全く「見た事か!」の展開だろう。先月下旬、当地常滑市内で催され、流行の中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症対策を周到に施す事なく、又 愛知県側が認めなかった酒気提供なども強行された野外音楽行事の聴衆中でクラスター感染を生じ、少なくとも十数人の陽性者を生じた様だ。
同県と名古屋市は、同行事参加者向けに 希望者に無料で PCR検査を施す方針で、今後感染者増をみる可能性がある。前述の酒気提供も 当初愛知県側が一部認めた様な話だったが、結局は主催企業の独断だったとかで、当初対象だった 経済産業省のイヴェント補助金付与も取り消される見込みの様だ。感染症禍での芸術行事は 条件付で開ける可能性を模索すべきは認めるが、前述野音行事は論外だ。政府も自治体も 悪しき前例とならぬ様、厳しい処分と措置を願いたい。
拙印象としては、どうも堅実な県政姿勢は概ね好ましくも 芸術・芸能行事面では緩さを露呈しがちな 大村愛知県知事のあり様と、俗受けパフォーマンスに流れがちな一方で 東京五輪の報告会などでは信じ難い常識外の挙 (優勝選手の獲得メダルへの不当な扱い) に出る 河村名古屋市長の、いざという場合のアテにならない低い信頼性が舐められている様にも感じる者だが。
本題です。前回も触れた 菅(すが)現総理の退任に伴う与党・自民党総裁選につき、数人の立候補が予想される様だ。今の下馬評では、対外発信力に長ける 河野規制改革担当相が有利な様だが、同大臣は皇室との向き合いにおいて、女性天皇及び女系天皇を認知する姿勢である事が分っており、拙者は推し難い所だ。岸田前政調会長は 与党政治家として、人物面でもバランスが良さそうに写るが、前述感染症対策など災害時に匹敵する現状では、失礼だが力量は未知数だ。
もうお一方、髙市前総務相も力量的には未知数だが、保守思考面は健全で、政権与党をまとめる力にやや不安が残るも、拙者としては支持しても良いかと思う所。勿論自民総裁選は、党員と所属国会議員の投票で決まるにつき 我々国民市民は見守る他ないのは分かるが、前述感染症初め 政策課題を二の次にして総裁選に走っているなどとの特定野党や左傾メディアによる批判もある事も、少しは意識を願った方が良いかもだ。どの途「貶め的批判」であるのも事実だが。
さて 菅現総理の軌跡。拙印象は「たかが 1年、されど 1年」というのが正しい評価だと思う。短い任期ではあったが、それは前述感染症対応という難題があったから。
詳しくは関連記事に譲りたいが、我々の暮らしにも関わる 携帯通信料金の引き下げ、子どもを望む方々の大きな障壁ともいえる 不妊治療の保険適用に道を開き、我国内の将来のあり方に不可欠なデジタル庁の立上げ、対外的には我国に近い諸国の結束を願っての 安倍前政権引き続きの課題「自由で開かれた インド・太平洋構想」の進化など「為すべき事は遂げた」との印象を新たにするものだ。
確かに発信力や表現力は弱かったも、見る国民は見ている。菅総理の本当の評価は、もう少し後の世代が正しく行う事だろうし、望みたいものだ。拙者を含む保守側各位は 菅総理の公正な評価へ向け、努力と心がけに歩み出しているものと信じたいが。今回画像は、鉄道以外の所から。当地の金山副都心で見かけた、少し前まで走っていた 名古屋市営バスの昭和 50年代頃のリバイバル外装車の様子を。以下に 関連記事をリンク致します。(赤峰和彦様) 菅総理は在任わずか一年で素晴らしい成果を上げた コラム(365) - 赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』 (goo.ne.jp)