ひろの東本西走!?

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最後のロング走練習、少年サッカー

2010-02-24 22:53:26 | サッカー

半田市探訪記がまだ終わっていませんが、ちょっとひと休みです。

篠山マラソンまであと10日あまりとなり、2月に入って付け焼き刃の練習をしています(汗)。練習は土日のみしかできないこと&何度フルマラソンを完走していても距離に対する不安大ということから、もっぱらロング走練習のみです。土日毎に20km+25km、10km+32kmと走り、2週連続で土日に40km以上を走ったのは数年ぶりでしょうか。案外、過去にもなかったりして。。。先日の土曜日は朝から建築探訪に出かけてしまったため、日曜日のランニングクラブの例会では早めに長居公園に行って、何とか10周=28kmを走りました。ペースはキロ5分50秒~6分くらいのスローで、ラストの10周目のみキロ5分30秒に上げました。ラスト1周は疲れていたもののまずまずの走りができてこれは収穫でした。

篠山の目標タイムは4時間5分ですが、実際の予想タイムは4時間10~15分くらいでしょうか。距離に対する不安は少し薄らいできましたが、スピード不足はいかんともしがたいですね。まあ、付け焼き刃の練習では距離とスピードの両立が難しいのは当たり前です。

例会後は仲間との飲食に少しだけ付き合い、午後からは次男のサッカー試合応援です。この日の試合場所は自宅横の高校のグラウンドでした。下の1枚目の写真は自宅のバルコニーから撮ったもの、2枚目は逆にグラウンドからマンションを眺めたものです。

相手チームはこれまで何度か試合をしているチームです。結局、5・6年チームは4試合くらいして全敗でした。日々の練習量の差が歴然ですし、うちのチームは参加者全員がほぼ均等に出場するのがポリシーなので、ポジションや戦術などがきちんとしたチームに勝ち目がないのは当然ですね。守備がしっかりしているときは0-0のなかなか引き締まった試合になるものの(1試合目の前半)、不慣れなポジションなどで守備が破綻しだすと連続失点というパターンでした。次男はいつも通り攻守によく走り回っていましたが、ボールを持ったときにあまりドリブル突破せず、すぐにパスの受け手を探してしまうというクセが玉にキズです。

ランニング後に約3時間、立ったまま殆ど動かずに見ていたらめちゃくちゃ疲れました。ランナー&建築探偵は、ゆっくりでも走ったり歩いたりしている方が楽なのです(笑)。

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武豊町探訪-2

2010-02-21 22:10:56 | 旅行記

武豊町探訪-2

味噌やたまり醤油の醸造蔵が多数あり、黒壁が実に印象的だった”みそ蔵の小径”を散策した後、別の道をぶらぶら歩きながら武豊駅へ戻ることにしました。ここでも魅力的な黒壁やレンガ、タイルなどが次々と現れます。

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↑このお宅の門柱は最初、スクラッチタイルに目がいったのですが、近づいてみるとコーナー部にキレイな薄小豆色(?)のタイルが使われていました。

下の建物は神社の横に建っていたものです。窓が殆どないことから蔵だと思うのですが、柱・梁の構造を露出させたり、上部のパラペット(?)などがユニークです。

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ぷにょさんも見つけられた神社の中に建つ赤レンガ倉庫です。5つの祠(ほこら?)と並んだ眺めが珍しく、とても印象に残りました。どのような用途で建てられたのでしょうね。例えば火災対策と考えると、ロウソクや油などの貯蔵庫とかですかねえ。

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↓元公民館風の建物です。タイルなども散乱していたので、窯業関係の会社または研究所だったのでしょうね(byぷにょさん)。

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このあたりは若干鄙びた感じの風情のある建物が多く、とても面白いです。福井写真館と山田屋旅館(こちらは今も営業されているんでしょうかねえ・・・)の2軒並びも印象的でした。福井写真館は軒下部分に昔からの佇まいが感じられます。

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武豊最後の写真はユタカフーズの洋館です。残念ながらネットに覆われていましたが、ぷにょさん情報によると、現在改修中の洋館はそれはそれは立派な建物のようですね。

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武豊滞在時間は2時間弱だったでしょうか。時刻はそろそろ午後2時です。武豊で昼食をとろうかとも思ったのですが、今いち良さ気な店が見つからず、また半田まで戻ってそこで遅い昼食をとることにしました。


武豊町探訪-1

2010-02-20 21:47:46 | 旅行記

武豊町へ。武豊駅はJR武豊線の終着駅です。
駅の概要などについては、ぷにょさんの”まちかど逍遙”より引用させて
頂きました。ありがとうございます。

  > 武豊線は明治19年開通とその歴史は古い。
  > 今の武豊駅は終着駅と言っても通過式の駅で、もとはさらに
  > 線路が伸びた先に武豊駅があった。

また、写真のかなりがぷにょさんのブログと重複しますが、ご了承ください。

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武豊には味噌や醤油の醸造会社が多く、黒壁の蔵などがたくさん建っていて風情があります。道などは半田市よりも狭く、よりこじんまりとした感じですね。あちこちに町歩きの案内の看板があって、これは分かりやすくて良かったです。

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旧武豊停車場(旧武豊港駅)は

> 現駅ができてそこは武豊港駅となり、現在その跡地はポケットパーク
> として整備されていて、「直角二線式転車台」と呼ばれる珍しい十字型
> レールの転車台も見られるようになっている。

おー、これは珍しいですね。転車台に乗せた貨車を手で押して回転させたそうな。

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ぷにょさんも書いておられましたが、武豊には蔵だけでなくレンガ造の建物や構築物が色々とあり、色彩的にも美しいです。

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この漆黒の壁の美しさと迫力!

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レンガ好きの私としては、この界隈では下の写真の情景が最も印象に残りました。

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土曜日ということもあってか静かな静かな時間が流れており、大阪などでは味わえないようなゆったりとした気持ちになりました。ここまでで約1時間が経過、続きは-2で。 


半田市探訪-2

2010-02-17 23:21:40 | 旅行記

次に訪れたのが江戸時代から醸造業ほかで栄えた豪商・小栗家住宅です。奥にまだお住まいとのことで、それは素晴らしい!公開されているのは1階の一部のみで、そこは現在、蔵のまち観光案内所として使われています。小栗家住宅は近代和風住宅史上特筆すべき建築と評価されているそうで、展示されていた写真を見ると欄間や障子などの意匠がそれはそれは素晴らしいです。

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ここでたまたま荷物の話をしたら、名鉄・知多半田駅前にもやはり観光案内所があり、そには手荷物一時預かりやレンタサイクルもありますよと嬉しいアドバイスを頂きました。そこで、小栗家住宅からはちょっと離れていましたが、早速知多半田駅前に行き、荷物を預けてレンタサイクルも利用することにしました。料金は共に18:00までで200円という実にリーズナブル&嬉しいものでした。結果的には16時過ぎまでレンタサイクルが抜群の機動力を発揮してくれました。

続いて目指したのが半田赤レンガ建物(旧カブトビール醸造工場)です(M31)。設計は妻木頼黄(よりなか)。ここの佇まいは凄いですね。。。増築や解体などが色々あったのか、形状的にもとても面白いです。ハーフティンバーと煉瓦という実に私好みの建物で、冬の日射しを受けて煉瓦が色鮮やかに輝いていました。使われた煉瓦の量は東京駅、横浜新港埠頭、北海道庁に次いで日本で第4位とのことでした。

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北面の壁には第二次世界大戦時の空襲による機銃掃射の弾痕があり、まさに歴史の生き証人でもあります。近くの歩道橋の上から写真を撮ったり周囲をグルグル歩き回ったりで、結局ここだけで1時間近くを費やしました。ただ、隣接する住宅展示場のイベントとの関係でしょうか、東側の壁面に施されたデコレーションが建築写真的にはちょっとう~んでした。

次いで、ルーテル知多教会へ。青空にグリーンの尖塔が鮮やか。よくよく見ると、形や配置も面白いですね。教会のお向かいには新美眼科医院旧館があります(T5)。ここのシェイプも興味深いです。外壁は下見板張りで、バルコニー(ベランダ)部分の柱頭というか方杖などの飾りがユニークです。樹木に遮られて全容がはっきり分からなかったのがちょっともどかしかったです。

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この後、旧中埜家住宅(T's CAFE)で昼食をとることを考えていたのですが、まだちょっと隣接する建物の日陰になっています。そこで、外観の写真を数枚だけ撮って、ぷにょさん情報に基づいて武豊へ行くことにしました。実は距離感がよく分かっておらず、観光案内所で自転車で行くことも可能か聞いたところ、それはやめられた方が・・・とのことでした(汗)。


半田市探訪-1

2010-02-16 23:30:26 | 旅行記

1月末の木・金に名古屋で開催された研修の受講後、自腹でもう一泊してしてぷにょさんのブログ”まちかど逍遥”で見て行きたいなあと考えていた半田市&武豊を探訪することにしました。

◎その他、参考ブログ:

    gipsypapaさんの”レトロな建物を訪ねて”

その前夜、金曜日の研修後は、単身赴任中で名古屋在住のランニング仲間・Iさんと手羽先をさかなに一杯やりました。で、ランニング談義はもちろんのこと、旅行の話などで大いに盛り上がり、二人ともかなり飲み食いして、私はホテルへ帰ってバタン・キューでした。Iさんはあわや終電に乗り遅れそうになったとか。。。

で、翌朝、二日酔いということはなかったものの、早く起きて探訪に出発する事は到底無理でした(笑)。しかも、名古屋駅で出張用の荷物をコインロッカーに預け忘れるというミスを犯し、半田駅前にコイン・ロッカーがあるのではとの淡い期待を抱いて半田を目指しました。名古屋を出るときには雲が多かったのですが、次第に晴れ間も出てきて絶好の探訪日和となりそうです。

そして、JR半田駅に到着。
ここには跨線橋(M43)と旧ランプ小屋(M44)があります。プラットホームの上屋そのものがなかなか見事な構造美ですし、跨線橋を支える柱なども見応えがありました。味わいのある駅が減ってきている中、このような駅は実に貴重ですね。

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駅前に期待していたコインロッカーはなく(汗)、仕方なく大きなカバンを持ったまま駅から徒歩数分のミツカングループ本社を目指しました。ミツカングループ本社の建物は旧中埜銀行本店で、T14年に建てられました。設計は鈴木禎次です。意匠的にはセセッションでしょうか、ちょっと無骨な感じもしますし、銀行建築としてはやや珍しいデザインのような気がします。しかし、青空を背景にすっくと建った姿は美しく、私は好きですね。すぐ横にはミツカン酢の博物館「酢の里」もありますし、このあたりはほのかに酢の香りもしていて、ああ半田に来てるんだなあと思いました。

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運河沿いには黒塗り壁の木造建物が林立しています。この眺めも圧巻。これらの建物は工場や倉庫や蔵なのでしょうか。黒という色の力強さと落ち着き、美しさを感じました。

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半田・武豊探訪記は数回のシリーズとなりそうです。