楽しくて、しかしきつかった大阪マラソン2013。
もう少し細かく振り返ってみました。
まずはタイムに関して、2012年の京都マラソンおよび今回の目標と結果の比較です。基本的には京都マラソンくらいのタイムは出したいと考えていましたが、約3万人が走って序盤は混雑が予想されることから、やや控え目・抑え目のタイム設定とし、4時間半くらいをひとつの目途としました。これは自己ベストより1時間以上遅いタイムです。
で、結果的には5キロごとのタイムが最初から目標よりも1~2分遅いペースだったにも関わらず、序盤から何となく体と脚が重く、楽に走っている感じやちょっとペースを上げていこうかといった気持ちになりませんでした。ただ、レース中は周りの景色やすごい数の応援風景を眺めたり、子供たちとハイタッチしたりして地元大阪のマラソンを存分に楽しんでいました。その意味では気分は良かったですね。
結局、レースとしては25キロまでは目標よりも遅いなりに何とか踏ん張っていたものの、やはり危惧していたように30キロ以上の長距離を走りきる脚ができていなかったですね。以降のタイムは、終盤の疲れを考慮した目標値をはるかにオーバーする急降下となりました(汗)。32キロ過ぎの給水・給食地点からはかなり歩きが混じりだし、後は推して知るべしです(笑)。タイムグチャグチャで、最後の方はゴールタイム予測すらできなくなりました。そして、残り3キロくらいで5時間15分目標のペースメーカーに並ばれます。スタートラインまでの所要時間から逆算して、この集団にくらいついていけば5時間切りは可能と分かりましたが、いかんせん最早その脚力が残っていません。次第に離されて気持ちもプッツンでした(涙)。まあ、最後はハイタッチを再開したりして、にこやかにゴールしましたけれど。
タイムを離れて、もう少し別の観点から振り返ると・・・
天気はおおむね晴れで、時おり多少雲がかかるくらいでした。
日射しがあると暑く、ビルや高架の陰が涼しくて気持ち良し。給水はすべてとりましたが、かなりの暑さを感じた中盤は、飲むのはスポーツドリンクで、その後に水を腕・足、首筋や頭の上にかけたりもしました。終盤は海の方に近づくに連れて風も出てきてやや肌寒くなりましたが、まあマラソン日和だったと思います。
今回は家族(妻&義姉)とロードアスリート(RA)の仲間が各々3~4か所で応援してくれ、これが大きな力になりました。他にも思わぬところで声をかけられたりも嬉しかったです。
妻たち:淀屋橋(8キロ)、大阪ドーム前(20キロ)、岸里(約29キロ)、
北加賀屋(31キロ)
RA :大阪ドーム前、玉出(30キロ)、住ノ江(34キロ) 他
ロードアスリートは幟(のぼり)がよく目立ち、遠くの方からこちらが見つけて応援団の方に走っていくと驚かれ&喜ばれました(写真は昨年のもの)。メンバーによると、走りの重さは別として私が一番楽しんで走っていたとのことでした(笑)。写真撮影地点では必ずポーズをとったり、疲れがどっと出てきたときを除いてハイタッチしまくりでしたからね。楽しんだことには自信があります。
妻たちとは4か所中3か所で私の方からも無事に確認することができました。
29キロ地点で撮ってもらった写真では顔はにこやかですが、脚はすでに限界でしたね(笑)。
◎反省点
・ロング走が少なかったこと(練習でも20キロを超えたのは2回のみ
-10月上旬・中旬の22キロと29キロ)
・ハーフなどのレースを一度も走らず
以前は福知山マラソンの約3週間前に吉野川ハーフを走るのが常でした。
・スピード練習不足
私にしては距離はそこそここなしたものの、しっかりした脚力に
なっていなかった模様
・10月になって慌ててロング走をこなした(4日間で約80キロ)が、
これはやはり付け焼き刃の練習でしかなかく、逆にその疲労が
抜けきっていなかったか
他に下記のようなこともありますが、目標より30分遅れの原因の内、
これらは10分ぶんくらいでしょうね。基本的には走り込み不足です。
・レース直前1週間、風邪気味で体調が今イチ&練習ゼロだったこと
・レース前日、大阪市内を色々歩き回って脚に疲労感があったこと
・レース前夜の睡眠不足(5時間弱くらいか)
で、次のレースは未定ですが、それに向けての課題・目標を書くと、
・体重をもう少し減らす(無理かなあ・・・)
・月間80~100キロは走る。4ケ月トータルで350キロ程度
・距離は短くてもスピード走を混ぜて脚力アップ
・20キロ走4~5回、30キロ超のロング走を1~2回こなす
・できればハーフのレースを走る
などなど。
う~ん、どこまでできるでしょう(笑)。