ひろの東本西走!?

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通勤スタイル&道路、傘、リュックなど

2016-03-26 20:51:44 | 健康・病気

毎日の通勤時、会社最寄駅-会社間の歩道を歩くときは、かなりの神経を使う(注意力・集中力が必要)、「大げさに書くと1歩1歩が転倒の恐怖との戦い」ということをブログでも何度か書きましたが(こちらなど)、通勤スタイルや怖さの要因などをイラストで簡単にまとめてみました。他にも色々あるのですが、大体の感じは分かりますかねえ(笑)。

自宅外では杖が必要で(左足麻痺、平衡感覚異常など→バランス障害のため)カバンは持ちにくく/使いにくく、通勤時にはリュックを背負っています。これが結構重い。また、毎朝コンビニで買い物をしてその袋も持つため、雨の日などは図のようになってなかなか大変です(汗)。これに風や雪、暗さなど加わると、転倒リスクがグッと増すのです。

ですが、復職して1年が経ち、四季や様々な時間帯・気象条件等の中、同じ道を200日以上歩いて多くのことを経験・体感し、随分慣れたというか、各種の変化/ミニアクシデント?にも何とか対応できるようになりました\(^O^)/


2回目の東京日帰り出張

2016-03-23 21:43:20 | 健康・病気

昨日は午後一番から東京でセミナーがあって、大阪から新幹線利用の日帰り出張でした。

脳出血からの復職後、大阪-東京日帰り出張は1年3ケ月ぶりだった先月に続いて2回目ですが、今回はセミナー会場が浜離宮朝日ホールでこれまで行ったことがありませんでした。電車も京浜急行(全く初めての利用)、地下鉄都営浅草線&大江戸線(過去に2、3回乗車したことがあるかどうか)で乗り換えも含めて色々勝手が分からないことも多く、かなりドキドキしながら行ってきました(汗)。できる限りエレベータやエスカレータを利用しましたが、やむを得ず杖片手に階段も何度かは昇降。毎日の通勤でも階段は多少使っていますが、踏み面・蹴上げ寸法のちょっとした違いや手すり仕様の微妙な違いに身体(や脳?)が敏感に反応し(これはこれで凄いというか・・・・)、かなり慎重な動きになりましたね(^o^;)。ですが、中ドキドキくらいで何とかトラブル無しで帰ってくることができました。

新大阪や品川駅、新幹線の車中で杖を使っておられる人は一人二人見かけましたが、約300人参加のセミナー会場にはおられなかったかなあ。私もまずは自分の足下の安全確認/安全確保が最優先で、常に回りをキョロキョロと見渡す余裕があった訳ではありませんけれど。

しかし、普段と違うところに行くことは大変なものの、実戦的なリハビリというかトレーニングになります。健康なときでも日帰りでの遠距離出張は疲れましたが、復職したとは言え、脳出血を煩った者にとっては、ましてや初めての場所&杖をついてははかなりハードでしたね。

発症・入院前であれば、前日(祝日)から東京に行って趣味の建築探訪をした後にレトロ旅館/ホテルで一泊したり、日帰りでも始発の新幹線に乗って午前中1、2時間だけでもダーっと建築探訪したはずですが、さすがに杖片手ですし、まだまだ疲れは禁物なので涙をのんでそれは自重しました(汗)。 

ですが、体力的・気力的にもかなり以前のスタイルに戻ってきつつあります。いやいや、要注意&油断大敵です(笑)。


長居公園に春到来

2016-03-21 11:06:25 | 健康・病気

昨日は所属ランニングクラブ「ロードアスリート」の月例会+年一回の総会がホームグラウンドの長居公園(総会は公園内のユースホステル会議室にて)でありました。私はまだランニングに復活できていませんが(汗)、会計担当ということもあって参加し、会計報告などを無事に(?)済ませました。総会参加者は22名でした。

↓ この写真はちょうど一年前(2015年3月15日)、総会の前に久々に顔を合わせた
 チームの仲間と撮ったものです。このときは3ケ月半の入院生活を終えてリハビリ
 病院を退院してからまだ約10日しか経っていなかったため、自宅から集合場所
 までは念のため妻の付き添いありでした(笑)。

昨日もメンバーが公園内周回コース(1周約2.8km)を走っている中を、仲間のTさんと色々話をしながら&フォローしてもらいながら逆回りでメンバーに声をかけつつ1周を歩きました。Tさん、いつも一緒に歩いてくれてありがとね。私は杖をついていますし、急ぐ必要もないので1周約45分のゆっくりペースでした。長居公園にも春到来で、早咲きの桜やアーモンド(桜と同じバラ科・サクラ属)などが咲いており、時折それらの写真をスマホで撮りながら早春の長居公園を楽しみました。大阪-京都間の通勤で毎日約2時間は歩いたりしていますが、やはり通勤で歩くのと長居公園で歩くのは気分が全然違い、長居でのウォーキングは爽快ですね。

以下は昨日撮ったものです。

昨年は総会には参加したものの、会議後の打ち上げには参加せずにまた妻と待ち合わせて帰りました。で、今年は有志によるJR長居駅近くの居酒屋「満まる」での打ち上げにも参加し、ビールや刺身、寿司、焼きそばなどを美味しく頂き、仲間とワイワイ・ガヤガヤ楽しいひと時を過ごすことができました。猛者は更にカラオケや2軒目の居酒屋に流れましたが、私はさすがにそこは自重で、これはまた1年後の目標かな?

久々に会った仲間からは「まだ杖を使わんとあかんの?」等の質問がありました。杖をついていて時速3kmくらいでしか歩くことはできないですが、平坦(凸凹や段差が少ない)&水平(特に左右の足底の高さがあまり違わない)なところであれば一見すると割とスタスタ歩いているように見えるので、「もうそろそろ杖なしでいけるのでは?」「もうちょっとしたら、また走れるようになるんと違うの?」と思われるでしょうね。自分でも病院の中では杖なしで(本人の気持ち的には)スタスタ歩いていたので、退院時にも意外と早くスロージョグ等に復帰できるかなあと思っていました。しかし、杖なしスタスタ歩行はリハビリ病院という超安全・安心環境だからできていたことで、通勤ルートなどの自宅外の実際的&時にはハードな環境では自分の想像以上の困難さがありました。

また、怪我等による故障と病気による後遺症では、やはりちょっと内容が違うものと思われます。私は脳出血で脳にダメージ(出血の噴出?そのものによる直接的なダメージ、血腫による脳神経細胞の圧迫など)を受けて感覚や運動機能を司る部分が損傷しました。私の場合、例えば痺れや筋肉の萎縮、関節の動き不全などだけでなく、平衡感覚麻痺やバランス障害(平衡機能障害:立位の維持困難や歩行困難など)が大きい模様です。専門家でないし、なかなかうまく説明できないのですけれど。

歩くこと自体が、まず重心を動かして/ずらして、つまり安定状態から不安定状態を作り出して始まるものなので、私にとって「歩行」は想像以上に難度が高く、更に足を早く深く曲げたりしなければならない「ランニング」は一段とハードルが高いとも言えますね。

もちろん、脳出血でお世話になった急性期の富永病院、回復期の森之宮病院での超熱心なリハビリでかなりのことが再びできるようになったことは間違いありませんし、今でも日々少しずつ少~しずつ動きなどが改善していることも実感しています。それでも、自宅外で杖を使わなくて良い日が来るのか、スロージョグであっても再開できるのかは時間が経たないと/やってみないと分かりませんね。ま、気長に頑張ります!

 

 


関西洋風建築めぐり講座(茂庵、あかがね御殿、旧亀岡末吉邸、進々堂など)-3

2016-03-19 18:21:21 | 近代建築

旧亀岡末吉邸(現・世界救世教黎明教会)

~川島先生のレジメより~

外観上の特徴は柿板葺の緩い勾配の入母屋屋根の玄関に花菱紋の鬼瓦が載り、その下に花菱が刻まれ猪の目形に抜かれた華麗な懸魚が付き、破風廻り全体が一体化された意匠となる点にある。内部には格子に花菱を組み合わせた欄間が嵌められていた。

その他、この日見た住宅などを少し。

藤井厚二設計の住宅。
シンプルそうに見えて窓まわりなどに味わいがあり、時間があれば外観だけでももうちょっとじっくり見たいです。

熊倉工務店設計という住宅(U邸)。煙突などはヴォーリズの住宅と似たようなテイストですが、意匠は比較的あっさり目でしょうか。側面(南面)が素晴らしいです。

なかなか美しいです。


関西洋風建築めぐり講座(茂庵、あかがね御殿、旧亀岡末吉邸、進々堂など)-2

2016-03-15 22:05:13 | 近代建築

「茂庵」から「赤銅(あかがね)御殿」へ至る道は実に風情があります。

~川島先生のレジメより~

京都赤銅(あかがね)御殿の一群

吉田山東側の傾斜地にある一群の住宅で、8区画に分かれ、28軒からなる。大正末期から昭和初期にかけて建設された。2階建ての木造の和風住宅で、屋根は銅板葺きゆえに赤銅御殿と呼称される。設計は前田巧、施主は数寄者谷川茂次郎であって、京大教官を対象とした賃貸住宅であった。

 

「赤銅(あかがね)御殿」(住宅群)では、その中にあるI邸で特別に内部も拝見させて頂きました(写真公開は不可)。吉野建てと言われる2階が玄関である構造で、床の間のついた座敷も2階にあります。急な階段を下りた下階(1階)は台所や茶の間など。なおI邸はこの後に大改修が予定されており、我々は今回ビフォー(before)の姿を見たことになります。