ひろの東本西走!?

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喫茶「ドロワ」&古道具「たんす」 詳細&食器編

2012-03-31 00:34:48 | アート・文化

喫茶「ドロワ」&古道具「たんす」さんの詳細&食器編です。

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照明、イス(座面や背もたれ)などが何とも言えない良い色合いです。

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型板ガラスも実にいい感じです。
小さな取っ手のデザインが可愛らしいですね。

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食器はいずれも大倉陶園のもののようで、全て戦前のもの(いわゆる「オールド大倉」)とのことでした。私が頂いた珈琲のカップ&ソーサーも大倉陶園製でした。

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こちらのお皿も「オールド大倉」なのでしょうか。
デザイン・色合いがビューティフル!

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改めて見て、光と影の対比が見事です。

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下の衝立もかなり古そうでした。
ここにも型板ガラスが。

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店名のアイアイワーク(?)もいいですね。

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このような立地で、素晴らしいロケーションといえます。

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喫茶「ドロワ」&古道具「たんす」さんは、いわゆる純喫茶とはまた別の居心地の良さというか落ち着きを感じるすてきな空間で、探訪の最後に大収穫でした。 このようなお店との出会いも探訪の醍醐味だと思います。


喫茶「ドロワ」&古道具「たんす」

2012-03-28 23:44:30 | アート・文化

素晴らしい洋風長屋などを見た後、そろそろ帰ろうかなと思って阪堺電車の線路沿いを歩いていて見つけたのがこちらの喫茶店です。場所は北畠駅の少し手前です。

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外から大きな窓を通して店内を見ると、レトロそうな家具が見えていますし、ほのかな照明も味わいがあって何となく面白そうです。

店名は「たんす」でしょうか? 
でも、表に出ていた紙には喫茶「ドロワ」と書かれています。
そして、ドアを開けると・・・・おーっ、アンティークな家具と食器が!
店内には数点の絵も飾られています。

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やはりここにも「喫茶 ドロワ」と書かれていますね。

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あれ?喫茶はどこで頂くのかな?と思って右の方を見ると、一段上がって部屋が広がっていました。

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ここもいい感じですね。私は小さなスタンドがある席に座ることにしました。

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アンティークな家具や照明が色々あるなあと思って少し話を伺うと、元々は古道具屋の「たんす」というお店で、最近喫茶も始められたそうです。「ドロワ」は引き出しなので、「たんす」とうまくマッチしていますね。

家具類は販売されていないのか尋ねたところ、大正時代のもので、今となってはこれらしか残っておらず、どうしてもというお客さんがおられる場合に限って販売も考えるとのことでした。かなり貴重なものなんですね。でも、こうして古い家具がまとまって残っていることが素晴らしく、そんな空間で飲む珈琲は格別だと感じました。トーストも美味しかったです。

鏡台上部のデザインはアールデコといえるでしょうか。斬新でお洒落です。

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大きな窓はギャラリーとして使われていたのかと思いますが、喫茶店としてもいいですね。

以下、細部などについては続きで。


帝塚山三丁目駅近くの洋風長屋

2012-03-27 23:03:18 | 近代建築

先日、びんみんさんが書かれていた探訪記事を見て、ぶらりと帝塚山方面に出かけました。

帝塚山には親戚の家があって幼い頃から何度も遊びに訪れていますし、これまでにも数回、住宅を中心に建築探訪もしています。ブログにも記事をアップしていたような気がしたのですが、Googleで自分のブログを検索してもどうもひっかっかってこない・・・(汗)。

今回私が歩いたのは、南海高野線・住吉東駅~帝塚山東・万代界隈~阪堺電車・帝塚山四丁目駅~北畠駅で、びんみんさんが最近歩かれた範囲よりやや狭いエリアだったようです。以前にも写真を撮っていますが、今回も万代湯・牡丹湯、洋風長屋・和風長屋、洋館付き住宅、万代池などを巡りました。今回初めて田○佐○邸を見ましたが、ここにあったのですね。

写真はびんみんさんのものとかなりラップするのでそれらは省略。びんみんさん、ヨロシク~(笑)。今回は1ケ所だけ、帝塚山三丁目駅の北側にある近代建築住宅(これも洋風長屋かな?)です。

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びんみんさんもアップされていましたっけ?
いつ頃だったでしょうか、ここを最初に見たときはちょっとビックリしました。
鉄平石の腰壁などがいい感じです。

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北端の一軒は他と異なってやや規模が大きく、屋根裏の半円形の換気孔や二階の楕円形の窓(型板ガラスがはまっています)、スクラッチタイルによる窓部の縁取りなどが特徴的です。

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西日を浴びて美しい。

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ここはこれまでに何度か見ており一部に荒れた個所などもあって心配していたのですが、何とか健在でした。線路沿いにあってなかなか素晴らしい佇まいですし、意匠面も含めて貴重なものだと思います。


「あの日、あのホテルで」 ブレイカーズ 稲葉なおと

2012-03-23 21:30:35 | 写真

記事「ホテルニューグランド-1」へのコメントで”建築中毒さん”に教えて頂き、楽しみにしている週刊現代のカラー連載記事「あの日、あのホテルで」(写真・文:稲葉なおと)。

最新号(2012/03/31日号)の第5回は、「フロリダの鉄道王が遺した大西洋に臨むホテル」と題してザ・ブレイカーズが採り上げられていました。おおーっ!稲葉なおとさん初の長編小説である名著「0マイル(ゼロマイル)」で最も印象に残り、感動的であったあのホテルが採り上げられるとは!

イタリア・ルネサンス建築への憧れが反映されたという建物の写真の何と美しいこと!内部の宴会場のアップ写真などは、まさに ♪ ため息の出るような~ ♪ 美しさです。
ああ、こんなホテルに泊まりたい。
データを見ると・・・デラックス・リゾートビュー:約4万8500円~、クラシック・スイート・リゾートビュー:約11万9900円~となっており、円高とはいえやはり豪華で高級なホテルのようです。ちょっと手が出ないな・・・。しかし、部屋のタイプによってはもっと安い部屋もあるのでは?
いや、そもそもアメリカ・フロリダに行く機会がない・・・。

でも、トシたちはあのタワーにこっそり忍び込んだのかなどと妙に懐かしさを感じます。仕方ないので、連載記事で気分だけを味わうことにしようっと!アンド、「0マイル(ゼロマイル)」の第5章も再読しなくては!----ちなみに2008/11の感想はこちら、2011/2の感想はこちらです。

雑誌記事の雰囲気を味わってもらうため、週刊誌をスキャンした写真を小さくアップしてみました。稲葉なおとさんならではの美しく迫力のある写真、にやり&ホロリとさせる文章は実際に週刊誌を手に取ってご覧ください。購入のタイミングを逸した方はネットから購入するとか図書館などでぜひどうぞ。

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京都マラソンをふり返る

2012-03-22 23:01:25 | ランニング

12日に京都マラソンの感想をアップしてから何かと忙しく、いつの間にか10日も経ってしまいました。

今回のレースで5kmごとのタイムは下表のようになりました。11月の福知山以降の練習量が18日間206km、左足を故障したため直前の2・3月に至っては3日間46kmという過去最低レベルの準備しかできなかったため、最初からキロ6分-5km30分の(超)スローペースキープを目標にスタート。また、距離に対する不安感から35kmまでは我慢の走りです。

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結果的には25kmまではほぼ狙い通りで、体力的にも精神的にも若干の余裕を持って走ることができました。スローペースで走ったため、熱烈応援の沿道に手を振ったり、あちこちでハイタッチをする余裕があったのかもしれませんね。とにもかくにもこれほど楽しんで走ったレースは初めてでした。

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25km以降は少しずつ疲労感が大きくなり、30km以降はさすがにこたえました。特にキツかったのは37kmあたりの京大前のダラダラ坂だったでしょうか。それでも何とか5km34分台でカバーし、いったんは抜かれた4:30のペースランナーを抜き返したりで、ラスト400mくらいはまたハイタッチを交えたりして気持ちよくゴールまで駆け抜けました。

さて今回の京都マラソン、私はランナーズの評価で”京都らしさと若干の課題”として感想と共に良かった点・課題として下記のような項目を挙げました。

<良かった点>
 ・終始途切れることのない応援と元気で献身的なボランティアの皆さん
 ・”お寺と学校の町”京都らしさを感じたこと(仁和寺門前でのお坊さんの
  応援と女子大生のパフォーマンス付き熱烈応援など)
 ・十分な給水箇所とテーブル数表示
 ・コース上のトイレユニットの数表示と次のトイレまでのキロ表示
  ----私は利用しませんでしたが

<課題>
 ・西京極駅で電車から降りることができなかったホームの大混雑
 ・雨が降ったときの更衣場所の確保(西京極球場)と河川敷の土
  のコース
 ・距離稼ぎと思われる不自然な往復区間の多さ

課題はあげましたが、25回目のフルマラソンを会社のある京都で楽しく走ることができて、満足感でいっぱいです。疲れが増大した35kmまでは200~300人くらいの人とハイタッチしたでしょうか。応援の人たちも喜んでくれたのが嬉しかったです。お互いに元気を与えて&貰ったという感じでしょうか。記録狙いには難しいコースであるのは分かっていましたし、古都の景色と風情、人のつながりなどを感じて楽しむ大会かと思いました。私はそれで良いと思いますし、来年も走りたいです。

◎参考ブログ:

     まりもさんの”京都を走る”

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下はフルマラソン全記録です。最近は真っ赤っか(悪いタイムばかり)です。

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