汗)。フルマラソンとハーフマラソンのレースで走った距離を加えてやっと50km/月をクリアです。
年2回走っているフルマラソンは直前2~3ケ月の半集中的な練習で(それでも10月の132kmが最高ですね)、サブフォー未達ではあるものの、そう悪くないタイムが出ました。しかし、年齢と共に体重増加&体力低下が進む中でこの練習量ではこれが精一杯かもです。
建築探訪に費やしている日数・時間をランニングの練習に回したらかなり走れるはずですが、それでは楽しくないし、なかなかできないんですよねえ。また、ブログを読んだり書いたりしている時間ももの凄いはずです。こちらは睡眠時間を削っている感じですね。
非常に少ない練習量でまあそこそこのタイムを出せて効率的な練習ができていると考えるか、もうちょっと時間をランニングに割いて再度サブフォーを目指すか・・・う~ん、難しいところです。根っからのランナーであれば、迷わずにランニング主体とするのでしょうが、他にやりたいことがあり過ぎますし(現在でも時間がなくてできていないことが多数あります)、色んなことを何とか時間のやりくりをしながらこなすのが私のスタイルとも思いますので、まあもうちょっと今のスタイルのままかな?色んなことをやるのは気持ちのリフレッシュにもなりますしね。ただ、3月には篠山にエントリーしてるので、これは走ります。うわっ、もう2ケ月しかない!11月の福知山以降走ったのは昨日の1回・10kmだけなのに。。。
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今日は我が家の年末恒例行事で風呂場掃除をしました。これは毎年、私の担当です。1時間くらいで終わるつもりが、やり出すと目地のカビやあちこちの水あかが気になってブラシでイスの裏までゴシゴシこすり、合間に子供達に遅~い年賀状を書かせたりもあって、結局、2時間近くかかりました。今年も排水口の金網までキレイに掃除しましたよ。さすがになかなか落ちない汚れもあって完璧とまではいきませんが、90点狙いの85点くらいの仕上がりかな?自己満足です(笑)。
ただ、強力カビハイターを使い過ぎたのか、天井の換気扇は回していたものの、終わったらなーんか頭が痛くなりました。ちと塩素系ガスを吸い過ぎたかもです。皆さん、換気にはご注意を。

2009年に観た映画

2009-12-29 23:55:00 | ベストもの

2009年に観た映画で印象に残った作品の一覧です。

映画館で観た本数の推移は下記の通りで、ここ数年は3~5本と低め
安定でしたが、今年は7本とやや多めでした。内4本が夫婦割引で
妻と観たものです。

 2001年:1本(「千と千尋の神隠し」)
 2002年:3本(「ピンポン」「スパイ・ゲーム」「タイム・マシン」)
 2003年:2本(「戦場のピアニスト」「マトリックス・リローデッド」)
 2004年:2本(「ロード・オブ・ザ・リング王の帰還」「ハウルの動く城」)
 2005年:3本(「ミリオンダラー・ベイビー」「オペラ座の怪人」
          「ALWAYS 三丁目の夕日」)
 2006年:5本(「博士の愛した数式」「ナルニア国物語 第一章」
          「ダ・ヴィンチ・コード」「ゲド戦記」「フラ・ガール」)
 2007年:4本(「ブラック・ブック」「武士の一分」「バッテリー」
          「ALWAYS 続・三丁目の夕日」)
 2008年:4本(「クライマーズ・ハイ」「北辰斜にさすところ」
          「容疑者Xの献身」「マイ・ブルーベリー・ナイツ」)
 2009年:7本(「スラムドッグ$ミリオネア」「レッドクリフ」
          「レッドクリフPart2」「グラン・トリノ」
          「劔岳 点の記」「ディア・ドクター」「沈まぬ太陽」)

****以下のリストでは、新作と旧作が混在しています。*印は邦画。

自己採点の目安----★:20点 ☆:10点
同じ映画でも別の日に採点したら、1ランク上がったり下がったり
することはあると思いますが、2ランクの変化は無いでしょう。
なお、★★★★★(満点)は数年に1回付ける位で、めったには
ありません。

皆さんのオススメ映画もぜひ教えて下さい。

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★★★★☆

  「スラムドッグ$ミリオネア」

    現代(15年くらい前?)のインドにまだこのような貧しい
    暮らしがあったとは!
    それにしてもなんという熱気&貧困層の子供達の逞しさ!
    日本ではまず作れないようなテイストの映画で
    めくるめくような映像、音楽も素晴らしい。
    明るく夢もあるラストもお見事。

★★★★

  「レッドクリフ PartⅠ」
  「レッドクリフ PartⅡ」
  「グラン・トリノ」
  「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(DVD)

 *「劔岳 点の記」
 *「ディア・ドクター」
 *「おくりびと」(DVD)
 *「沈まぬ太陽」

★★★☆

  「マイノリティ・レポート」(DVD)
  「バンク・ジョブ」(DVD)
  「チェンジリング」(DVD)

 *「ジェネラル・ルージュの凱旋」(DVD)


2009年に読んだ本

2009-12-27 22:17:46 | ベストもの

毎年恒例の今年読んだ本の(ほぼ)一覧です(新刊本と旧作が混在)。
(※昨年度の記事はこちら)

感想を書けていない本がいーっぱいなのですが、とりあえずリストのみを
示します。感想記事へのリンクもまあこれからボチボチと(汗)。

無印は小説で、*印はノンフィクションや実用書的なものです。
 ----純然たるビジネス本や建築関係写真集などは除外。

自己採点の目安----★:20点 ☆:10点 ☆’:5点
同じ本でも別の日に採点したら、1ランク上がったり下がったりすることは
あると思いますが、2ランクの変化は恐らく無いでしょう。同一ランク内でも
差がありますが、ここでは細かいことは無視しています。

以下、★★★☆(70点)以上の(一応の)オススメ作のみ挙げてみました。
私の場合、面白ければジャンルは何でもOKです。
基本的に少しでも面白い部分があれば、70点をつけるので、採点は
甘めでしょうし、★★★☆の作品は人によって評価はまちまちかと
思われます。
なお、ブログで感想を書いたときの採点と本リストでの採点が食い違って
いる場合がありますが、1年をふり返ってみてトータルの印象などが若干
変化したりもありますので、まあそのあたりは大目に見てくださいませ。

今年は遅ればせながら宮尾登美子作品に完全にハマり、更に百田尚樹・
はらだみずき両氏の作品も複数が上位に食い込んだのが特徴でしょうか。

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★★★★☆(◎印:ベスト9)

「序の舞」                          :宮尾登美子
「蔵」                             :宮尾登美子
「ボックス!」                        :百田尚樹
◎「サッカーボーイズ 再会のグラウンド」        :はらだみずき
「キネマの神様」                       :原田マハ

◎*「世界は分けてもわからない」            :福岡伸一
◎*「シリコンバレーから将棋を観る羽生善治と現代」 
                                 :梅田望夫
              

★★★★☆’

「松風の家」                         :宮尾登美子
「永遠の0(ゼロ)」                      :百田尚樹
 「警官の血」                         :佐々木譲
 「きのね」                           :宮尾登美子
 「サッカーボーイズ 14歳 蝉時雨のグラウンド」   :はらだみずき

 *「読書力」                          :齋藤孝

★★★★

 「天涯の花」                        :宮尾登美子
 「サッカーボーイズ 13歳 雨上がりのグラウンド」 :はらだみずき
 「猫を抱いて象と泳ぐ」                  :小川洋子
 「葉桜の季節に君を想うということ」           :歌野晶午
 「クローズドノート」                     :雫井脩介
 「ジェネラルルージュの凱旋」              :海堂尊
 「フロスト日和」                               :R・D・ウィングフィールド
 「セカンドウィンド1」                             :川西蘭
 「セカンドウィンド2」                    :川西蘭
 「少女七竈と七人の可愛そうな大人」          :桜庭一樹 
 「阪急電車」                         :有川浩

 *「iPS細胞」                        :八代嘉美
 *「住まいに居場所がありますか            :横山彰人
       家族をつくる間取り、壊す間取り」 
 *「景気ってなんだろう」                 :岩田規久男
 *「ルポ貧困大国アメリカ」                :堤未果
 *「ヨーロッパのアール・ヌーヴォー建築を巡る」   :堀本洋一
 *「教育力」                        :斎藤孝
 *「脳が冴える15の習慣                :築山節
          記憶・集中・思考力を高める」
 *「決断力」                        :羽生善治
 *「”自由”が子供をダメにする」            :田中善積
 *「中田英寿 誇り」                   :小松茂美
 *「孫正義 世界20億人 覇権の野望」       :大下英治
 *「ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊」 :立花隆、佐藤優

★★★☆

 「銀しゃり」                         :山本一力
 「道三堀のさくら」                     :山本一力
 「ラン」                            :森絵都
 「年下の男の子」                     :五十嵐貴久
 「退出ゲーム」                       :初野晴
 「七夕しぐれ」                       :熊谷達也
 「制服捜査」                        :佐々木譲
 「赤いカンナではじまる」                 :はらだみずき

 *「読書は1冊のノートにまとめなさい」        :奥野宣之
 *「ゴローのヒマラヤ回想録」              :岩坪五郎
 *「日本人はなぜ環境問題にだまされるのか」    :武田邦彦
 *「偽善エネルギー」                   :武田邦彦
 *「日本の近代遺産」                  :近代遺産選出委員会
 *「大阪の近代建築と企業文化」           :橋爪紳也 他
 *「読ませるブログ 心をつかむ文章術」       :樋口裕一
 *「思考・発想にパソコンを使うな           :増田剛己
          ”知”の手書きノートづくり」
 *「日本を教育した人々」                :斎藤孝
 *「日本の歴代ノーベル賞」               :高橋繁行
 *「クラウド・コンピューティング仕事術」        :西田宗千佳
 *「脳に悪い7つの習慣」                :林成之
 *「週末起業サヴァイバル」               :藤井孝一
 *「書いて稼ぐ技術」                   :永江朗