Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

今回参院選雑感 その➁ーこれからの重要インフラを重んじる人物を選びたい

2022-07-03 13:23:03 | 国際・政治

昨日未明来の 携帯通信大手 au系の大規模な通信障害に遭った多くの各位には、一言のお見舞いを申したい。近しい方々の 突然の傷病の報を受けても直ちに対応が叶わず、ご苦労を被ったケースも複数あったのではと心得る。一刻を争う緊急時に、突然の通信障害とは勿論「ただの痛い」を超える「決してあってはならぬ事態」。

当該業者 auや KDDIなどの側からは 顧客向けに通り一遍のお詫びはあるも、復旧に向けての詳細な所は 中々伝わってはこない様だ。今日中を目途に復旧を目指しているらしい事までは分ったが、流石の総務省もこの事態を重視。法令上の重大事故との判断を固め、相当な処分へと動く様だ。以下 今日のTBS NEWS DIGネット記事を引用して、みて参ろうと思う。

「総務相『大変遺憾。重大な事故に該当。しかるべき対応行う』auなど大規模通信障害受け」

(昨日来) auなどで大規模通信障害が生じたことを受けて、金子総務大臣が (記者)会見を開き「極めて多くの方々が 長時間利用困難になっていることは大変遺憾であり、事態を深刻に受け止めている。電気通信事業法上の重大な事故に該当すると認識している。関係法令に基づき しかるべき対応を行う」と述べました。

電気通信事業法では、通信障害が 1H 以上にわたり 3万人以上の利用者に影響が出た場合などに「重大事故」にあたると定められていて、行政指導は避けられない見通しです。(引用ここまで)

「避けられない見通し」などとの甘いものではなく、厳然と行政指導を超える処分に臨むべき。此度の通信障害で、影響を受ける人口は 4000万に迫るというではないか。金子総務相は、難しくとも 前述会見にも増して厳しい姿勢で臨むべきだろう。結果的にせよ 弱腰で中途半端な姿勢は、今後に禍根を残しかねないからだ。

と同時に 今回障害は我々日本人に向け、通信という様な国家社会にとり 重要な社会資本・インフラストラクチュアの国民的保全努力を促すものとも受け止められるのではないか。詳しい所は 末尾の関連記事に譲るが、我国の携帯通信技術の保全能力は 既に欧米他先進国より遅れをとるレベルで、基地局や膨大な情報拠点たるサーバーなどの技術は 中国大陸を含む外国技術に大きく先行されてしまっている様だ。

こうした状況を直ぐに逆転するのは困難は分っているが、それにしても 技術面の対外提携やむなしにしても、我国内の通信面で不利益を被ったりしない様、交渉や折衝の面で力をつけて臨まなければ 又同じ事態が易々と繰り返される事ともなりかねない。まだ詳報がないので大きな言及は控えるが、外国某所よりのサイバー攻撃の線も 可能性ゼロとは言えない様だ。そうした面からみても、我国の通信インフラの保安度やセキュリティの面は脆弱と申さざるを得ないだろう。又、我国にとり不利益となる可能性付き纏う、中・露・韓各国との安易な業務提携も再考されるべき。

今回の参院選本投票日まで、丁度 1W。各候補の政見も 大筋は明らかになってきているが、拙者はこうした通信など「これから必要な公共インフラの 必要な整備」に理解を持ち、実現に尽力を惜しまない人物に一票を投じるのも意味ある事と心得る。スマート・フォンが主役となるこれからの通信は、ユーザーの命や多額の財産をも左右しかねないだけに、後で触れようと思う防衛安保や医療などと並んで その重要さを良く理解する人物に立って頂き、国会への切符を手にして頂きたいものだ。

去る 6/20付の拙記事にても触れたが、我国の対外信頼性向上にも資する 経済安保に関する機密情報の取り扱い資格「セキュリティ・クリアランス(適格性評価)」の早期制度化への努力も併せて必要だろう。今回画像は、先月末の猛暑下で敢えて出かけた 当地愛知の西三河・西尾市内を行く JR東海道・山陽新幹線の「守護神」と称えられる試験列車「ドクター・イエロー」の英姿を。以下に 関連記事をリンク致します。(福岡、小坪しんや・行橋市議様) 【スマホ通信障害から考える】情報通信と経済安全保障、他国からの攻撃の可能性はないのか? | 小坪しんやのHP〜行橋市議会議員 (samurai20.jp)

コメント (2)
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