高校野球・大阪府予選。三国丘の快勝に気分を良くして、次は明星(vs堺東)を応援するべく久宝寺球場を目指しました。やや雲がかかってカンカン照りではなかったものの、南港中央球場から久宝寺球場への移動は結構遠くてキツかったですね。
広くて伸びやかな感じの南港中央球場とは異なって、こちらの久宝寺球場は住之江球場などと同様、スタンドが小さい分、グッと凝縮したような濃密感があります。両校応援団はスタンド席に入りきらないため(?)芝生席での応援です。ネット裏やや上の1塁側寄りの席に陣取った私にはその双方の応援の声がよく聞こえ(基本的には左斜め前から聞こえてくる相手校の声の方がよく聞こえるため、結構圧倒されることになるのですが・・・)、もの凄い臨場感がありました。
結果を先に示しますと、明星は3回に2点を先制され、5回に併殺崩れの間に1点を返したものの、7回に再び痛打されて1-4と劣勢になりました。途中、良い当たりはするものの、野手正面へのライナーになったりでなかなかタイムリーが出ません。しかし、8・9回に代打陣が奮起してヒットを放ち、更には楢木君のスクイズも決まって遂に逆転!エース楢木君が踏ん張り、ワンポイントを含むリリーフ陣の好投もあって1点差を守りきりました。※終盤は応援に一生懸命で詳細な試合経過はよく覚えていません(汗)。
サッカーW杯で”なでしこジャパン”の驚異的な粘りと頑張り、決してあきらめない不屈の闘志を見たので、何とかなるかもとは思っていましたが、本当にこのような見事な逆転勝ちをおさめてくれるとは!感動しましたし、選手たちの頑張りに大拍手です。終盤はスタンドも大盛り上がりでした。高校野球らしいハラハラ・ドキドキの試合を見ることができて&体感できて、無理して2球場-2試合連チャンで応援した甲斐がありました。
1回戦で新聞にも採りあげられた応援団長君です。学ランにしみ込んだ汗と水が試合と応援での激闘を物語っています。この日も試合後、お疲れさま&おめでとうの言葉がかけられていたようです。選手も応援団(応援団の団員&控えの選手諸君)も本当によくやってくれたと思います。
さて、4回戦の相手は大阪桐蔭だそうです。三国丘の相手はPL学園ですし、ついに両校とも強豪校との対戦になりました。
しかし、たとえ格上の相手であっても、”なでしこジャパン”同様、粘って粘って耐えて耐えて、数少ないチャンスを生かせば勝てる可能性はあります。とにかく頑張ってほしいものです。
※以前にも明星の試合の観戦記を書いたはずと思って探したら、
2年前にもう一つのM高校として書いていました(記事はこちら)。
7-8で負けたのですが、このときも壮絶な試合を繰り広げました。