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Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

保守側野党の増勢は、与党自民の不徳の至りだ

2025-07-01 22:19:34 | 国際・政治
2025=令和 7年 7月も、拙ブログを宜しくお願い致します。先日実施され、与党自民が敗北を喫した東京都議選は、続く国政選挙・参院選の行方を暗示しているとも聞く所だ。

同党の主な敗因は、これまで強い支持を得ていた「岩盤保守」と呼ばれる層が 特に石破現政権の中道左派的な政策姿勢に失望、愛想を尽かしたのが大きいとされる。

それはとりも直さず、与党自民最大の支持母体「岩盤保守」の期待に応えられなければ 次の参院選でも大敗。事によっては (決して望ましくない)政権交代も有り得るという事だろう。以下、昨日の読売新聞ネット記事を引用して みて参ろうと思う。

「参政党急伸で自民に危機感・・保守層の離反懸念、首相周辺『これだけの支持は脅威』」

自民党が、参院選を控えて 報道各社の世論調査で参政党が支持率を急速に伸ばしていることに危機感を募らせている。「岩盤支持層」だった保守層が離反し、参政(党など)に流れているとの見方からだ。

読売新聞社が 6/27~29 に実施した 全国世論調査では、参政の政党支持率が 前月から 4p増の 5%となり、立憲民主党の 6%に迫った。自民は 2p減の 23%、国民民主党は 6p減の 5%で、参政が両党支持層に食い込んでいるとの分析が出ている。

参政は「行き過ぎた外国人受け入れに反対」を公約に掲げる。6月の東京都議選では「日本人ファースト」を訴えて インター・ネットを活用して存在感を示し、3議席を獲得した。自民幹部は「排外主義につながるなら、日本の国力低下を招きかねない」と参政の主張を警戒する。

参政は参院選で 全選挙区に候補者擁立を予定している。自民にとって最重視する 改選定数 1の「1人区」で票が奪われれば、与野党の過半数争いに影響を与える可能性もある。首相周辺は「これだけの支持があるのは脅威だ」と語る。

参政は 6/30、日本維新の会を離党した 梅村みずほ参院議員を参院選比例代表選に公認候補として擁立すると発表した。梅村氏の入党に伴い 所属国会議員が計 5人となり、公職選挙法上の政党要件を全て満たした。

これにより、各党による討論会への出席などで露出する機会も増えるとみられる。参政の 神谷代表は 6/30の記者会見で「ネットを見ない世代もいる。政策や存在を知ってもらい、支持を拡大したい」と意欲を示した。(引用ここまで)

本当に「今更感」もある 与党自民の反応だ。表向きは「脅威」などの言葉を使っても、本当の所は未だに「新興政党が何をこく」位の認識だろう。

石破現政権がここまで追い込まれた今となっても「与党自民は大丈夫」などと今でも高を括っているのではないか。先の東京都議選の 厳しい結果を目の当りにしてもだ。こんな風では 続く参院選も似た様な結果となるのではないか。

とは言っても、野党側にも直ぐに政権交代に応じられる様な力量はないだろう。第一野党・立憲民主が今 どの位政権交代に直面した時の備えをしているかは存じないが、これまでの主な選挙の折々に「政権交代」を声高に唱えてきた以上、実際に「そうなった」場合の対応が十分か否かは その折に露見するだろう。或る意味では楽しみだが。

参政、日本保守といった 我国益重視の新政党が増えるのは良いが、今は党組織や政策との基本的向き合いを強化するなど いずれ政権を担える力を備える努力も欠かせぬ事だろう。拙者もまずは多言を控え、こうした新勢力の動向を 静かに見守ろうと思う。

今回画像は今朝早く、滋賀県内の JR東海道本線を東上中に出火騒ぎを起こし、結局は同県下で運転打ち切りとなった夜行寝台特急便「サンライズ」の様子を。車内はまだ乗客各位が避難された時のまま。故障個所の修繕が叶わなかった様で、残念ながら 折り返し東京発予定の同列車は運休を余儀なくされた模様。
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