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Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

G7関連、対ウクライナ支援は 現行法下でできる全てを

2023-05-21 22:11:18 | 国際・政治
今回主要先進国首脳会合 G7広島サミットが、無事終了となった様だ。目玉の一つ 核軍縮については、核抑止力の効能と有用性が認知された事への不満や不興が燻っている様たが 非友好側の脅威が小さからぬ事を考えれば現実的対応をせざるを得まい。

将来の核兵器全廃絶の理想を降ろすべきでないのは当然だが、ウクライナ危機にあって 核行使の可能性を以て脅しネタにするロシア国や、国際社会の再三の声を無視して 自国内の核兵器数量や規模を決して明かさない中国大陸、そして長距離各弾頭の発射を可能にすべく 今も開発に狂奔する北鮮の動向などに照らせば、核抑止力の考慮はやむを得ないもの。困難だが 今日明日の事と未来の事、両方に注力せざるを得ない状況も一定は理解すべきなのだろう。

本題です。やはり「対面に勝る対話なし」という事だろう。かねて今回 G7会合に直に出席を望んだとされる ゼレンスキー・ウクライナ大統領の来日が実現。昨夕方前から今夜にかけ 約 30Hの慌ただしい日程とはいえ、広島平和公園・原爆慰霊碑への献花や同資料館視察や招待組を含む参加各国首脳との会談を精力的にこなし、我国の岸田総理とも 必要な対話に臨まれた様だ。戦火に晒される本国から来日への謝意と、既に全ての日程を終え 帰国の途にあるとされる同大統領の 今後を含めたつつがなきを祈念したい。

まだ戦中のウクライナ国に対しては まだ諸々の支援が必要は勿論で、ゼレンスキー同国大統領と 今回 G7参加と招待の各国間でも、一定はその事での協議が持たれたという事だろう。以前から 武器を除く自衛隊の装備品多数が供与された様だが、今回両首脳の会談・協議にて追加支援が固まった様だ。以下 今日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参ろうと思う。

「ウクライナに自衛隊車両 100台規模供与 首相がゼレンスキー氏に表明」

岸田文雄首相は 5/21、G7広島サミット出席のため来日した ウクライナのゼレンスキー大統領と広島市内で会談した。首相は、トラックなど 100台規模の自衛隊車両や 約 3万食の非常用糧食を提供する考えを伝えた。

会談は 約 50分間行われた。首相は「ロシアの核兵器による威嚇や使用は あってはならない」と訴えた。ゼレンスキー氏も、広島平和記念資料館(原爆資料館) への訪問や原爆慰霊碑の献花を通じ、「核兵器のもちらす被害の甚大さや戦争は許されないことを再認識した」と語った。

また 首相は「困難な中、(今回)サミットに参加頂いたことを心から感謝する」と述べた。ゼレンスキー氏も「(新興・途上国などの)グローバル・サウスを招待したことは素晴らしい」と謝意を述べた。両首脳の会談は 3月に首相がウクライナを訪問した際に行って以来。(引用ここまで)

対ウクライナ支援のあり様については、これまでの「武器以外の防衛装備品等」に加え、来月から予定の 自衛隊中央病院によるウクライナ負傷兵の一部治療やリハビリを受け入れる見込み。これに加えての今回支援は、戦域向けの輸送の他に、戦後復興を含めたあり方が視野に入っているのかも知れない。

一つだけ引っかかったのは、確か道路通行のあり様が我国とは異なる車道右側通行で 左hdが一般的なウクライナ兵各位に、右hdの自衛隊車両がそのままの仕様で馴染むかどうかという所。まぁ短期の訓練で行けるのかも知れないが、復興後も使われるのであれば、左hdへの仕様変更を要する場合の援助のあり方まで考えられて良いのではないか。

トラック他の自動車も 基本的には輸送機器。殺傷力を持つ武器ではないが、左派野党や左傾メディアなどは これとても武器の一種などとして難詰してくるかも知れない。しかしそれ如きに屈してはならないのも事実だろう。前述支援につき、両国首脳間の意思疎通はできている。後は事務レベルで最大限円滑に前述供与が進められる様望みたい。

これは現行法下でできる最大限を図ったもので、決して彼の地の戦火に油を注ぐ様な所業ではない。故に信頼性を伴ないながら なるべく早めに堂々と行われる事を期待したい。今回画像も振り返り恐縮。当地東郊・蒲郡市内を大阪方面へと下る、JR東海道本線貨物便の様子を。(P,S 次回は 5/24以降に掲載予定です。)
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