ひろの東本西走!?

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我が家の中学受験プロジェクト-1

2008-01-30 00:44:51 | 受験・学校

今年、長男が中学受験をしたわけですが、これを「我が家の中学受験プロジェクト」という位置付けで何回かに分けてふり返ってみます。但し、受験を決めたのは随分遅かったし、本や雑誌などによく出てくる「我が子を東大生にするために-目指せ、超難関校!」といったハイレベルなものでは全然ありません。また、「偏差値40からの大逆転!」といったようなノウハウもありません。親として色々考えたこと、やってみたこと等を備忘メモ的に残すものです。

【経緯・背景】

私も妻も高校までずっと公立校に通っていて、それで不満もなく楽しく過ごしたので(妻に確認はとっていませんが(^_^;)、当初、子供たちも公立校でいいと思っていました。私立校と比較すると、公立校の方が色んな子がいるのは間違いないでしょう。

  勉強のできる子、スポーツが得意な子、休み時間になると元気になる子、
  絵がうまい子、音楽が好きな子、作文がうまい子、ちょっと悪い子、
  意地悪する子・される子、やんちゃな子、おとなしい子、
  リーダーシップのある子、力の強い子、ひょうきんな子、 etc.

大きくなって社会に出ると、多様な人たちとつき合っていくことが必要不可欠ですから、本当は公立校でそのような”玉石混淆”の中でもまれる方が色んなことを学んで、人間的にも絶対に成長すると思います。但し、どんな子が玉でどんな子が石なのかなんて誰も決められません。素晴らしい原石があるかもしれませんし。

一方で、学校内でつまらないことに神経をつかったり、陰湿ないじめがあるのは嫌です。また、団体生活の基本的なルールや基礎学力がきちんと身に付かないのも困ります。子供なので喧嘩は当然あります。色んな人間が集まれば多少のいじめが発生するのも致し方なしですが、それをエスカレートさせないこと、特に先生(担任の先生や校長先生など)が毅然とした対応をとれるかどうかが重要です。世間一般の情報から判断すると、どうも公立校ではそれらの対応がまずかったり、正しい対応をするまでが異常に遅かったりということが多いように思います。

このようなこととは別に私が地元の公立中学でちょっとどうかなと思った点は、

 ・グラウンドが狭く、野球部もサッカー部もないこと

   長男はスポーツ大好き!といった感じではなく、私も野球やサッカーを
   必ずやらせたいといったものでも無かったのですが、やはり男の子は
   昼休みや体育・クラブで走り回って思いっきり体を動かしてほしいです
   ね。少なくともそれが可能な環境が学校にほしいです。

 ・授業態度や宿題忘れなどで内申が左右されるとかしないとかと言った話

   授業態度が悪いのは良くないことですが、それが内申書に影響する
   なんて嫌らしいなあ。そんなんどうだってええやん(そんなこと、どうでも
   いいじゃない) と思っていました。

 ・近年、高校進学実績が思わしくないこと

   ある程度良い公立高校に入るために、あるいは学校での学力不足を
   補うために塾に通う子が多いことも何だかなあと思います。
   それやったら私立校に通うのとあんまり変われへんやん。

といったようなものでした。

殆どの子が公立中学に進学した自分たちの頃のような”のどかな時代”とはかなり様変わりしてるということが私にも少しずつ分かってきました。

また、これは本で読んだのですが、私立の方が先生にも意欲的な人が多いようです。先生間にも良い意味で競争があるでしょうしね(授業や指導の下手な先生、生徒の信望が得られない先生はやめさせられる?)。幸い我が家の息子たちは良い先生に受け持って頂いたとは思いますけれど。更に公立校でも少人数学級制や2人担任制、習熟度別クラス、将来の自分の職業について考えさせるような科目や授業など、改革は進んでいるorいずれ進んでいくとは思いますが、公立校の場合、変化のスピードが遅いことは間違いでしょう。

もう1つ私立中学に行かせようかなと考えた理由で大きなものを忘れていました。うちの”お気楽”クンはその名の通り、ほおっておくと、どんどん楽な方へ楽な方へと流れていって自分の考えで一生懸命勉強するなどといったことはまずありません。まあ、小学生なので仕方ないですが・・・。そこで、多少の強制力と周囲の雰囲気もあった方が良いかなとも考えました。もちろん勉強だけでなく、勉強とスポーツの両方に頑張ることが必要ですね。また、受験を通じてどれくらい頑張れるかも見たいとは思いました。

公立校に行っても私立校に行ってもしっかりした子はきちんとやれるでしょうが、色んな点でなるべく良い環境で学ばせてやりたいなあ。。。てなことを考えている内に、長男に実際に受験させるかどうかはともかくとして、中学受験を前提とした情報収集が5年生の秋頃からスタートしました。


衝撃の大阪国際女子マラソン

2008-01-27 21:29:22 | ランニング

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Morimoto1

一昨日から今シーズン初の風邪でダウン中。息子の中学受験が終わって親の方の緊張がとぎれてしまったか。。。子供達は元気に朝早くから子供会の行事で淡路島へ出かけましたけれど(^_^;

今日は大学の同窓会に出席予定でしたが、無念のパス(幹事さんゴメン)。昼からはリビングで布団にくるまって大阪国際女子マラソンのTV中継を途中うつらうつらしながら見てました。

全体で2位、日本人1位の森本さん、安定したいい走りでした。もうちょっと勝負できればもっと喜びも大きかったでしょうね。五輪代表に選ばれるかどうかは名古屋の結果待ちですが、まずは見事な走りでした。ただ、記録がそう良くなかったので、名古屋に出る選手の方が若干有利かもしれません。

注目の福士選手でしたが、その大失速ぶりは予想以上でしたね。解説の沢木さんも終盤ペースダウンはあっても最終的には福士選手が逃げ切るだろうと思ってたみたいですが、超がつくほどの大失速でした。かつて東京で高橋Qちゃんの大失速を見ましたが、何度も転倒するなど衝撃度はその時以上です。

長居公園の周回道路に入った最後の方は箱根駅伝で見たようなシーンになり、ヨレヨレになりだしてからは併走している監督がどこかで止めるものと思っていましたが、最後まで走らせましたね。どんなことがあっても最後まで走りきるという約束が監督と選手の間で交わされていたのかもしれませんが、ちょっと危険でした。これで骨折したり、大きな怪我をしていたら何と言われていたか。。。今回のレース、日本長距離界の第一人者とその指導者が選んだ練習方法&本番のペース設定ですから、素人がどうのこうの言えるものではありませんが、マラソンの奥の深さと怖さををまざまざと見せつけられたような気がします。

番組自体が福士選手にのみ焦点を合わせたような作り方になっていたのは頂けませんでしたね。スポーツでのドラマは自然に生まれるのであって、作り上げるもんじゃないですから。ダントツで突っ走っているときに彼女中心の放送になるのは致し方ないですが、失速状態になってからはもっと後続の姿をクローズアップしてほしかったです。

こけてもこけても起き上がり、惨敗に終わっても笑顔を忘れない福士選手は素晴らしいと思いましたが、これでマラソンが嫌いにならないでほしいですね。実力は折り紙つきですから。私はかつて一度会社帰りに練習中(ジョグ中)の福士選手とすれ違ったことがありますが、音楽を聴きながら素晴らしいフォームで軽やかに走って行った姿が印象的でした。もう一度十分な練習を積んだ上でマラソンに再チャレンジしてほしいものです。その時には、はじけんばかりの笑顔を見せてくれるでしょう。まだまだ期待しています。

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例会&ランニング雑誌「クリール」の取材

2008-01-24 22:50:14 | ランニング

Courir1_2 先の日曜日は所属ランニングチームの月例会があったのですが、今月はランニング雑誌「クリール」の取材がありました。これは新入会員ゲットのリクルート活動の一つとしてうちのメンバーが働きかけ、ランニングクラブ探訪のコーナーで紹介して頂くというものです。

実はこの日は長男の中学入試2日目だったのですが、前日にひとつ良い結果が出ていたこともあって、急きょ例会への出席を決めました。もちろん、朝、長男を試験会場へ送って激励してからです。後は長男の実力&運次第ですからね。

「クリール」からは編集長の樋口さんがいらっしゃいました。ご自身もフルマラソン:3時間10分55秒(ネット3時間8分5秒)、100km:11時間55分という記録を持つランナーです。

うちのチームはフルのベストタイムが2時間30分ちょっとのメンバーもいますが、コーチがいるわけでもなく、また特に決まった練習メニューがある訳でもありません。最初の1周目のみ全員でお喋りしながらジョグペースで走った後は、周回数もスピードも各自が思いのままに走ります。ただ、レース前には全員のペースが自然と上がっていったり、時には自分より速い人に1周だけでも必死で食らいついていったりします。良い意味で各自が自分の考えで走る自主性&自然体のチームかな?そんなカッコイイものではないですね。まあ、最近は走りよりも打ち上げや呑み会の猛者が増えているといった気はしますけれど(^_^;

この日は各自5~7周(14キロ~20キロ)を走った後、新年会&樋口さん歓迎会を兼ねた懇親会を開きました。いつも通りワイワイ・ガヤガヤと楽しく賑やな時間を過ごしましたが、樋口さんも我々の中に自然にとけ込んで楽しんでいらっしゃいました。

雑誌掲載は2月22日発行号だそうです。果たしてどんな記事になるか不安半分、興味半分といったところですね。肝心のランニング・シーンの写真がちょっと少なかったようですが、そこは樋口編集長の腕に期待しましょう。イケナイランナーの私は立ち読みすることが殆どなのですが、これは買わなくっちゃ!ランニング好きの方もぜひ!そうでない方は立ち読みor図書館等でご覧下さい。

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あーあ、すっかり太ってしまったなあ。。。ランナーの体型じゃないです。


中学受験、無事終了 桜咲く

2008-01-21 22:50:00 | 受験・学校

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長男の中学受験が終了しました。

昨日(1/20)受験した2校目・K中学の合格発表が今日の午後にあり、S理数合格・理数A合格・理数B合格という3ランクの内、長男は真ん中の理数A合格で無事突破しました。

既に19日にM中学に合格していたので親子とも気持ちに余裕はありましたが、合格発表を見に行く直前まで、もしK中学も合格の場合(勝手に合格と仮定していたのですが(汗))にM中学とK中学のどちらを選ぶか迷っていました。

詳細は省略しますが、2校は校風・歴史・教育メニュー・クラブ活動の熱心さ・環境(グラウンドの広さ、施設、通学路や学校周辺の環境)などが大きく異なります。どちらの学校も良い学校と思っているのですが、互いに無い魅力を持っています。

K中学がS理数合格の場合→K中学、理数B合格or不合格の場合→M中学まではすんなりと決めることができるのですが、中間の理数A合格の場合にどちらにするかの判断が難しかったですね。

定刻通り13時からの発表ですぐに長男の番号を発見。まずは掲示板の前で記念の写真を撮った後、合格証明書を貰いました。封筒の中を見ると・・・書かれていた文字は”理数A合格”でした。「うーん、S理数には惜しくも届かなかったか。良し、M中学やな!」と銀行を目指すことにしました。実はK中学の合格発表が13時から、M中学の入学手続き締め切り(まずは銀行振り込み)が15時まで、実質的には安全をみて14時までに振り込みと時間的な余裕が無いのでした。ところが何とここへきて長男が「友達と一緒にK中学に行きたい~」と言い出しました。友達の何人かも2日目にK中学を受けたのですが、第一志望は他の学校&その結果不明なのでK中学に行くことになるかどうかも分かりません。そのことを説明し、M中学の良いところをざーっと並べたところ本人も「良し、考え振り切った!」と一応納得してくれました。その後はすっかり上機嫌に。

13時40分頃、M中学の入学金振り込み完了。予定していたことではあるのですが、バタバタでした。合格者登校日などはありますが、とにもかくにもこれで長男の中学受験は今日でいったん終了です。受験を意識し出したのが昨年の冬、それまで算数・国語のみ習っていた塾で理科・社会を含む4教科の授業を受け出したのが3月頃でした。4年生くらいから大手進学塾に通っているお子さんに比べて遅めのスタートでしたが、あの”お気楽クン”がお試し受験(四国のT中学)を含む3校全てに合格するなど、よくぞここまで頑張ってくれました。

なかなか集中力が持続せず、どうも必死さに乏しいと思っていた長男ですが、本人なりのペースでリラックスしながらも一生懸命やったということですね。やったらできるんや!本人にとっても良い経験になったと思います。もう少し前から受験勉強させてたら、もう1ランク上の学校も目指せたか?なーんてこともチラッと考えましたが、基本的に小学生はよく遊ばないとダメですよね。結果的には受験一本やりになることなく、ある程度色んなことも楽しみながらの受験でした。そういう意味では効率的だったかな?

終わってみれば、私も妻も学校説明会や文化祭・体育祭見学などで多数の学校を見て楽しんだ面もあります。その中でもM中学とK中学には昨年度から夫婦で延べで各10回くらいは行きましたね。また、小3の次男も兄ちゃんと遊ぶ時間が減った上に、できるだけゲームやTVを我慢し、ときには一人で留守番をしたりでよく協力してくれました。取っ組み合いの喧嘩と和解の繰り返しはまあ変わらずでしたが(^_^;よく中学受験は親の受験とか家族の受験と言われますが、まさしくその通りだと思います。一大プロジェクト的な面もありましたし、私も色々勉強になりました。

そうそう、塾の仲間や学校の友達とはお互いに激励メールや祝福メールを送り合ってなかなか微笑ましかったです。

結局、どの学校に進んでも今後の本人の努力次第で良い学校になるかそうでなくなるか決まります。自分の(親の)選んだ学校が最高の学校と信じて、色んなことを学び、チャレンジしてほしいですね。4月からはこれまでの友達と学校が別々になりますが、弟同士も友達であったり、親同士もよく知っている友達がたくさんいるので、友情が続けば良いなと思います。もちろん、新たな環境で新しい友達がたくさんできるでしょうし、素晴らしい中学生活を送ってほしいものです。 

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中学入試・本番

2008-01-19 23:58:00 | 受験・学校

近畿の私立中学・統一入試日の初日となった19日、長男の中学入試・本番が始まりました。

この日受けたのは伝統校の1つでもあるM中学校。ここは(確か大阪で唯一)当日の夜7時に合格者を発表するという学校です。試験を受けたその日に結果が出るのは、良い結果が出れば一安心ですが、逆の目が出ると気持ち的にもつらく、翌日以降の試験にも影響が出かねません。初日にもう一つの志望校を受験するか、偏差値的にやや上となるここを受験するか直前までかなり迷いましたが(本人も親も迷ったし、塾の先生も迷った・・・)、最後の模試の結果を信じてM中学校を選択しました。

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↑これは昨年の写真です(1年前に中学受験の雰囲気がどんなものか偵察に
  行っておりました)。今年もそうですが、さすがに本番直前に写真を撮って
  いる人はおられなかったように思います。

そして結果は・・・見事合格でした!

最後まで自宅で流行の歌をしょっちゅう歌って”お気楽”受験生ぶりを発揮していた長男も、さすがに試験前夜は緊張してきたのか「寝られへん・・・」と言っていたのですが、本番では実力を遺憾なく発揮して(?)頑張ってくれました。受験は2日目も続きますが、まずは一安心で良かった、良かった。お疲れさま!&よく頑張った!

↓長男の○○○番がありました!実質の倍率は1.9倍くらいだったようです。

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