ひろの東本西走!?

読書、音楽、映画、建築、まち歩き、ランニング、山歩き、サッカー、グルメ? など好きなことがいっぱい!

マリーンズ先勝

2005-10-22 22:02:39 | スポーツ
imae-1マリーンズが日本シリーズの初戦に先勝。
写真はasahi.comのものを使わせて頂きましたが、濃霧で試合が途中終了したこともあり、ちょこっとボカシました。

投のヒーローは清水、打のヒーローは今江ですが、西岡が凄かった。盗塁死はご愛敬でしたが、守備では金本のセンターに抜けそうな当たりを抜群の守備位置と動きでダブルプレーに。その後のプッシュバントがこれまた絶妙。解説の東尾氏がその直前に「西岡の目つきが面白い。何かありそうですね」と話していましたが、さすがでした。

井川はそう悪い出来ではなかったと思いますが、主審の厳しいボール判定に苦しみましたね。それにしても清水を打てなかったな。。。試合前から予想されたこととはいえ、タイガースが果たして実戦のカンを取り戻せるかがポイントですね。初戦を落としたのは痛いとはいえ、岡田監督には”想定範囲内”だったのでは?


ちょっとブルッと10km走

2005-10-22 18:53:40 | ランニング
今日の大阪は時おり小雨がパラついたりして、ちと肌寒かったです。

最近、土曜日はずっと天気が悪く、今日も今イチの天気でしたが夕方に10km強を走りました。さすがに長袖のウェアとハーフタイツを着用。平均するとキロ5分を少し切るペースで走ることができ、まあgoodランでした。
先週の土日は2日間で32.5km走ったのですが、明日は25km以上走れればOKかな?
左ヒザの痛みはなく、こちらは不安感もかなり減ってきています(^_^) でも体重がねえ。。。

さて、いよいよ日本シリーズが始まりました。
ショート西岡の好守備、今江の先制ホームランとロッテペースですが、井川もその後は何とか押さえて好試合が予想されます。だけど井川クン、そのボサボサの髪の毛切ってくれへんかなあ。何かげんかつぎしてるのかな?


読了本、今読んでいる本、次に読むつもりの本

2005-10-19 22:10:17 | 本と雑誌
◎読了本

  浅田次郎:「間違いやー、人さらい」 
         すわ大事件? なんや、間違いかいな

         じゃなくて、「輪違屋糸里」
         めちゃくちゃ良かった~。。。
         浅田はん、見直しましたえ~
  
◎今読んでいる本

  宮部みゆき:「村上龍は眠る」 
          え? 村上はん、どないしはったん?

          じゃなくて、「龍は眠る」

◎次に読むつもりの本 

  岡嶋二人:「暗いドツボ」 
         真夜中、野壺にはまってドツボやね

         じゃなくて、「クラインの壺」


魔術はささやく(宮部みゆき)

2005-10-19 21:25:00 | 本と雑誌

majutuha-1魔術はささやく(新潮文庫)
★★★★☆’~★★★★☆:85~90点

宮部みゆき(投票&ランキング)でも書いた「魔術はささやく」。読了から1週間が経ってしまい、色々忘れつつあります。ですが、読んでいるときのワクワク感が素晴らしく、一気読みしたくなる面白さを堪能しました。改めて「宮部さん、スゴイ!」

~Amazon:内容(「BOOK」データベースより)~

それぞれは社会面のありふれた記事だった。一人めはマンションの屋上から飛び降りた。二人めは地下鉄に飛び込んだ。そして三人めはタクシーの前に。何人たりとも相互の関連など想像し得べくもなく仕組まれた三つの死。さらに魔の手は四人めに伸びていた…。だが、逮捕されたタクシー運転手の甥、守は知らず知らず事件の真相に迫っていたのだった。日本推理サスペンス大賞受賞作。

********************** 【注意】ネタバレあり **********************

先にも書いた”長編で登場人物が多いのにも関わらず全ての人物が生き生き”、まずはこれが見事でした。私は純粋なミステリーファンではないので、トリックや謎にはあまりこだわりがなく(そりゃ、凄い作品にはビックリしますが)、小説を読むときは、人物がどのように描かれているか、主役&脇役、善人&悪人etc.が生き生きしてるかを最重視します。個人的には結構、脇役が気になりますね。

体育科主任でバスケ部顧問の岩本先生には花マルを。担任の能崎のような先生もいれば、こういう先生もいなくちゃね。言葉も荒くすぐに拳骨が飛んでくるけれど、生徒のことをきちんと見ている先生っていると思いますよ。

絵に抜群の才能を示すがイジメの対象になっている気弱な親友・宮下陽一。元気で頼もしい同級生の”あねご”時田沙織。友達というよりも、いい仲間です。主人公・守の姉になる年上の従姉妹・真紀。からっとして元気があって愛敬もあるgoodキャラ。
「そお? わたしは好みのタイプだわ」。真紀ちゃん、あんたはエライ!
バイト先の書籍コーナーのチーフ・高野もいい味を出していました。真紀といい感じ?

さて、大事なミステリー部について。

サブリミナル広告、催眠療法(催眠術)など恐らく時代を先取りした題材をうまく用いながら上質のミステリーに仕上がっていたのではないでしょうか。自殺と考えられる若い女性三人の不可思議な死。自殺ではないとしたら、犯人はどのようにして手を下したのか?その場にいない犯人が他の人間を自殺させることは果たして可能なのか。書店で起こるおかしな事件の秘密は?

いやー、読者をぐいぐいと引っ張っていく力が絶大。催眠術で本当にあそこまでのことができるのかはよく知りませんが、よく練られたプロットでした。もっと違う謎解きであれば更に驚いたとは思いますが。犯人はさすがに想像がつきませんでしたね。犯行に至った理由は描き方が少ない分、若干弱いかなと思いましたが、味わいはあり。

○○かと思わせるような人物。
「私は、君の・・・・・さんに償いをしなければならなかった」
ここは引っかけ的ではありましたが、雰囲気からしてちょっと違うなと感じていたので○○とは思いませんでした。

守は終盤、2つの重大な決断をする。果たして自分に人は裁けるか。人を許せるか。
怖いキーワード:「東京は今夜も霧ですね」
そして、守が言った最後の魔法の言葉で物語は終幕を迎える。

  ・・・は立ち止まった。
  建物を見上げる。そして落ち着いた態度で中へ入っていった。

このラスト近くのシーンが非常に印象的でした。

参考ブログ:乱読家ノススメ

マリーンズ31年ぶりのパ・リーグ制覇おめでとう!

2005-10-18 00:10:00 | スポーツ
lotte-1千葉ロッテマリーンズが31年ぶりにパ・リーグを制覇しました。おめでとう!

今日は帰宅後、すぐにTVチャンネルをパ・リーグのプレーオフに合わせました。そのときは7回表で、ホークスが2-1でリード中。特にどちらのチームのファンということもないのですが、やはり31年ぶりの優勝を目指しているマリーンズを応援することに。

7回裏と8回表の守備が流れを変えたようですね。7回裏ホークスの攻撃。2死2塁から放った1、2塁間の鋭い当たりのゴロをセカンド(誰でしたっけ? 失礼!)が横っ飛びでキャッチ&素早い送球。これが抜けていれば、どうなっていたことか。8回表、マリーンズ・初芝が幸運な内野安打で出塁(このときは、ホークスのサードとショートが交錯)。そして里崎の逆転タイムリーツーベースが飛び出す。決勝点となった3点目は本塁でのクロスプレーとなりましたが、果敢な突っ込みを見せたランナーの足がわずかに上回りました。このときは思わず「やったー!!!!」

8回裏、9回裏のマリーンズの守りも、ハラハラさせられた分、優勝決定の瞬間&胴上げは感動的でした。
スポーツ、とくにプロスポーツはやっぱり勝たないといけませんね。
マリーンズファンの飛び跳ね続けるサッカーチックな熱烈応援も見事でした。良いファンが強いチームを作るんですね。

シーズン1位の成績を残しながら2年連続でリーグ優勝旗を手にすることができなかった王監督、期待されながらも極端な打撃不振に終わった松中、ケガで出場できなかった城島。バレンタイン監督の胴上げをじっと見つめる彼らの姿が印象的だった。しかし、彼らはプロです。必ずや捲土重来を誓っているはず。

最近はスピーディなサッカーをよく観戦しているのですが、投手と打者の1対1の対決をメインとする野球も、じっくりと勝負を楽しむことができるのが面白く、また徐々に盛り上がる緊迫感・興奮が素晴らしいです。

さて、次はいよいよ日本シリーズ。大阪人やけどトラキチではない私。ロッテ選手の顔と名前も少しは覚えたし、どちらをどのように応援しようかな?日によって応援チームが変わる状態が十分あります。