ひろの東本西走!?

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大阪マラソン2013を振り返る

2013-10-30 21:51:15 | ランニング

楽しくて、しかしきつかった大阪マラソン2013。
もう少し細かく振り返ってみました。

まずはタイムに関して、2012年の京都マラソンおよび今回の目標と結果の比較です。基本的には京都マラソンくらいのタイムは出したいと考えていましたが、約3万人が走って序盤は混雑が予想されることから、やや控え目・抑え目のタイム設定とし、4時間半くらいをひとつの目途としました。これは自己ベストより1時間以上遅いタイムです。

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で、結果的には5キロごとのタイムが最初から目標よりも1~2分遅いペースだったにも関わらず、序盤から何となく体と脚が重く、楽に走っている感じやちょっとペースを上げていこうかといった気持ちになりませんでした。ただ、レース中は周りの景色やすごい数の応援風景を眺めたり、子供たちとハイタッチしたりして地元大阪のマラソンを存分に楽しんでいました。その意味では気分は良かったですね。

結局、レースとしては25キロまでは目標よりも遅いなりに何とか踏ん張っていたものの、やはり危惧していたように30キロ以上の長距離を走りきる脚ができていなかったですね。以降のタイムは、終盤の疲れを考慮した目標値をはるかにオーバーする急降下となりました(汗)。32キロ過ぎの給水・給食地点からはかなり歩きが混じりだし、後は推して知るべしです(笑)。タイムグチャグチャで、最後の方はゴールタイム予測すらできなくなりました。そして、残り3キロくらいで5時間15分目標のペースメーカーに並ばれます。スタートラインまでの所要時間から逆算して、この集団にくらいついていけば5時間切りは可能と分かりましたが、いかんせん最早その脚力が残っていません。次第に離されて気持ちもプッツンでした(涙)。まあ、最後はハイタッチを再開したりして、にこやかにゴールしましたけれど。

タイムを離れて、もう少し別の観点から振り返ると・・・

天気はおおむね晴れで、時おり多少雲がかかるくらいでした。
日射しがあると暑く、ビルや高架の陰が涼しくて気持ち良し。給水はすべてとりましたが、かなりの暑さを感じた中盤は、飲むのはスポーツドリンクで、その後に水を腕・足、首筋や頭の上にかけたりもしました。終盤は海の方に近づくに連れて風も出てきてやや肌寒くなりましたが、まあマラソン日和だったと思います。

今回は家族(妻&義姉)とロードアスリート(RA)の仲間が各々3~4か所で応援してくれ、これが大きな力になりました。他にも思わぬところで声をかけられたりも嬉しかったです。


  妻たち:淀屋橋(8キロ)、大阪ドーム前(20キロ)、岸里(約29キロ)、
       北加賀屋(31キロ)

  RA  :大阪ドーム前、玉出(30キロ)、住ノ江(34キロ) 他

ロードアスリートは幟(のぼり)がよく目立ち、遠くの方からこちらが見つけて応援団の方に走っていくと驚かれ&喜ばれました(写真は昨年のもの)。メンバーによると、走りの重さは別として私が一番楽しんで走っていたとのことでした(笑)。写真撮影地点では必ずポーズをとったり、疲れがどっと出てきたときを除いてハイタッチしまくりでしたからね。楽しんだことには自信があります。

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妻たちとは4か所中3か所で私の方からも無事に確認することができました。
29キロ地点で撮ってもらった写真では顔はにこやかですが、脚はすでに限界でしたね(笑)。

◎反省点

 ・ロング走が少なかったこと(練習でも20キロを超えたのは2回のみ
  -10月上
旬・中旬の22キロと29キロ)

 ・ハーフなどのレースを一度も走らず

  以前は福知山マラソンの約3週間前に吉野川ハーフを走るのが常でした。
 
・スピード練習不足
  私にしては距離はそこそここなしたものの、しっかりした脚力に
  なっていなかった模様

 
 
 
 

 ・10月になって慌ててロング走をこなした(4日間で約80キロ)が、
  これはやはり付け焼き刃の練習でしかなかく、逆にその疲労が
  抜けきっていなかったか

他に下記のようなこともありますが、目標より30分遅れの原因の内、
これらは
10分ぶんくらいでしょうね。基本的には走り込み不足です。

 ・レース直前1週間、風邪気味で体調が今イチ&練習ゼロだったこと

 ・レース前日、大阪市内を色々歩き回って脚に疲労感があったこと

 ・レース前夜の睡眠不足(5時間弱くらいか)

で、次のレースは未定ですが、それに向けての課題・目標を書くと、

 ・体重をもう少し減らす(無理かなあ・・・)

 ・月間80~100キロは走る。4ケ月トータルで350キロ程度

 ・距離は短くてもスピード走を混ぜて脚力アップ

 ・20キロ走4~5回、30キロ超のロング走を1~2回こなす

 ・できればハーフのレースを走る

などなど。

う~ん、どこまでできるでしょう(笑)。


大阪マラソン2013 楽しかった~! 疲れた~!

2013-10-28 22:35:55 | ランニング

昨日、初の大阪マラソンを走ってきました。

結果は、無事完走も、タイムはガ~~~ンのワースト記録更新でした(約5時間01分)。 膝を痛めて終盤7kmを歩いた2005年の篠山(従来のワースト記録)より16分も遅いとは想定外(笑)。

Photo_2めっちゃ疲れましたが、応援もいっぱい貰いましたし、ハイタッチしまくって大阪マラソンを存分に楽しみました。レースとしては惨敗ですが、悔いなし。
ロング走の練習が全然できておらず距離に対する不安感が強かったため、10月上旬から中旬に4日間で約80kmを走りましたが、付け焼刃の練習ではフルをきちんと走り切る脚力がついていなかったということです。

次の記事ではもう少し細かいデータなどをアップ予定です。


*写真は妻のお姉さんが撮ってくれたものです。
岸里(29km地点)----ここ以降、大失速で苦しむ(笑)。


赤川鉄橋 渡り納め、見納めか

2013-10-23 14:36:40 | インポート

今月限りで人道橋部分が閉鎖されるという「赤川鉄橋」(城東貨物線淀川橋梁)です。

◎参考ブログ

   ぷにょさんの”まちかど逍遥”

これまでにも何度かマラニックや建築探訪、自転車での散策の際に渡っています(ロング走のランニングでは、よく鉄橋の下を走っていました)。なかなか現地に足を運ぶ時間がとれないため、これで渡り納め、見納めになるかもしれません。実際には阪急・淡路駅側からアクセスしましたが、以下の写真は反対側から渡ったような感じで並べています。

土手の下の橋が見えてくるあたりで踏切が鳴る音が聞こえてきました。いわゆる”鉄”ではない私。列車通過時刻などを調べたりしていなかったので、タイミング的に鉄橋を通過する列車の写真を撮ることはできませんでした。このときはJRのコンテナを積んだ貨物列車でしたが、まあ、この目で見ることはできたので良しとしましょう。 

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時々まばらになることはありましたが、この日も多くの人が渡りに&写真を撮りに来られていました。

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淡路側からの眺めです。
結局、この日は1往復しました。

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次に列車が通過するのは早くても1時間後のようでした。そのことを分かっていてか、熱心な鉄道ファンらしき人の姿もいったん消えたようでしたので、そちらはあきらめました。

赤川鉄橋。見てよし、渡ってよし、撮ってよしの素晴らしい橋ですね(でしたね)。


国際興業大阪 タクシー配車センター、相互タクシー 北新地乗り場

2013-10-16 21:13:06 | 近代建築

先日、今月限りで人道橋部分が閉鎖されるという「赤川鉄橋」を久しぶりに見に行こうと、阪急・淡路駅から淀川方面を目指しました。駅の東側は既に再開発工事が少しずつ進んでいるようで、かつての商店街とおぼしき場所が更地になったりしていました。元々この辺りに詳しいわけではないものの、ちょっとビックリです。 

道がよく分からず、とりあえずジグザグと南東方面に向かう途中に出くわしたのが、「国際興業大阪」です。ここはタクシー配車センターのようで、道路に面した小さな建物が秀逸でした。


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ここで配車業務をされているのか単なる守衛所的なものなのか不明ですが、車の出入りを見やすくするためでしょうか、前面窓部とそれに合わせた屋根(庇)や腰壁の曲線デザインが実に優美ですしカッコイイです。側面窓の面格子もきちんとデザインされているようです。<o:p></o:p>
 

また、この日は快晴で、青空をバックに上部の白とサッシ枠等の青の色合いがよく映えます。小さなタイルは紺色ですかね。これでグッと引き締まった感じがしていてgood!です。

全体的には奧に見えている車庫部分も含めて敷地が広々として、伸びやかな感じがします。
 

確か大阪の北新地にもタクシーの乗り場で似たようなものがあったはずです。そちらはまだ残っていたのかなあと考えていたのですが、今日の夕方、大阪に出る用事があり、帰りにちょっと寄ってみました。それが下の写真の相互タクシー・北新地乗り場です。

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大きさは違いますが、雰囲気などはよく似ていると思います。全国のバスやタクシー乗り場・配車場で同様なデザインは多いのかもしれません。 

帰宅して調べてみると、ぷにょさんとお友達がブログのコメントでここのことを書いておられました。<o:p></o:p>  


そしてもう一つ、国際興業大阪で敷地の端の方にあった建物の裏面です。
 

壁面にハッチのような扉?窓?がついているのですが、ここは電気室か何かですかね?赤い逆三角形のマークは消防隊進入口を示しているかと思うのですが・・・。妙に気をひかれました。

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「赤川鉄橋」の記事は次回にアップ予定です。 


旅館西郊 翌朝

2013-10-15 22:01:08 | 近代建築

翌朝の旅館西郊です。

実は前夜遅く、寝ていると部屋がガタガタと激しく揺れ、地震だなとは思いましたが、疲れもあったし直ぐにおさまるだろうと考えて、そのまま布団の中でじっとしていました。しかし、いったんは弱くなった揺れが再び大きくなり、結構な揺れが結局30秒くらいは続いたでしょうか。関西に比べて東京は地震が多いことを認識しているものの、ちょっとビックリでした。震度的には2くらいだったようですが、時間の長さに驚きましたね。

さて、一夜明けて良い天気です。雨戸を開けると、部屋に朝の光がそそぎます。

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部屋のカギも味わいがあります。
真鍮製?砲金製?

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このあたりの雰囲気が鳳明館に似ています。
石がふんだんに使われた廊下、各部屋の門構え(?)の庇・・・。

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障子窓が実に美しいです。

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竹もあちこちで効果的に使われています。

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深夜に館内を散策しているときは敷地&建物の形がよく分からなかったのですが、建物は中庭を取り囲むようなコの字型で、縁側廊下が配されているようです。

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朝食は1階の部屋(座敷)で頂きました。
1階は料亭(? 割烹旅館)としても利用されているのでしょうか。
なかなかきれいなお部屋です。

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雪見障子がいいですね。

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食事はシンプルでしたが、部屋の雰囲気もあってとても美味しく頂きました。おひつに入ったご飯も含めて完食です。

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中庭です。ちょっと鬱蒼とした感じですが、かなり広いです。

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食後、再びデジカメ片手に館内を散策していると、奥様のはからいで雑誌などの取材もよくあるという一番豪華なお部屋を拝見することができました。

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網代天井

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船底天井

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素晴らしいお部屋でした。

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非常口の看板、昔の照明?が実にいい味わいです。

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そろそろ旅館を後にします。
もっとロビーで寛いでいたかったのですけれど。

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 昭和6年に建てられた本館(洋館)が戦後に内部を和風に改装されて現在の「旅館西郊」になったそうです。鳳明館は元々和風であり、その点で違いがあります。

暖炉など所々に洋風テイストが残っているとはいえ、見事な和風建築になっています。改装に当たっては棟梁たちが腕を競ったり、遊び心を発揮したのでしょうね。ディーテールの面白さも抜群です。洋風テイストも魅力の1つになっています。<o:p></o:p>

「旅館西郊」さんは、建物やインテリアの素晴らしさと共に、ご主人・女将さんの人柄も素敵な旅館でした。一晩だけですがお世話になりありがとうございました。

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隣接する「西郊ロッヂング」の看板が掲げられたドーム屋根の洋館は昭和13年の築で、現在は賃貸住宅となっており、かなりの人気だそうです。

元々の私の趣味でいえば外観が今なお洋風のこちらに惹かれるはずですが、鳳明館や旅館西郊のようなレトロでちょっとキッチュな和風建築にもまた別の魅力があります。洋風も和風も”良いものは良い、好きなものは好き”なのです(汗)。