ひろの東本西走!?

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旧・日本生命保険九州支店

2007-05-31 22:31:00 | まち歩き

東京おのぼりさん日記、まだまだ続きがあるのですが、またもや割り込み記事です。

29日の夜から30日にかけて九州出張で、本当は29日の夜に佐賀県の鳥栖まで行くつもりだったのですが、博多超ミニ探訪をしようと考えて急きょ予定変更。夜9時過ぎに博多駅前のホテルにチェックインし、9時30分頃から重要文化財「旧・日本生命保険九州支店(現福岡市文学館)」-設計:辰野金吾、片岡安-がライトアップされているのでは?とのかすかな期待を抱いて天神へ行ってみました。

現地に到着してみると・・・おー、ライトアップされている!(前面だけですけど)
でも、想像していたよりも小ぶりな建物だったことににちょっと驚きました。しげしげ眺めながら数枚の夜景写真を撮ったのですが、10時になると突然、照明が落とされてしまい真っ暗に。。。あちゃー。。。

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仕方なく、こちらも重要文化財の「旧福岡県公会堂貴賓館」を目指すと、こちらは福岡西方沖地震で被災して休館・修復工事中でした。万事休すです。まあ、こちらはもともとライトアップされていなかったのかもしれませんが。

しかし、翌朝早く、再チャレンジで再び天神へ。曇りがちでやや光線には恵まれませんでしたが、銅板葺きの屋根、赤煉瓦と白い花崗岩の外壁が美しい名建築の雄姿をカメラにおさめることができました。全体的に、屋根が素晴らしく、壁面の凹凸やカーブがユニークですね。

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表参道ヒルズ、六本木ヒルズ

2007-05-28 23:04:12 | まち歩き

まだまだ東京おのぼりさん日記は続きます(^_^;

「表参道ヒルズ」は回廊式のスロープでずっと回れるのは面白いと思いましたが、内部
に殆ど自然光を採り入れておらず、ちょっと暗い感じがしました。同潤会青山アパートありし日の姿は知らないのですが、それを潰してまで建てる必要があったのかな?

表参道ヒルズを出てカフェを探してウロウロしていたときに古いクリーニング屋さんを見つけましたが、こちらの方が良さ気でしたなんて言ったらおこられるかな・・・。

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この後、ホテルにチェックインして別コースを歩いた母達と合流。母達は歩き疲れたし、この日は早めにやすむとのことでしたが、私と妻は夕食をとるべく20時過ぎから「六本木ヒルズ」へ。芝公園から六本木まで、結局30分くらい歩いてしまいました。途中、ライトアップされた東京タワーが綺麗でした。森タワーはデカイ!ちょっとSF映画に出てくる近未来のビルのような感じでした。

パスタとボリューム満点のサラダの夕食を美味しく頂いた後は展望台へ。東京の夜景はもっと綺麗なのかなと想像していたのですが、意外に光の量は少なかったです。逆に暗闇部分の大きさから、公園などの緑が広いんだなあと思いました。国会議事堂に似た形の建物が光に浮かんでいるなと思ったら、赤坂の迎賓館(旧赤坂離宮-設計:片山東熊)でした。これにはいたく感動しました。

ホテルに戻ったら23時30分でした。よー歩き回ったもんや。

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三社祭-2、神谷バー

2007-05-26 23:58:00 | まち歩き

三社祭の続きです。殆ど神輿の写真ばっかりですが・・・。

後から新聞で見て知ったのですが、この日は「氏子各町神輿連合渡御」で、各町会の神輿大小約100基が浅草寺本堂裏広場に参集し、浅草神社でお祓いをうけた上で各町会へと進んでいったようです。それで、雷門の赤い大提灯が半分閉じられていたんですね。ただ、このときは神輿が幾つ通るのかを知らず、夫婦で「幾つあるんやろ」などと話していました。

そうこうするうちに、妻がタレントの勝俣州和さんの姿を見つけました。法被姿で、汗のかき方からすると神輿を担がれたのでしょうか。浅草在住なんでしょうね。町内の方と楽しそうに談笑されていましたが、とても気さくそうな感じでした。

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子供神輿や女神輿などもあって楽しいですね。翌20日の本社神輿3基の宮出しが最大の見所のようでしたが、祭りの雰囲気・熱気を間近で感じることができて大変良かったです。

結局、浅草での建築探訪は「神谷バー」の写真を撮ったのみでした。

この日、曇りがちで光線には恵まれなかったこともあり、近代建築探訪は中止して表参道ヒルズに移動。


浅草、三社祭-1

2007-05-25 23:59:00 | まち歩き

地下鉄で浅草に近づくと、何やら祭りの衣装を着た人や子供さんがおられます。へえーっ、どこかで祭りでもあるんかいなと思っていたら、浅草の駅に着いて「三社祭」が行われていることを知りました。3日間のうちの2日目です。地上に出ると、祭りらしい音色が聞こえ、駅前を1台の神輿が通過していきました。

元々、東京らしさのある場所ということで浅草に行こうと考えてはいたのですが、まさかお祭りを見ることができるとは!大阪では「天神祭」などもありますが、未だにきちんと見たことがないですし、けんか祭りで有名な岸和田の「だんじり」もテレビで見ただけやしー。

まずは昼食でしたが、「うーん、今一歩かな?」という天丼でした(衣がしっとりとしていたのですが、私はパリッとした方が好みなので・・・)。その後、仲見世をブラブラ冷やかして歩きました。浅草寺の方には神輿が見えるのですが、見物客の人が多くてとても近づけないなと思っていると、間もなく神輿がここを通りますとのアナウンスが流れ、警官の方が道を空けるように指示しています。 

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結局、なんと、仲見世の参道の一番前で数々の神輿が通るところを見ることができました。近すぎてかえって写真におさめづらいという嬉しい悲鳴です。

氏子各町の神輿が次々と通過していきます。神輿の形・デザイン、縄(?)の色などが様々で美しく、見飽きませんね。氏子の人たちの法被&鉢巻き姿も粋だし、色合いも良いです。「おー、ここは人数が多いなー」などと話していると、「うちは多いんですよ」とおじさんが説明してくれました。

神輿はまだまだ続きます。

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水津俊和スケッチ展 in 船場ビル

2007-05-24 22:41:15 | まち歩き

Suizu1 予定を変更して、現在、船場ビルの2Fにあるギャラリー「ドットアートコスモ」で開催されている水津俊和さんのスケッチ展を紹介します。水津さんは、京阪電鉄に勤務されており、スルッとKANSAI K-CARDシリ-ズ化のデザイン絵に「京阪沿線の建築物」が採用されるなど、関西、とくに京阪をよく利用される人にとってはなじみ深い方です。

私が水津さんのスケッチ展を見るのは2回目?3回目かな?会期は27日(日)までですので、ぜひぜひお出かけください。

作風は緻密さと大胆さ、荒々しさ(というか線の勢い)が共存しており、鉛筆による線と淡い彩色がそれこそ”え~感じ”です。

詳しくはドットアートコスモのHPを見ていただくとして、奈良の大宇陀や京都の美山町を題材としたスケッチも素晴らしかったのですが、大阪人&近代建築大好き人間の私としましては、浜寺公園駅や中央公会堂などが良かったです。特に前者は”欲しい!”と思いました(¥38,000で販売されているようでした)。梅小路の汽車や東華菜館も味わいあり。。淡路島の景色ものどかそうで良かったなあ。

ご存じのように、会場のある船場ビルは都心のビルにしては珍しい静かな中庭がある素敵な空間です(登録文化財)。水津さんのスケッチをご覧になられたあとは、ぜひビル内をひとめぐりして下さい。こぢんまりとした明るくて静謐な空間は私の大のお気に入り。写真は、3月に開かれた「大阪・アート・カレイドスコープツアー」の際に撮影したもの(少しだけですが)をご覧ください。実際の空間は、もっと素晴らしいですよ。