Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

政界と旧統一教会の距離問題をどうみるか?

2022-07-30 22:32:37 | 国際・政治

今も変わらぬ弔意を表す 安倍元総理を斃す大きな一因ともなったとされる、我国与野党と旧統一教会との「近い距離」問題。拙者もこのまま看過してよいとは思っていない。特に自民。現職を含む 党所属国会議員や党幹部複数が、旧統一教会の集会や会合などで 肯定的メッセージを表していたとされ、与党程のレベルでないにせよ 立憲民主、国民民主、日本維新の会も旧統一教会と 何らかの接触位はあった様だとの報道もある。

実行犯ではないかとの指摘もある 山上容疑者の厳正な処分は勿論だが、銃撃の隙を作ったとされる 奈良県警の警備のあり方についても十分な検証がなされなければならない。同様に問責されるべきが、自民奈良県連の 遊説に訪れる党幹部向け警護姿勢だろう。

今日聞いた所では、去る参院選に際しての党幹部遊説に関し、今春 立憲民主党が遊説箇所に申請した奈良県下の近畿日本鉄道・大和西大寺駅北口が、奈良県警より警備上の不安を指摘され 近隣に変更のやむなきとの事実があったという。又 続く日共は同現場遊説を行うも、許可の上で周囲のガード・レール配置を一時変更して街宣車駐車を可能とし、同党幹部は車の屋上で街宣に臨んだ様だ。

対する自民。6月下旬に参院選関連で 茂木党幹事長が同じ現場での遊説に際しては 奈良県警からの「お咎め」はなかった様で、無事だった事もあって 自民奈良県連は安心して気を抜いていたのではなかったか。結果論は分っているが 急遽故・安倍元総理の遊説が決まっても、春の立憲民主党遊説場所変更の経緯が把握できておれば 適切な警戒警備ができていた可能性もあろう。奈良県警の警備不備免責がならないのは当然だが、度合としては 安倍元総理の「命の安全」を守れなかった自民奈良県連も同罪だろう。

やや脱線したが、本題です。自民初め 党派に跨る我国政界と旧当為っ教会の「近すぎる距離」の問題は、同教会が深甚な霊感商法問題を多数起こすなどの反社性も孕んでいるだけに、このままで良いとは思わない。随分以前から「自民系とは近いのではないか」との情報を小耳に挟んではいたが、やはり複数の報道を見てくると、看過できないレベルであるのは事実だろう。考える手がかりは幾つかあり、そんな中でも扇情的な二流以下のメディアとは付き合いたくない気もするが、まずは比較的まともとも思われる 今日のスポーツ報知ネット記事を引用して、みて参りたい。

「野村修也氏『旧統一教会』と関係が明らかになった政治家へ『食い物にされていることを、反発する必要がある』」

日本 TV系「ウェークアップ」(土・8am)は 7/30、旧統一教会の 世界平和統一家庭連合と政治家の関係が次々と明らかになってきたことを報じた。

その中で 2015=平成 27年 8月に教団が行った名称変更の経緯について共産党の 宮本 徹・衆院議員が文化庁に情報開示を請求したが、教団が提出した文書の資料が黒塗りだったことを伝えた。

当時の文科相は 自民党・安倍派の 下村博文(しもむら・はくぶん)・衆院議員だったが 同氏は前述名称変更については (文化庁)部長だということですね」と述べた。

番組では 黒塗りの理由を文化庁宗務課担当者に取材。「情報公開法に基づき すべての法人で開示せず」とし、また特別な取り扱いは?との問いに「名称変更は要件がそろっていれば良い。2015=平成 27年に初めて申請されたので受理した。政治的理由はない」と回答したことを伝えた。

これに (番組)キャスターで弁護士の 野村修也氏は「条文に基づいてと言っているんですが 確かに法人の中には企業秘密みたいなものが書かれる部分については非開示にする。これ正当性があると思うんですけど 宗教法人については、そういったものがありませんので 黒塗りにしていること自体がおかしいんじゃないかなと思うんです」と指摘した。

続けて「さらに要件がそろっていたので名称を変えたと言っていますけど、トラブルが起こっている団体が名前を変えればわからなくなるという、こういう状況の中で名称変更するのはおかしいわけなんです」と指摘していた。

さらに旧当統一教会が「韓国で集金していないのに 日本だけ集金するっていうこの状況に対して、日本の保守的な政党の人たちは きちっと食い物にされているんだということを、ちゃんと反発していく必要があるんじゃないかなっていう気がします」とコメントしていた。(引用ここまで)

教団名称変更についての「黒塗り」問題については、文化庁の法人向け見解もあるだろうから、「知る権利」の見地からは開示の方向が望ましいのだろうが、ここでは踏み込まない。そうした所も留意しながら、野村弁護士もご指摘の「我国の政党関係者たちは 旧統一教会から云わば『食い物』にされていた実態を正しく理解し、反発の必要あり」の下りは、国民としても踏まえる必要があろう。もう一件、折々拝見して学ぷ機会ある 小坪しんや・行橋市議のご見解も末尾の関連記事でご紹介したい。

最も問題が大きく 影響もありそうなのが自民だろうが、今からでも ここは旧統一教会の起こした霊感商法などの被害者弁護団の要望も容れ、同教会とは手を切る様務めた方が 後々の為の様な気もする所だ。何せ集金総額は 1000億円を優に超え、米合衆国など諸外国への送金も多かったと聞く。更に一部は 北鮮に流れていたのではないかとの指摘も聞こえる。

野党側は順次対策に動く気配だが、自民は何もせず・・では 低級メディアの罵倒的言動に隙を与えるだけではないか。見聞きする側も大いに不興を覚えるもの。くれぐれも、こうした連中に餌を投げ与える様な愚挙だけは避けて頂きたいものだ。今回画像も振り返り恐縮。当地を発って 三重県都の津を経て大阪難波へと向かう、近畿日本鉄道新特急「ひのとり」の様子を。速達便につき、安倍元総理の遭難現場・大和西大寺駅は基本通過の模様。今月の拙ブログ記事は以上。以下に 関連記事をリンク致します。(小坪しんや・福岡行橋市議様 7/27付) 統一教会のこと、迷う。 | 小坪しんやのHP〜行橋市議会議員 (samurai20.jp)

コメント (2)
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