翁長那覇市長が浮いてきた




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翁長那覇市長が浮いてきた


翁長那覇市長が浮いてきた。
経済団体が新年の4日に一堂に会した。普天間飛行場の移設問題をめぐり、名護市辺野古移設を目指す安倍政権に理解を示す経済界トップと、かねてから県外移設を主張する翁長那覇市長とでスタンスの違いが際立った。

主催者を代表してあいさつした県経済団体会議長の国場幸一商工会議連合会会長は、
「溝を埋めるという格好でやっていきたい」
と、歩み寄りの姿勢を示した。しかし、翁長那覇市長は、
「いまの状況では問題はなにも解決していない。10万人が集まったら成功という話ではない」
と2万人以下しか集まっていない9・9県民大会を10万人集まったと今だに嘘ぶき、
「(オスプレイ)は自由自在に飛んでいる。極端にいうと、オスプレイが落ちたらもう終わり、県民は絶えられないところまできている」
と反米主義・米軍事基地撤去主義であるがゆえの革新系政治家・運動家や沖縄2紙が造りだしたオスプレイ欠陥機の宣伝文句をそのまま真似て発言している。「県民は絶えられないところまできている」というのは米軍基地撤去を主張する団体が政治効果を狙ったねつ造文句であって事実ではない。

反米主義者の政治効果を狙ったねつ造文句を真似る翁長市長には保守政治家の資格はない。
陣頭指揮をした県知事選と那覇市長選で大勝した翁長那覇市長は革新の主張を取り込んだ戦術にますます自信が出てきて、ますます革新系の主張を取り組んでいる。
「日米安保などを日本全体で負担することがなければ、日本を取り戻すということはありえない。
沖縄は戦後67年間、我慢してきた。日本もそろそろそこまで考えないと、解決できないままでは国そのものが倒れてしまうのではないか」
「安部首相の発言に見られるように中央とのねじれがある自民党県連からすると決議はハードルが高く、共産党からすると低い。だが、それを努力して一緒にになって普天間を県外、辺野古には造らせないということを継続する必要がある」
「県議会は政党色が強いが県民のために輪をつくることには各党賛成だろう。あとは、その輪の中身のラインをどのように詰めていくかが、これからの大きな作業になるのではないか」

翁長那覇市長の言葉からは県全体に関する発言がどんどん出てくる。市長の発言というより県全体をたばねようとする人間の発言だ。いや、それ以上だ。
「このままでは国そのものが倒れてしまうのではないか」と国家論まで飛び出している。ただ国家論といっても、国にとって小さな問題である辺野古移設問題が国の存亡に影響するという妄想国家論だから苦笑するしかない。

国を堂々と批判し、県内の政党を束ねて県民党なるものをつくろうとしている翁長市長はもはや市長ではなく知事のようである。
県知事選を大勝させ、那覇市長選では敵なしだった翁長氏は飛ぶ鳥を落とす勢いである。この勢いで次の県知事選に立候補するのは間違いない。

しかし、ここまでうまくいったのは民主党政権だったからだ。自民党政権で翁長氏の主張が通用するとは思えない。

翁長氏の戦術は革新の主張を自民党が取り入れて対立をあやふやにし、革新勢力を弱体化するやり方である。しかし、そのやり方は自民党の主張が革新の主張に似てくる。選挙では自民党が勝ったが政治思想では革新に負けるという奇妙な状態になったのが県知事選であり那覇市長選だった。
仲井真県知事も翁長市長も選挙の時の主張は、保守自民党の主張を堅持することではきなくて、革新の主張に巻き込まれることを自ら選ぶことだった。

自民党が政権を握ったので、今まで翁長氏の戦術を黙認してきた県経済界が安部政権にすり寄っていこうとしている。辺野古移設に賛成する方向に舵をとろうとしている。

小泉首相時代に辺野古移設案が浮上してきたが、最初は辺野古陸上案だった。小泉首相は辺野古沖移設が環境団体の激しい抵抗で断念した経緯があり、海に飛行場をつくるのを避けた。
しかし、海を埋め立てないと甘い汁が吸えない沖縄の業者が沖縄の政界に圧力をかけて政府案をひっくり返して強引に辺野古沿岸部になった。
建設業界の圧力があり、埋め立て地が小さい、飛行場をもっと海の方に拡張しないと埋め立て許可をしないと政府にだだをこねたのが仲井真知事だった。そのために辺野古移設計画がもたもたし、辺野古移設案が決着したとおもったら民主党に政権が移った。そして、「最低でも県外」と鳩山元首相がアホな発言をしたために、辺野古移設が延びていった。

海を埋め立てるV次型辺野古飛行場建設は沖縄の建設業界の欲望が集約された工事である。沖縄の建設業界の本音はなにがなんでも辺野古移設なのだ。しかし、民主党政権になり、沖縄の建設業界は辺野古移設を主張することも政治の裏工作をすることもできなくなった。
建設業界はじっと我慢して辺野古移設が現実になることを待っていたのだ。

県経済団体会議長の国場幸一商工会議連合会会長は、
「溝を埋めるという格好でやっていきたい」
と発言した。溝とは自民党本部と県自民党の溝である。溝とは普天間飛行場の移設問題でありオスプレイ配備問題である。
辺野古移設反対、県外移設、オスプレイ配備反対を県自民党は主張し、自民党本部と溝ができている。国場幸一商工会議連合会会長はその溝を埋めるというのである。つまり、辺野古移設はやもうえない。オスプレイ配備に反対はしないという立場をとるということである。

仲井真県知事は「県外移設」を主張しているが、一方政府が正式な手順を踏めば辺野古の海の埋め立ては承諾すると発言していて、「県外移設」を主張するのは変わらないが、辺野古の埋め立てにはOKのサインをしないわけにはいかないというような発言をしている。

翁長市長だけは頑固な革新政治家ではないかと思ってしまうような発言を堂々としている。もう、自民党政治家ではなくなったと言えるほどである。
翁長市長の共産党さえも巻き込んだ県民党構想は安部政権に嫌われ、沖縄経済界からは浮いていくだろう。

民主党政権の時にうまくいった翁長流の政治戦略は自民党政権ではうまくいかないだろう。
辺野古移設が決まり、12機のオスプレイが新たに配備された時、翁長市長は再び県民大会を開くのだろうか、自民党が政権を握ったから、保守系の自治体首長は参加しないだろうし、県自民党も参加しないだろう。もちろん経済界も県民大会を敬遠する。

翁長市長は県民大会の主催者となり、共産党、社民党、社大党、自治労、沖教祖と一緒に拳を空に突き上げるのだろうか。

想像するとあまりにも滑稽で笑えてくる。

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