Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

低調な立憲民主代表選、外交安保面は特に

2021-11-23 23:23:23 | 国際・政治

在職中に無免許運転を繰り返し、一度は人身事故を生じた 元都民ファーストの会・木下冨美子都議がようやく辞職の運びとなる様だ。詳しくは末尾の関連記事に譲るが、同都議本人の不心得を糾すと共に やはりこうした問題議員が現れた場合の処分規定の不備なども、併せて正す必要がありはしないか。静養から復帰直後で諸事大変は分かるが、小池都知事にはこうした所の引き締めも 確かな所を見せて頂きたい。

本題です。同じ政治分野にて 第一野党・立憲民主党次期代表選が進行中はご存じの所だろうが、各方面からの指摘通り 今一つ盛り上がりに欠ける様だ。特に我国の独立や国益保持に直に関わる外交安保への関心度が低そうなのはどうなのか。以下 今日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「『外交安保』への関心低さ露呈 立民代表選討論会」

立憲民主党の代表選 (11/30 投開票) に出馬した 4候補は 11/23、福岡市内で討論会を行った。テーマは「税制を含む経済政策、外交・安全保障政策」だったが 90分のうち直接的に外交・安保を論じた時間は 10分に届かず、外交・安保に対する野党第一党の関心の低さを印象付けた。

討論会の冒頭、各候補に 6分の発言時間が与えられ、逢坂誠二・元首相補佐官は「外交・安保は 現在の政府がやっていることを引き継ぎつつ、必要な微修正を加える」と述べ、政権が代わっても大幅に方針を変えない考えを示した。

小川淳也・元総務政務官も「日米関係を基軸として 安定した現実的な対応をしていく」と強調。泉 健太・政務調査会長は 経済安全保障対策として「中国(大陸) 市場という権益を守りながら、米国の圧力には物を申して日本市場を守っていく」と訴えた。

西村智奈美・元厚生労働副大臣は「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市) の 名護市辺野古への移設中止を明確に打ち立て、総選挙での勝利をテコに 米国と強力に交渉する」と主張した。

ただ 冒頭発言以降、討論会で外交・安保問題について触れられたのは、逢坂氏が小川氏に 日米地位協定の見直しと日本の防衛力のバランスをどう取るかを尋ねたぐらいだった。

尖閣諸島(沖縄県石垣市) 周辺では 中国(大陸) 海警局の船などによる活動が常態化し、同国が「不可分の領土」と位置付ける 台湾をめぐる有事への対応が喫緊の課題となっている。にも関わらず、政権奪還を目指しているはずの野党第一党の代表候補者が、こうした問題への見解を明らかにする場面は見られなかった。

討論会後の記者会見では、各候補が 日米同盟を基軸と位置付けつつ、 辺野古移設中止を主張することなどが両立するのかと質問があった。

また 先の衆院選で 共産党などと掲げた野党共通政策の一つの「安保法制の違憲部分廃止」を見直す考えがないのかとも問われた。

逢坂氏は「違憲部分を見直すのは原則」、西村氏は「安保法制の見直しは進めていく」と従来の方針を変えないと回答。一方、小川氏は「違憲部分を見直すのは公式見解で大事にするが、現実の政治日程に載せるには 極めて慎重に行う必要がある」、泉氏は「さまざまな政策を考え直すことはやっていく。その結果、もう一度同じ形にかる可能性もある」と述べ、いずれも明言を避けた。(引用ここまで)

やはり外交安保の事共につき 明言を避け、議論の時間も十分に取ろうとする姿勢を見せないのは、立憲民主党自体が こうした問題と正面から向き合わない、向き合いたくないという本音を露呈したとみて良いだろう。代表選 4候補が明らかにしているのは、普天間飛行場・辺野古地区移設の白紙化だけだ。それに代わる安保上の施策や対策を何一つ示せない (示さないのかも知れないが) のは、この分野につき 4候補が 関心の低さから学究意欲に欠け、現実に沿った施策を打ち出す能力を身につけていない事を露呈しているのではないか。

保守側の多くの各位がお感じの様に、拙者もこの「名ばかりの野党第一党」に多くは期待していない。特に外交安保分野の問題への熱意のなさはその筆頭といえる。この問題に際し、必要な憲法改正の議論さえ認めようとしない 日共の影響力を感じる所でもある。既に同党は「自党の関与なき野党連携は、戦争への道を開くもの」などと脅しめいた情宣の挙に出ている様だ。それに屈するなら、立憲民主党の国民的支持など望むべくもない。当然ながら 自由民主・公明連携の与党側との健全な対峙も期待できないという事だ。

外交安保分野の問題から逃げる様な不良姿勢は 本来は糾されるべきだが、立憲民主党の現状からは 残念ながら改善への姿勢は見られない。このまま投開票を迎えれば 又従前と同じ事の繰り返しになるだろうが、それで良いのか?心あるなら、一度自問自答位すれば良いのだが。今回画像も以前ので恐縮。当地北郊、稲沢市内・祖父江地区の有名な銀杏の群生の模様を。通る線路は、名古屋鉄道尾西線。この初冬も、間もなく見頃を迎えると思われ。以下に 冒頭の関連記事をリンク致します。(デイリー新潮 11/22付) 木下富美子都議は本当に反省しているのか? 辞職会見で “恨み節”“屁理屈”を連発(デイリー新潮) - goo ニュース


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