２０１４年に観た映画

想定外の入院のため例年より３ケ月遅れとなりましたが、２０１４年に観た映画で印象に残った作品の一覧です。

近年、映画館で観た本数の推移は下記の通りです。２０１４年は前年と同数で最多タイの１１本となりました。内、７本が夫婦割引で妻と観たものです。

　２００１年：　１本（「千と千尋の神隠し」）
　２００２年：　３本（「ピンポン」「スパイ・ゲーム」「タイム・マシン」）
　２００３年：　２本（「戦場のピアニスト」「マトリックス・リローデッド」）
　２００４年：　２本（「ロード・オブ・ザ・リング王の帰還」「ハウルの動く城」）
　２００５年：　３本（「ミリオンダラー・ベイビー」「オペラ座の怪人」
　　　　　　　　　　　　「ＡＬＷＡＹＳ　三丁目の夕日」）
　２００６年：　５本（「博士の愛した数式」「ナルニア国物語　第一章」
　　　　　　　　　　　　「ダ・ヴィンチ・コード」「ゲド戦記」「フラ・ガール」）
　２００７年：　４本（「ブラック・ブック」「武士の一分」「バッテリー」
　　　　　　　　　　　 「ＡＬＷＡＹＳ　続・三丁目の夕日」）
　２００８年：　４本（「クライマーズ・ハイ」「北辰斜にさすところ」
　　　　　　　　　　　　「容疑者Ｘの献身」「マイ・ブルーベリー・ナイツ」）
　２００９年：　７本（「スラムドッグ＄ミリオネア」「レッドクリフＰａｒｔⅠ」
　　　　　　　　　　　　「レッドクリフＰａｒｔ２」「グラン・トリノ」
　　　　　　　　　　　　「劔岳　点の記」「ディア・ドクター」「沈まぬ太陽」）
　２０１０年：　７本（「のだめカンタービレ　最終楽章　前編＆後編」
　　　　　　　　　　　　「アバター」「インセプション」「風が強く吹いている」
　　　　　　　　　　　　「ボックス！」「武士の家計簿」）
　２０１１年：　８本（「大脱走」「鉄道員」「ソーシャル・ネットワーク」
　　　　　　　　　　　　「ミッション：インポッシブル　ゴースト・プロトコル」
　　　　　　　　　　　　「海炭市叙景」「阪急電車」「ミケランジェロの暗号」
　　　　　　　　　　　　「奇跡」）
　２０１２年：　３本（「レ・ミゼラブル」「アルゴ」「エドガー」）
　２０１３年：１１本（「冒険者たち」「風立ちぬ」「少年Ｈ」「華麗なるギャツビー」
　　　　　　　　　　　　「東京家族」「そして父になる」「フライト」
　　　　　　　　　　　　「FLY ME TO MINAMI 恋するミナミ」
　　　　　　　　　　　　「Always　三丁目の夕日'64」「真夏の方程式」
　　　　　　　　　　　　「楽隊のうさぎ」）
　２０１４年：１１本（「生きる」「かぐや姫の物語」「永遠の０」「ゼロ・グラビィティ」
　　　　　　　　　　　　「WOOD JOB！～神去なあなあ日常」「それでも夜は明ける」
　　　　　　　　　　　　「私の男」「her 世界でひとつの彼女」「るろうに剣心」
　　　　　　　　　　　　「るろうに剣心　京都大火編」「るろうに剣心　伝説の最期編」）

****以下のリストでは、新作と旧作が混在しています。＊印は邦画。

自己採点の目安----★：２０点　☆：１０点
同じ映画でも別の日に採点したら、１ランク上がったり下がったり
することはあると思いますが、２ランクの変化は無いでしょう。

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★★★★★

＊「生きる」

　　日本映画では生涯のマイ・ベストムービーです。
　　劇場で観たのはウン十年ぶりです（前回もリバイバル上映で）。

★★★★☆

　「ゼロ・グラビィティ」

　＊「永遠の０」
　＊「私の男」

　
★★★★

　「それでも夜は明ける」
　「ライフ・オブ・パイ」（ブルーレイ）　

＊「かぐや姫の物語」
＊「舟を編む」（ブルーレイ）
＊「宇宙兄弟」（ＴＶ放映）

＊「るろうに剣心」（ＴＶ放映）
＊「るろうに剣心　京都大火編」

★★★☆

　 「her　世界でひとつの彼女」

＊「WOOD JOB！～神去なあなあ日常」
＊「１２人の優しい日本」（ＴＶ放映）
＊「るろうに剣心　伝説の最期編」（ＴＶ放映）

幸運

今回の入院・手術ではかなり幸運に恵まれました。

例えば、
・調子が悪くなったのが夜、自宅で妻がいるときだったこと。これが最大の
　幸運でした。何せ２日後からは東京・関東方面に出張予定でしたので。
・救急搬送で大阪では有名な富永病院（脳外科）が受け入れてくれ、
　専門の医師による緊急オペを受けることができたこと。
　----自宅で調子が悪くなりましたが、倒れたわけではなく、病院でＣＴや
　　　　ＭＲＩ検査を受けるまで脳出血が起こっているとは分かっていません
　　　　でした。手術後に聞くと、かなり時間勝負で、手術はギリギリ間に
　　　　合った（麻痺や後遺症が最低限に留まった）とのことでした。
・麻痺が左足中心で、両手指は動いて、会話などにも不自由がなかった
／ないこと。コミュニケーションがうまくとれなかったら、リハビリなども
つらかったと思います。
・１月以降の回復期リハビリテーション病院も有名な森之宮病院に空きベッド
　があり、そこで土日も休みなく一日２～３時間の高度なリハビリを受ける
　ことができたこと。結局、森之宮病院では１５０時間以上のリハビリを
　受けました。
・ランニングや建築探訪などで元々基礎的な体力や脚力があったこと。
・４月に息子たちのダブル受験が終わっていたこと（長男：大学、次男:高校）。

 などなど。

復職後１週間を終えて

復職後、自宅（大阪）―会社（京都）間のほぼ単独通勤＆フルタイム勤務の１週間が何とか終わりました。多少戸惑ったりドキドキしたり（これは通勤時）、やや時間がかかる等はありましたが、今のところ大きな問題は発生しておらず、本人としてもホッとしています。 

自宅－会社間の片道の通勤時間がドアツードアでこれまで１時間４０～５０分くらいだったものが２時間～２時間１０分前後で収まっているので、まあ上出来でしょうか。座るために電車を１台後のものにしたり、横断歩道では信号を１回待ったり、階段を使えば早く行けるところをエレベータを探して乗ったり等の安全サイドの行動を心がけています。

町なかにはバリアフリーでないところが多数あるし、電車内などでは善意の人もいれば、悪気はないけれど障害を持った人や身体が不自由な人に気づかない人がおられたり（イヤホンをしてスマホを操作していたりで----それらの人が席を譲ってくれたりする可能性は極めて低いです）など、通勤自体が実践的なリハビリというかハードなトレーニングであることを実感しております（笑）。 

自分で言うのも何ですが、脳出血で入院した患者にしてはかなり稀有な復活の仕方なのかもです。病院のリハビリの先生が、「えーっ、復職は４月以降じゃないんですか？通常は退院後２週間～１ケ月くらいは自宅療養した後に復職する人が多いですよ。焦って復職して調子が悪くなって再入院という人の例も数多く見てきました」と言っておられましたので。 

ここまでは順調ですが、平衡感覚異常やごく軽いふらつきなどは相変わらずあるので、引き続き何事もスローペース・安全第一でいくつもりです。

昨日、妻とNHK大阪で開催されていた「マッサン」のセット公開を見に行きました。相変わらずじっとしているのが苦手です(^o^;)。セットなのでなんちゃって建物ですが、なかなか良くできていました。

 

職場復帰しました！

救急搬送されて緊急オペと急性期リハビリを受けたT病院（実は有名な富永病院でした）から1/6にリハビリ病院（こちらも有名な森之宮病院）に転院し、土日の休みもなく毎日2～3時間のリハビリを続けましたが、ここも3/6に退院。そして、一週間の自宅療養と復職準備の後、会社の産業医との面談を経て、3/13から会社に復帰しました＼(^-^)／。３ヶ月半ぶりです。

全快かというとそこは微妙で、今は左足の麻痺（感覚異常、体重のかけにくさ→歩行や階段昇降の不自由）というよりも、全体的な平衡感覚異常（昔、遊園地にあったマジックハウスのような）が自分では一番やっかいな症状として残っています。杖があればかなり安定して＆安全に歩けるのですが、杖なしで狭い所を細かく方向転換して移動したりする時に特に足元が覚束無く、ヨタヨタしちゃいます。（屋外の）広いところを真っ直ぐ歩くときは比較的スタスタ、屋内（会社や自宅など）では若干モタモタ・ヨタヨタといった感じですかね？

この平衡感覚異常はあまりリハビリ等で回復するものではないようで、後は慣れるしかないのかもです(*´-`)。うーんなかなか厄介ですねえ。ですが、よくぞここまで回復させて頂いたものだと感謝しております。

3/13・16と、２日間これまでと全く同じ通勤ルートで自宅（大阪）から京都の会社に行き、ほぼフルタイムを社内で過ごしました（往復の一部は妻の付き添いあり(^o^;)）。従来の片道1時間40～50分が今は2時間強くらいでしょうか？所属部署は元のまま＆会社の雰囲気等は全く変わっていないので、これは気楽で良かったです。ただ、予想していたより足の疲れはありますし、やはり頭や目も疲れましたね。私の場合、喋り過ぎによる疲れもあるかもです（笑）。

今日からは毎日通勤して、この疲れが果たしてどうなるかです。疲れ具合などに応じて半日休の取得も予定していますが、妻の付き添いも徐々に減らしていって、完全単独通勤にシフトしていく予定です。今回は多くの方に随分ご心配をおかけしました。また、お見舞いに来ていただいたり、多数の激励メッセージやコメント、メールをありがとうございました。お陰様でとりあえず職場復帰できました。今後はまあ、無理せずボチボチやっていきます。

 

退院しました！

３月６日の午前中に無事にM病院を退院しました！

１月初めの転院後、約２ケ月間のM病院でのリハビリ入院生活が終わりました。振り返ってみると、リハビリのトータル時間は約１５０時間でした。主治医のH先生、セラピストの先生方（特に主担当として熱心なリハビリを施して頂いたＰＴ（理学療法）のＤ先生、ＯＴ（作業療法）のＩ先生、ＳＴ（言語聴覚療法）のＫ先生）、臨床心理士のＴ先生、看護師の皆さん、その他全ての病院・病棟スタッフの皆さんには感謝・感謝・感謝！です。また、ほぼ毎日に近いペースで病院に来てくれた妻にも大感謝！

最後の10日間ほどは、リハビリ内容（自主練習メニューを含む）の復習、そのための動画・写真撮影、退院前の検査などで大忙しでした。その合間に療法士の先生方や看護師さんたちと記念写真を撮ったりもしました(*^O^*)。

今後、会社の産業医の先生との面談に行き、恐らくそこで復職可能かの会社側のチェックがあって、具体的な復職日をいつからにするか等が決まるのかなと思います。それまでは、自宅リハビリというか復職準備ですね。最高の環境でのリハビリでかなり回復したとはいえ、色んな面で発症前と違うのは間違いないため、徐々に慎重に再始動するつもりです。

以上、とりあえずの退院報告でした。