ひろの東本西走!?

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半月板部分切除手術とその後

2005-09-29 22:51:47 | 健康・病気
京都田辺のランナー・木村さんのご要望にお応えして【特別エントリー】です。

木村さんからの質問に答えながら、半月板部分切除手術とその後を振り返ってみました。
ただし、過去に書いたものと多少食い違ったりがあるかもしれません。

>損傷の程度にもよるのかもしれませんが、どの程度切除されたのですか?

損傷の程度は私もよく分からないのですが、先生からは、痛いなあとか思ってたらなかなか走る気にならないし、走ってても楽しくないでしょう?切った方がスッキリしますよと言われました。手術説明書には、このまま放置しても膝くずれがひどくなるだけで根本的な治療にはなりませんと書かれていました。私の場合、3月に篠山マラソンの32km地点で走るのをやめたときはかなり痛みました。ですが、その後の痛みはそうひどくはなく、ヒザがかくっと抜けるような感じがずっと続いていてそれが気になっていました。  

手術の内容は関節鏡を用いた左内側半月板の部分切除手術とのことでしたが、術後に先生に聞いてみると、内側半月板の後ろ半分を切除したそうです。それ以上の詳しいことは聞いていません。傷口は2ケ所。恐らく切除を行うメス付きの関節鏡が入った口と切除部を取り出す関節鏡(?)が入った口ではないでしょうか。 
今は長さ0.5cmほどの傷口が2ケ所残っているだけで、手術の傷跡といった感じは殆どしません。こちらから言わないと誰も信じてくれないです。

>今はもう走れるとのことですか。痛みはないのですか。正座とかはできますか。

ゆっくりとであれば走れますよ。
但し、キロ5分を切るペースで3kmくらいを走り、その際にラストスパートしたら、少し痛みが出たりしたので、まだスピード走は再開していません。
現在は日常生活では痛みは全くありません。私はかなり長い時間歩いたり自転車に乗ったりすることが多いのですが、特に痛みは感じませんね。ただ、半月板が少なくなって太腿とふくらはぎの間のクッション材の接触面積が減ったためか、やはり安定感にやや欠け、何となく全体重を左ヒザにかけにくい気はします。

正座はもともとする必要のある機会が殆どないですね。先ほどそーーっと試してみたら、多少つっぱる感じがありましたが、まあできました。但し、完全に体重をかけるのはやっぱりちょっと怖いですね(^_^;
屈伸なども勢いはつけず、ゆっくりやるように注意しています。

入院・手術以降のことを時系列的に書いてみると、

  6/13 AM:入院、PM:手術
  6/14 AM:松葉杖を使って少し歩く。PM:松葉杖なしでゆっくり歩く
        夕方:病室で軽いリハビリ(ストレッチ)開始
  6/15 トレーニングルームでリハビリ開始(1日約1時間)
  6/16 先生「退院したかったら、いつでも言ってくださいね」
        私  「えっ? もう退院してもいいんですか?」
  6/17 明日退院したい旨、伝える
        夕方、こそっと約1時間の散歩
  6/18 朝食後、抜糸。10時頃退院
        帰宅後、自転車に乗って子供のサッカースクールを見に行く
        ちょっと無謀だったかも
6/21 会社に復帰

  7/12 術後1ケ月後の診察。
        運動してもOK、以後の通院も不要と言われる
  7/17 RUN再開。超スローJOG(3.4km)+ウォーキング(1.7km)
             :
        その後もRUNは少な目ですが、よく歩いて自転車に乗ってました。
             :
  8/20 クラブの例会で14kmをまずまずのペースで走る。
             :
  11/23 福知山マラソン、走るつもりです。 
         実際に走れるかどうかは分かりませんが。

といった感じです。参考になりましたでしょうか。
損傷の程度や人によっても色々と異なるとは思います。
私は手術して良かったと思っています。

病院や費用の件はまた別途ということで・・・。

注)体重増加に気をつけて下さい。私は5kg以上太ってしまいました。
   元に戻ってません(^_^;

   



  
  









旧阪急梅田駅コンコース、工事徐々に進行中

2005-09-28 22:57:00 | 近代建築
阪急梅田コンコースを残したい・・旧阪急梅田コンコースを残したい

昨日、帰宅途中に少し時間があったので、梅田に寄って解体工事が始まったという「旧阪急梅田駅コンコース」を確認に行きました。両サイドの壁画前にはバリケードが設置され、シャンデリアも1基(2基?)が外されていて取り付け部が寒々しく見えていました。

回廊の方は既に工事用の天井(?)が張られて低くなっていましたが、ステンドグラスのドームも含めてかつての豪華でお洒落で伸びやかな空間は台無しになっていました。まだ終わった訳でもありませんが、悔しさと反省の意味も込めてこの情景をしっかりと目に焼き付けておきたいと思います。

カメラを持っていなかったので、以下の写真は8月下旬に撮ったものです。

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犯人に告ぐ(雫井脩介)

2005-09-26 23:52:00 | 本と雑誌

han-nin-ni-1犯人に告ぐ(双葉社)
★★★★:80点

連続児童殺人事件--姿見えぬ犯人に、警察はテレビ局と手を組んだ。史上初の劇場型捜査が始まる!

途中までは85点の可能性もあったのだが、ラスト近くの犯人の描き方に大いに不満があり、80点どまりに。それでも、上々の出来で楽しめた。

***************** 【注意】以下、ネタバレあり *****************

6年前の幼児誘拐事件。現場責任者の巻島は犯人「ワシ」とおぼしき人物にあとわずかというところまで迫りながら、一瞬の隙で取り逃がしてしまう。そして、少年の死。テレビでさらしてしまった大醜態。巻島は県警を去る。6年後、未解決の連続児童殺人事件に左遷状態だった巻島が呼び戻される。汚名返上の機会を与えられたのか、再び火中の栗を拾うことになるのか。

テレビと手を組んだ劇場型捜査はユニーク。アメリカ映画であれば、犯人の首に懸賞金がかかったりするのだが・・・。ライバル番組同士の視聴率争いも面白く、結果的にそれが世紀の誤報へとつながる皮肉もきいている。巻島の上司・植草とニュースキャスター・杉村未央子の関係、私は結構面白く読みました(^_^; 植草は、横山秀夫の最新作「震度0」に出てきた幼稚な幹部たちと相通じるものがありましたね。

CGとビデオテープを使った”トラップ”のアイデアは見事。ただし、はまった相手が実は・・・。
バッドマンからの手紙が届かなくなり、追いつめられた巻島。犯人が犯したと思われるミスを手がかりに、掌紋確認ローラー作戦という最後の大バクチを打つ。しかし、その作戦に秘められた真の狙いとは?

巻島がテレビカメラに向かって放つ最後の言葉、
「・・・逃げようと思うな。失踪した人間は真っ先にマークする。犯人よ、今夜は震えて眠れ」 これは名セリフ!

[チョンボ]小川刑事は掌紋確認ローラー作戦の最中、”ベージュのスカーフ”の質問でとある人物に出くわす。ここも単純な仕掛けではあるが、面白かった。全体的にディーテールはなかなか良く練られていたと思う。また、津田長・本田といった刑事たちもよく描けていた。

しかし、終盤、犯人の描き方がえらくアッサリしていたのには驚いた。「えっ? これだけ?」という感じで全然もの足りず。
最近、結果的によく”刑事もの”を読んでいるのだが、犯人側や犯罪の裏側の書き込みが不足してる作品が多いような気がする。必ず犯人側を描かねばならないというきまりはないのだが、犯行に至った理由・背景・経緯などはきちんと書いてほしいものである。それを書かなくても不満が出ない出来であれば大したものなのだが。
また、6年前の事件がらみで「ワシ」から来た手紙は誰が書いたのか。真犯人はまだ生きているのか、単なる物まねだったのか、これは明らかにしてほしかったところである。

※参考ブログ

  そらさんの”日だまりで読書”

  そらさんは津田長について丁寧な感想を書いておられますね。
  ”お子ちゃま”植草には同様に憤慨。
  作品自体の評価も高いです。
  ただ、私はラストに関しては不満ありです。
  


本棚整理

2005-09-24 23:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
hondana-1今日は絶好の行楽日和、というよりも暑かったくらいでしたね。でも、夕方になると心地良い風が吹いてきて7kmほど走りました。

さて、発熱&頭痛でダウンの子供たちがまだ本調子でないため、日中は私もおとなしく本棚整理にいそしんでいました。これは、洋間にある本棚に入り切らない本や雑誌が床に散乱して足の踏み場もないほどで、常日頃、管轄の総務大臣から厳重注意を受けていたしろものです(^_^;

基本的に本には思い入れがあるので、かつてはなかなか捨てきれなかったのですが(再読する可能性のある本はごく限られたものだけなのですが、背表紙を眺めているだけで幸せな気分になるし・・・)、最近では遂に”総量規制”をせざるを得なくなってきました。すなわち、”買ったら捨てる”です。ただ、棚卸しは年に1回くらいしかしていません。

今日、アバウトで本と雑誌の数を数えたら、市販の本棚(リーズナブルな代物)3つ分で約650冊、プラス、机の上の手作り本棚にも雑誌を中心に約100冊ありました。以前はクラシック音楽関係の雑誌が山のようにあったのですが、最近は1/3以上が建築関係(近代建築、街づくり、家づくり、写真集的なもの、ガイドブック、紀行文 etc.)です。最近は小説などはできるだけ図書館で借りるようにしているので、この関係の本は少な目ですが、”見つけたら買う!”が鉄則の建築本は増加の一途です。トータルで1000冊くらいあるかなと思っていたのですが、そこまではいかなかったですね。引っ越しを機会にかなり捨てたしなあ。

今回の整理では、捨てるもの:約80冊、ブックオフに売却予定:約50冊となりました(先ほどの冊数はこれらを除いたものです)。ネットでコツコツ売ることも考えたのですが、手間もかかるしエイヤーで売却予定。つい最近買った単行本も含まれているな・・・○○○○さんの「○○○」。勿体ないがやむ無しでござる。

結局、他のことも含めて3時間近くゴソゴソやったら、おーっ、何となくキレイになったではないか!隠れていたフローリングもだいぶ出てきました。うん、気持ちいいです。
でも、この状態が何日続くのやら。自信ないなあ。。。

本や雑誌の整理については、著名人を含めて多くの人が語り、関連本も山のように出版されていますが、皆さんはどのようにされてますか?良い方法があったら教えてください。







サバの群泳?

2005-09-24 11:01:47 | 日記・エッセイ・コラム
saba-1nishioさん、こんにちは。
サバの群泳ってこれでしたかね。
ちょっと幻想的で美しかったです。

>あれだけの水量を濾過するのは大変なはず。
>私なんかは、展示水槽の裏方を見せてもらえると最高なんですけどね。

先日テレビで「水族館の裏」特集的な番組をやっていましたよ。
ジンベイザメやシャチの運搬方法、凄い水圧に耐えるガラス(正確にはアクリルガラス)の秘密、水の濾過や循環システムなどが紹介されていたと思います。

面白かったのはピラニア。
凶暴な魚のイメージがありますが、すごく臆病な魚とのことで、係員がエサをやるために水槽内に入ると怖がって集団で逃げ回っていました。牛や馬などを骨になるまで食い尽くすなんてのは、よほど空腹のときだけのようです。これは初めて知りました。

今回も3連休で当初の予定では遊園地に行くはずだったのですが、子供たちがダウンなので家族で遠出はできず。
明日の運動会に備えて休養中です。