日曜日の午前中、「京の夏の旅 文化財特別公開」で公開されている祗園甲部歌舞練場庭園に行ってきました。
~京都市観光協会のHPより~
祇園甲部歌舞練場は、毎年4月、芸妓舞妓による華やかな舞台が繰り広げられる「都をどり」の会場として知られる建物。特別公開される庭園は、大正期に建てられた歌舞練場別館棟と「八坂倶楽部(やさかくらぶ)」(国の登録有形文化財)に囲まれた、池を中心とした回遊式庭園です。
織田信長の弟で茶人であった織田有楽斎(うらくさい)の邸跡と伝えられ、有楽斎の作った国宝の茶室にちなんで名付けられた茶室「如庵(じょあん)」があります。今回は八坂倶楽部内で、舞妓が「都をどり」総をどりで身にまとう衣裳や小道具なども特別展示され、あでやかな花街の伝統と歴史文化に触れることができます。
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こちらが八坂倶楽部の大座敷です。
八坂倶楽部は大正5年、大正天皇御即位の饗宴場として建てられた木造二階建ての建物で、現在一階は「都をどり」の茶券付特等席の待合として使用されているそうです。
天井は格天井で、広がる庭がガラス越しに見える伸びやかな空間です「。
祗園のシンボル「つなぎ団子」の意匠が施されたという欄間です。
これは面白いですね。
なかなか変化に富んだ庭園です。
建物も趣があるのですが、庭園の樹木が作り出す光と影、水面と石、小さな滝などが実に美しいです。
「都をどり」の衣装です。
いやあ、ほんまにきれいどすなあ。。。
平成6年度の総踊り衣装「平安御所車」とだらり帯「桐鳳凰文」です。
色鮮やかです。
こちらが歌舞練場本館の入口です。
格天井と菊の(?)浮彫(? 透かし彫り)が見事です。
弥栄会館(昭和11年)です。こちらも祇園甲部歌舞練場の施設の1つです。
元々の私の嗜好的には城郭風というか和洋折衷的な感じもするこちらがメインに近いのですが、和風建築や庭園も良いものは良いのです。