ひろの東本西走!?

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PC復活!?

2010-04-27 23:12:48 | ブログ

信州に修理旅行に出していたPCが帰ってきました。
予想通りグラフィックボード(ビデオボード)関係のトラブルが原因だったようで、ビデオボードが交換されて(在庫の関係で上位互換品になって)戻ってきました。

先週の木曜日の夜、2日半の関東方面への出張から帰ってきて家族からPCトラブルと聞き(なーんか荒っぽい使い方をしたんちゃうかうなあとは思いましたが・・・)、2時間ほど色々試すもお手上げ状態に。翌日の金曜日に会社のPCからメーカーの電話サポートを予約。土曜日の朝にテクニカルセンターから電話がかかってきて状況を説明し、電話の指示に従って色々試行するも改善されず、引き取り修理が決定。日曜日の朝に引き取りに来てもらってPC本体は信州旅行へ旅立ち。以降、会社のPCなどで状況を追跡すると、月曜日に現地着。その日のうちに色々作業をして貰ったようで、修理完了((ビデオボード交換)。その日に現地から発送し、本日(火曜日)大阪着となりました。

テクニカルセンターの方は修理の一日を含めて大体4日頂きたいと言われていましたが、結局、電話サポートから返送まで3日強でした。これは早いですね。信州に旅行していたと書くと、ははーんと思われる方もおられると思いますが、メーカーはエプソンダイレクトです。これまでにも何回かサポートをあおいだり引き取り修理を依頼しました。殆どがグラフィックボードがらみのトラブルで、それに関しては若干の不満があるものの、ユーザーサポートの早さは素晴らしいですね。エプソンさん、ナイス!です。とは言え、3日強PC(特にネット)が使えないのは超不便でしたし、なーんか手持ちぶさたにもなりました。現在の生活がかなりPCに依存していることを再確認した数日でもありました。

PCが帰ってきたものの、Cドライブの空き容量がかなり少なくなっており、それに起因する速度の低下などもあるので、早急にこれを改善しなくては!


関西大学千里山キャンパスの村野藤吾

2010-04-19 23:21:59 | 近代建築

カトリック宝塚教会の記事で、今更ながらではあるのですが、村野藤吾の才能に驚嘆したことを書きました(外観編内部編)。そして先日、午後から時間が取れたこともあって関西大学千里山キャンパスに村野藤吾建築を見に出かけました。

同じ関西大学関係では3月の「関西洋風建築めぐり講座」で天六キャンパスを見学し(ここも素晴らしかったのですが、ブログには未アップのままです)、この時に千里山キャンパスに残る村野藤吾建築のことも少し紹介頂きました。

阪急の関大前で下車して徒歩数分、新入生も多いのでしょうか、登下校の若い男女で大にぎわいの中、広大な敷地の千里山キャンパスに到着しました。このキャンパス内に足を踏み入れるのは初めてです。村野藤吾は約30年間に40棟ほどの建物の設計に携わったとのことで、減りつつあるとはいえまだ複数の建物が現存しています。

まずは円神館(現・ITセンター S39)です。最初、円神館が目に入ったときは、円形の列柱に支えられた神殿風で名古屋で見た「旧稲葉地配水塔」と似ているなあとは思ったものの、今いちピンと来ず。しかし、後でもう一度じっくりと眺めてなかなか素晴らしいことが分かりました。これについては続きで書く予定です。

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そして、KUシンフォニーホール(旧・特別講堂 S37年) 、東体育館(S38)を眺めた後、今回一番期待していた「簡文館」(S30)へ。

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簡文館は元々、S3年竣工の旧・千里山図書館をS30年に増築したものです。最後の2枚の写真にS3年竣工部分が写っていますが、そちらは古い学校建築に見られるようなクラシカルなデザインです。一方、村野藤吾設計部分は円形であることが最大の特徴であるものの、頂部や窓まわりのデザイン、タイルの使い方やデザイン・色合いなどが実に印象的です。また、RC構造をデザイン的に見せているのも見事です。この日は良い天気で、青空をバックに美しい姿を見せてくれていました。今見ても古さは全くと言ってよいほど感じず、逆にすごく斬新なデザインに思えます。この建物が50年以上も前のものとは!

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現在、建物の足元はかなり壁で囲まれていますが、元は吹き放ちのピロティになっていたそうで、もっと浮遊感があったそうです。その頃の姿を見たかったですね。現在ここは博物館になっており、この日も見学可能でした。内部(これも味わいがありました)および他の建物については続きの記事で書きたいと思います。それにしても凄いなあ。。。素晴らしいなあ。。。

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カトリック宝塚教会(内部編)

2010-04-12 22:39:28 | 近代建築

カトリック宝塚教会の内部です。これらの写真は昨年6月に撮ったものです。

うねるような天井面とそこに映る光が美しく、素晴らしいです。
他にも芸術性にあふれた素晴らしいデザインや設計面での工夫などが多数あるのですが、私はとにかく天井面のうねりに圧倒されてしまいました。

外観・内部共に、この建物に余計な説明は不要ですね。感じる建築だと思います。

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カトリック宝塚教会(外観編)

2010-04-12 00:20:20 | 近代建築

村野藤吾設計(1965年)のカトリック宝塚教会です。阪急今津線・宝塚南口駅から徒歩数分の線路脇の敷地にあります。以前、洋風建築めぐり講座で見学させて頂いたときは修復工事中で外観がよく分からなかったのですが、現在はその優美にして大胆な造形を目の当たりにすることができます。

地元ではそのユニークな形から「白くじら」「なめくじ教会」などの愛称で親しまれているそうです。屋根部分は亀の甲羅のようにも思えますし、地面からむくむくっと立ち上がってきたというか、生まれ出てきたような感じも面白いです。

私はまだ村野藤吾の本当の凄さとか素晴らしさを理解しきれていないのですが、ここの造形には度肝を抜かれました。うねるような曲面・曲線、あるいは三角錐の塔からは、生命力・有機体・意志・導きなどを感じます。見る方向によって表情がこれだけ異なる建物も珍しいですね。もうちょっと敷地の周囲にスペースがあり、電柱や電線などがなければ、更に素晴らしさが際だつと思います。

それにしても、凄いなあ。。。まさに建築家の仕事といった感じがします。

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