Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「骨抜きの方針2009,s」なのだ!

2009-06-25 00:46:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

一昨日6/23は、先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争中唯一の大規模地上戦と言われた、日米沖縄戦終結の日でありました。犠牲者は軍民、そして交戦両国計約24万人近くに上り、沖縄県民の1/4にも達したとされます。
少し遅れはしましたが、犠牲各位に謹んで哀悼の意を表すると共に、そうした犠牲の上に立つ平和を享受する一人として、こうした悲劇の再発を防ぐ義務を負っている事を、改めて自覚したく思います。

続いて昨日、今年度の我国の経済・財政運営のあり方を示す所謂「骨太の方針2009」が閣議決定されました。この内大きな懸案、当初の社会保障予算の単年度\2200億抑制の方針が撤回されました。確かにここ数年来続く医師不足に代表される各地の医療危機の深刻な状況を考えると、この決定は止むを得ないとは思います。

それにしても、政府当局はこれまでの経済、財政のあり方を真剣に見直そうとしているのでしょうか。
まだ無駄が多いとされる公共投資、例えば運営管理に戦略性が欠けるとされる港湾、空港や自動車道路の整備などのあり方に、もっとメスが振るわれて良いのではとの印象も受けますね。監督省庁の上級官僚の利権問題も絡み、難しいのは分かっていますが、ここは火中の栗を拾う位の覚悟がないと、これから確実に税収が伸び悩む中、健全な財政運営は到底覚つかず、\800兆を超えるとも言われる累積債務の更なる増加にも繋がりかねません。
ただでさえ、毎年の税金の無駄は\1500億を超えると言われているのです。この排除と歳出の見直しで、社会保障費の水準は維持できるのではないでしょうか。更に高齢層に手厚過ぎると言われる予算執行の見直しで、現役世代の社会保障をも拡充し、例えば子育ての援護を増強すると言った施策も可能となる事でしょう。そうした健全で緊急を要する見直しを、避けるべきではないと強く思います。

政権党関係各位の中には、社会保障費抑制を撤回すると、他の公共投資などの増額圧力も強まり、予算肥大化を招くとの見解もある様ですが、それは個々の事案を見極めて公正に裁定して行くと言う、政治家の使命から逃げていると思います。
厳しい財政下でも、必要な社会保障を行う事は不可能ではないはずで、それを可能とする勇気が試されているのではと思います。それができなければ、本当に「骨抜きの方針」になり下がってしまう事でしょう。

昨夜の報道にては、宮崎県知事を務める東国原英生(ひがしこくばる・ひでお)さんが中央政界に打って出るべく、政権党承認へ向けての動きをされているとの話を伺いました。
勿論関係各位には、快くお思いにならない向きも多い訳ですが、見方を変えればそうした荒療治をも試さなければならない程、政権党の立場は危なくなっている訳で、こうした所よりの変化も、今の医療に代表される様々な危機克服に向けての希望の材料と受け取る事もできるかと、愚考する次第であります。
P.S 次回は6/28(日)以降に掲載します。*(日本)*
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