天理大学創設者記念館(若江の家)の続きです。
2階の和室にもステンドグラスがありました。デザインは鳥です(鳩でしょうね)。1階にあった花がモチーフのステンドグラスは左右がほぼ対称の幾何学的なデザインであったのに対し、こちらは伸びやかな曲線で構成されています。使用されているガラスも色や表面状態(紋様)が様々で、一部に少し傷みもあったことからこちらの方が古いような気がしました。和室にステンドグラスも味わいがありますね。和室は豪華なしつらえといった感じではなかったものの、障子の骨組み(?)などのデザインが繊細で見事でした。
2階から屋根裏部屋に上がる階段部は面白い構造になっていました。真ん中の階段が浮かんでいるような感じになっています。
再び暖炉です。こちらは上部が木製で、その1の暖炉とは材質・色合い・デザインが異なっていますが、やはり素晴らしいです。
その他、家具なども全てが素晴らしく、それが華美過ぎないのも良かったです。これまで若江の家については聞いたことがなく、開館も水曜日と毎月25・26日だけのようなので、一般の人が見学するのはなかなか難しそうですが、これほどの凄い建物があまり紹介されていなかったのは不思議な気もしました。天理大学で見学した3つの建物のうち、まだ1つ目です(汗)。