Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

与党自民保守勢力は、本気で「女性の為の公共の福祉」を語れ

2024-06-15 10:13:59 | 社会・経済
日頃世話になる 名古屋市営地下鉄各路線にも、賛否はあるも 女性専用車両が設けられる。平日終日となる路線もあれば、平日の混雑時のみの扱いとなる所もある。

やむを得ない設置である事は理解する。広く知られる様に、主に混雑時を狙う痴漢や盗撮行為への抑止だろう。こうした車両は地下鉄などに留まらず、夜間の乗車が主になる 長距離高速バスなどにも設定される様だ。女性各位からは ある程度の安心感が表明される一方、「逆差別ではないか」との批判がある事も分かっている。

少し前までは「女性専用」扱いへの不満から、敢えて当該車輛乗り込みを強行する男達のグループもあった様だ。今でも残っているかもだが、露骨な暴力程ではないにせよ この様な「力の行使」が芳しくないのは事実。こういう勢力に限って、他方で反暴力とかを喚いたりもしているのだろう。少しは(一部を除く)各政党の選対活動に学び、言論勝負に徹した方が 余程説得力があると心得る者だが。

本題です。前述の「電車などの女性専用車両」に安心して乗り込める環境を守る事は「女性にとっての公共の福祉」を守る大きな一助でもあるのは事実。それは生活上特に個人秘密保持が尊ばれるべき 共用トイレや公衆浴場などでも厳しく求められるのは当然だろう。

性的少数派 LGBTの公益を一定高める配慮もそれは必要だろうが、問題はその LGBTの立場・・特に「自らは女性」を自称する 性自認を悪用する一部の男達が、不良意図を持って女子用WCや女湯へ犯罪まがいの出入りを可能にしてしまうという事ではないか。

現に 国内外で複数の実害も聞いている。勿論 特に与党自民側の国会議員各位も手を拱いてはいない事も理解する者だが。この問題につき、先日の共同通信ネット記事を引用して みて参る事に。

「公衆浴場利用『身体特徴』で区別 自民保守系が法案作成に着手」

自民党の保守系議員らでつくる「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」が、公衆浴場では身体的特徴で男女を区別して利用するよう定める法案作りに着手し、6/13の総会で骨子を了承した。

政府が同趣旨の通知を自治体に出しているが、法制化により実効性を高める。保守層にアピールする狙いもありそうだ。

(前述)議連は 昨年、LGBTなど性的少数者への理解増進法の成立に慎重だった保守系議員らが設立し「性自認を主張すれば 男でも女性WC や女湯に入れてしまう」と懸念を強めていた。法案骨子には「性別で利用者が区別される施設で 女性の安全を確保する必要がある」と明記した。

具体的には 公共WC のように不特定多数の人が利用し、性別で区別される施設を「特定施設」と定義。施設管理者に対し、女性が安心して利用できるよう 構造の変更や警報装置の設置を努力規定として盛り込む。旅館やホテルの共同浴室も 公衆浴場と同様に位置付ける。(引用ここまで)

これまで 所謂「ジェンダー・フリー」とか性的少数派LGBT の権利保護を声高に唱えてきた左派勢力には、以下の 2点が大きく欠けている印象だ。

 1つは「本当の意味での、公共の福祉の尊重」。参院で審議中の 子ども達の安全を守る「日本版 DBS法案」と共に、広く女性各位の安全安心の為の 健全な公共の福祉を思考し議論として語る能力に欠けるのだ。その結果として 前述の様な「悪意ある性自認」による不良事案が生じるのだ。

もう 1つは「安全そのものと、その実現の為のコストを要す」との理解がない事。今後確実に若い人口が減る以上、日本版DBS と共に、公共の場で女性の安全を守る「弱者の為の公共の福祉」の観念は、もっと広く国民的理解が得られなければならないはずだが。

左派勢力は 戦後の我国を一貫して支配してきた性善説に思考までドップリと漬かりきっており、保守側などからの健全な指摘・批判にも 聞く耳を持たない様だ。そうである以上 改善への健全な議論など無理で、ここは与党保守側からなるべく広く意見を募り、なるべく早い法制化へと繫げて頂きたいもの。

女性・子どもら弱者の安全・安心は、最も尊ばれるべき「公共の福祉」のはずだから。今回画像も振り返り恐縮。拙練習撮影地の定番、名古屋都心南側の 金山公園新緑の様子をもう一度。通る線路は JR中央本線。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 欧州各国艦船・軍用機来日を... | トップ | 沖縄左派「オール沖縄会議」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

社会・経済」カテゴリの最新記事