ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

ローマの休日 永遠の名作

2020-02-07 19:46:58 | 映画

先ほど、妻と二人で録画してあった(Wowow 放送分)「ローマの休日」を観ました❗️

やはり素晴らしかったです ‼️ 💕
私が生まれる4年前の作品(白黒)ですが、今観ても感動しました。永遠の名作・名作は死なず!です。
白黒だったのが良かったです。カラーだと美しかったとは思いますが、色彩に眩惑されて作品本来の素晴しさが薄まった気もしますね。
また、この作品にインスパイアされた作品やオマージュ的な映画・テレビドラマなどがあったとは思いますが、映画としてリメイクされなくて良かったー😃😃😉


「万引き家族」 秀作!絶対のおススメ!

2018-07-23 17:46:18 | 映画

昨日は朝から映画館で「万引き家族」を観てきました。カンヌ国際映画祭で最高賞獲得の是枝作品は期待通りの素晴らしさでした。
日本映画らしい静かな佇まいでしたが、家族を描く視線は温かくも厳しく、リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林の存在感と演技が圧巻。特に素晴らしかったのが安藤サクラでしょうか。女の子を抱きしめるシーン、終盤に心情を吐露し、涙を流しながらも強がる表情が素晴らしいというか凄かったです。あの男の子役の子はこれから絶対に人気が出るな....。

昭和レトロ的な住まいとそこでの暮らしぶり、食事や服装などにも大いに気を惹かれました。
秀作であり、文句なしのオススメ作品です。

当ブログでは2013年に観た映画」の中で是枝監督の前作「そして父になる」に★★★★(80点)をつけましたが、本作はそれを上回る★★★★☆(90点)~★★★★☆’(85点)くらいでしょうか。


必見!映画「ラ・ラ・ランド」

2017-02-26 18:10:16 | 映画

必見!映画「ラ・ラ・ランド」

今日は夫婦で朝イチからなんばで、話題の映画「ラ・ラ・ランド」を観てきました。
************** 映画公式サイトより **************

夢追い人の街L.A.(ロサンゼルス)、

売れないジャズピアニスト:セブと女優志望:ミアの恋の行方は─?
再び映画史を変える、予想だにしない大仕掛けが、観るもの全てを〈ラ・ラ・ランド〉へと誘う。 

STORY

夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセブ(セバスチャン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる……。

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ジャズをメインとする音楽と歌、ダンス(タップダンス・群舞 etc.)の素晴らしさに冒頭から目と耳がスクリーンに釘付け。主演の2人(ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン)は実にチャーミングで魅力的。出会いと別れ、成功と挫折、甘酸っぱさとほろ苦さ。ジャンルとしてはミュージカルに属するとは思いますが、ラブストーリー、サクセスストーリー、青春ドラマなどテーマは盛りだくさんで内容的には古典的とも言えます。しかし、躍動感と若々しさに満ち、明るく、勇気と元気を与えてくれる新しい感性で作られた素晴らしい映画でした。日本の映画とはやはりテイストがちょっと違うかなあ。過去の素晴らしいミュージカルや映画へのオマージュにもなっていたようです。

アカデミー賞の有力候補ですが、ぜひ主要部門で獲ってほしいです。

絶対のオススメですし、この映画はスクリーンの大画面で観るべきです。さあ映画館へ行きましょう!回復してきたとは言え杖片手の私は、映画館やコンサートホール客席などの手すりなし階段は大の苦手です。で・す・が、こんな作品を観ることができるのであればどこへでも馳せ参じます!


映画「君の名は」

2016-09-23 19:11:18 | 映画

映画「君の名は」
★★★★☆:90点

※写真は映画の公式ホームページより

今日は元々有休を取る予定にしていて、今大ヒットしている話題の映画「君の名は」を朝一番で観てきました。ランニング仲間のSちゃんから聞いていた通り、良かったです!

雰囲気的にジブリ作品と似通ったところもありますが、信州・飛騨の山や村の自然豊かでのどか&伸びやかな景色、それとは対照的な大都会の景色も美しく、何気ない日常風景の描写も含めて緻密でしかし斬新な映像が素晴らしかったです。村の所々に建っている洋風建築の造形に多少違和感を感じるものもありましたが(笑)、それはそれで興味深かったです。胸キュンで切なくなるラブストーリーとしても申し分なし♪

同じような彗星接近という題材を取り上げた映画でも、アメリカでは「ディープ・インパクト」のようなパニックものになるのに対して(※こちらはこちらでヒューマンドラマ部分もきちんとした素晴らしい映画でしたが)、日本らしさのある&若い感性と瑞々しさに満ち溢れた作品が誕生しましたね。「ディープ・インパクト」との比較には解釈の飛躍があるかもですけれど。また、本作の背景には3・11の東日本大震災のこともあるみたいですが、ここでは触れません。ただ、生きるとか結び(きずな)の大事さについて考えさせられました。

とりあえずの感想はいったんこれくらいにしますが、わたくし的には大絶賛&超オススメです。皆さん、この映画は是非観てください!

以下はwikipediaに書かれていたストーリーです。 自分の記憶のために掲げましたが、ネタバレでもあるのでご注意ください。

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東京の四ツ谷に暮らす男子高校生の立花瀧は、ある朝、目を覚ますと飛騨の山奥にある糸守町の女子高生宮水三葉になっていた。そして、三葉は瀧の身体に。2人とも「奇妙な夢」だと思いながら、知らない誰かの一日を過ごす。
翌朝、無事に元の身体に戻った2人は入れ替わったことをほとんど忘れていたが、周囲の人達の反応や、その後もたびたび「入れ替わり」が起きたことによって、ただの夢ではなく実在の誰かと入れ替わっていることに気づく。2人はスマートフォンのメモを通してやりとりをし、入れ替わっている間のルールを決め、元の身体に戻ったあと困らないよう日記を残すことにした。

性別も暮らす環境もまったく異なる瀧と三葉の入れ替わりには困難も多々あったものの、お互い束の間の入れ替わりを楽しみながら次第に打ち解けていったが、その入れ替わりは突然途絶えてしまう。瀧は風景のスケッチだけを頼りに飛騨に向かい、瀧の様子を不審に思い心配していた友人・藤井司とバイト先の先輩・奥寺ミキもそれに同行する。しかし、たどり着いた糸守町は、3年前に隕石(彗星の破片)の衝突により消滅しており、三葉やその家族、友人も含む住民500人以上が死亡していたことが判明する。

瀧は以前三葉と入れ替わった際に参拝した、山上にある宮水神社の御神体へと向かい、もう一度入れ替わりが起きることを願いながら、3年前に奉納された三葉の口噛み酒を飲み下す。

再び(隕石落下前の)三葉の身体に入った瀧は、三葉の友人である勅使河原克彦、名取早耶香の2人とともに、住民を避難させるために変電所を爆破し町一帯を停電させ、町内放送を電波ジャックして避難を呼びかけるという作戦を画策する。しかし、その計画の要である三葉の父(糸守町長)の説得に失敗、父親には三葉の姿をしている別人だと見破られてしまう。

瀧の身体に入った状態の三葉に会うため、瀧(身体は三葉)は御神体がある山を登る。生きている世界には3年の時間差がある2人だったが、なぜか互いの声だけは聞こえており名前を呼び互いの姿を探す。お互い近くにいるのは分かっていても、見ることも触れることもできない2人だったが、黄昏時が訪れると入れ替わりが元に戻ると同時に互いの姿が見え、初めて2人は直接会話することができた。

三葉は瀧から住民を助ける計画を引き継ぎ、下山する。計画通りに町を停電させ、避難指示の放送を流すが、その電波ジャックもしばらくしたのち町の職員に見つかり訂正の放送を流され、避難は進まない。三葉は改めて(三葉に入れ替わった瀧ではなく三葉本人から)父(町長)を説得するため町役場に向かう。

瀧が「入れ替わり」という不思議な出来事に遭ってから5年後、そして「奇跡的に住民が避難訓練をしており死者が出なかった」糸守への隕石衝突から8年後へと舞台は移る。瀧も三葉も東京で暮らしており、入れ替わりのこともその相手の名前も忘れていたが、漠然と「誰かを探している」思いだけが残っており、ときおり町中でその相手の気配を感じることがあった。

さらに月日が流れたある日、並走する電車の車窓でお互いを見つけた2人は、それぞれ次の駅で降り、お互いの下車駅に向かって走り出す。ようやく住宅地の階段で互いを見つけた三葉と瀧は、それぞれ歩み寄っていく。すれ違ったところで瀧が話しかけ、2人とも互いに探していた相手だと分かり涙を流し、そして2人は同時に名前を尋ねた。


シネ・ヌーヴォ 恋するミナミ、楽隊のうさぎ

2013-12-30 23:53:49 | 映画

この年末に2回、近所のミニシアター「シネ・ヌーヴォ」で「恋するミナミ」と「楽隊のうさぎ」を鑑賞しました。

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◎「恋するミナミ」

香港のファッション雑誌の美人編集者・シェリーンは会社の新しい方針に従い、嫌々ながら年末に大阪へ出張し、繁華街のミナミを取材。カメラマンが急遽同行できなくなり、彼女は現地通訳・ナオミの弟であるタツヤを雇うことに。だがミナミは、一年でもっとも忙しい時期。シェリーンは、アマチュア同然のタツヤと一緒にドタバタと取材を敢行。やがてふたりには恋愛感情が芽生えはじめるが、ある誤解でその恋の行き先は思いがけない方向へ転換されていく。

一方、 キャビンアテンダント をしながら、ソウルでセレクトショップを経営する女性・ソルア。洋服などを仕入れるため大阪を往復する彼女には、在日韓国人の恋人・シンスケがいる。家庭を持ち、コリアンタウンで韓流グッズ店を経営しているシンスケとは数年前、彼がソウルへ語学留学に来た際知り合った。シンスケが日本に帰ってからも、ふたりの恋は続いているが、これ以上、微妙な関係に耐えられないソルアはある決意をする。

それぞれの苦しい恋は果たしてどんな結末を迎えるのだろうか

◎「楽隊のうさぎ」

「授業が終わったら、早く家に帰りたい」と考えている引っ込み思案の中学1年生・奥田克久。ある日、不思議なうさぎに誘われ、学校で練習時間が一番長い吹奏楽部に入部することに。迷い悩みながらも、音楽の面白さに夢中になっていく。そして、ついに定期演奏会の日がやってくるー。

中学生という多感な時期の伸び盛りの輝きを描き出し、新潮文庫の100冊に選ばれ、2010年センター試験に取り上げられるなど、幅広い世代に愛されている小説『楽隊のうさぎ』。小説のもつ生き生きとした登場人物たちの魅力をそのままに、音楽と向き合う中学生たちの姿を瑞々しく映しだす、愛おしい映画が誕生しました。

原作を読んだ時の感想はこちら

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ラブロマンスと青春ものの小品ながら、どちらもなかなか良い映画でした。まあ、色々アラというか突っ込みどころはあるのですが(「恋するミナミ」:大阪ミナミがえらくおしゃれで素敵な街に見えすぎ? 「楽隊のうさぎ」:各エピソードのつながりや描き方がやや中途半端か)、愛すべき小品と言えるでしょう。どちらも女優さんや女子生徒が魅力的でした。

「シネ・ヌーヴォ」は大阪市西区九条にあるミニシアターで、これまでに「海炭市叙景」などを観たことがあります。館内の内装は劇団・維新派が行ったそうです。外のオブジェもとても印象的で、これらも維新派によるものなのでしょうか。

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「シネ・ヌーヴォ」はプログラム的にかなり映画好きの人でないと来る機会がありませんかねえ。師走に地元の小さな映画館で静かにゆったりと観る映画は格別でした。