ひろの東本西走!?

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宮部みゆき(投票&ランキング)

2005-10-08 17:06:14 | 本と雑誌
トラキチさんのブログ「My Best Books!」で企画されている「宮部みゆき(投票&ランキング)」。参加は横山秀夫さんに続いて2度目です。これまで宮部作品は「蒲生邸事件」「火車」「模倣犯」しか読んでいなかったのですが、投票に値すると思ったのは「火車」のみでした。これでは投票できないなとあきらめていたところ、ゆきうさぎさんに薦めて頂いた「サボテンの花」に大感動。私からも超オススメです。私の感想はこちら

こうなると、何とかして私にとっての名作をあと1つ見つけねば!と考えて選んだのが「魔術はささやく」でした。今日は朝から雨ということもあり、ラストスパートをかけて先ほど読了。期待通りの作品で文句無し!これで3作品が出そろいました。そこで、感想は後回しにして、この記事を書くことにしました。さあ、順位をどうするかな?長編と短編。味わいもそれぞれに異なるし(宮部みゆきさんの実力を改めて認識)、非常に難しいですね。

色々考えたのですが、「火車」は読んだのがずーっと以前で細部を覚えていないこともあって、3位で我慢してもらいました。でもラストシーンの素晴らしさは日本文学史上のベスト級かも。ちょっと大げさ?
「サボテンの花」と「魔術はささやく」も迷うところですが、長編で登場人物が多いのにも関わらず全ての人物が生き生きとしていた「魔術はささやく」をちょこっとだけ上位にしました。違う日に評価したら変わるかもしれません。

で、以下のように決定!

   第1位:「魔術はささやく」
   第2位:「サボテンの花」(「我らが隣人の犯罪」に収蔵)
   第3位:「火車」

トラキチさん、よろしくお願い致します。

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今更ながらですが、ここにまだ時代ものも加わるんですから(すんません、未読です)、宮部ワールドは奥が深い。
これからどんどん、旧作を含む宮部作品を読まなくては。