昨日 8/12は、目下史上最悪の航空機事故となった日航 123便墜落事故の 35周忌に当たる。まずは改めて、犠牲各位への弔意を新たにしたい。その上で 1985=昭和 60年のこの日、当時まだ若輩だった拙者は TV速報でもたらされた「日航国内線、レーダーから機影消失」の第一報を「そんなバカな!」の想いで受け止めた記憶がある。時が経つにつれ、状況はどんどん悪化して行った訳だが。
勿論、日航社内には事故当時の遺構を含め、検証や教訓とすべく様々な資料が保存され、関係各位への教育も行われていると聞くが、それでも事故原因の深い追究がされたとは言えない所もある様だ。墜落原因は当該飛行機、ボーイング B747の 事故以前にあった着陸不具合時の整備不足が遠因ともされるが、核心に迫る証拠たる垂直尾翼が、墜落以前に神奈川・相模湾海域に落下したまま回収されずにいるとの話も聞いた。又、製造元の米国ボーイング社の事情聴取が途中で打ち切られた様なのも遺憾だ。技術面で不能かも知れないが、そうでなければ失われたままの垂直尾翼を万難を排して回収し、しっかりと検証を行うのが犠牲各位への供養というものではないだろうか。
本題です。前回拙記事で 中国大陸の強圧的な対香港政策と、それに伴う民主派側の関係各位が逮捕に至った事共に触れたが、あろう事か 我国内のメディア労組中に中共政府と安倍政権を単純同一視し、弾圧志向などと一方的に強弁する SNS発信があり、看過できないので少し取り上げる事にする。
「東京新聞労働組合」
民主活動家、周庭(ちょう・てぃん=アグネス・チョウ)さんが香港警察に逮捕された。日本でも同じことが起きうる。自民党の「壊憲」草案では、基本的人権も表現の自由も「公益および公(おおやけ)の秩序」の前には容易に制限され 弾圧されうる。こんな「壊憲」を本気で掲げる人らに権力を託しておけるでしょうか。(引用ここまで)
中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎流行の続く猛暑下で大声を上げたくはないが、一体「夏ボケでもしたか?」と揶揄交じりに訊きたくなるレベルの妄想言動。到底高い見識と思考バランスを弁えた「言論のプロ」の表明とは思えない。そも我国は法治国家だ。そこにおいて、左派側に不評な安倍政権といえど、東京新聞労組が吠ざく様な 中共政府まがいの高圧的姿勢がそのまま出せる訳がない。万に一つもない事象が、明日起こり得る様な妄言は 厳に慎むべきはずだが。
自民党の憲法改正志向にしても 1955=昭和 30年の党発足以来の党是のはずで、報道側には前々から分かっていたはずだ。更に現憲法の明らかに有益な所は継承される所も多いはずで「壊憲」とやらは東京新聞労組の妄想だろう。物騒な表現を用いての、読者や国民市民への 恫喝まがいの同調圧力などかけようとしても無駄というものだ。
前項の続きだが、自民党は「壊憲」を本気で掲げてなどいるはずがない。前述の通り、見直しが必要な所だけ変えて行こうと主張しているだけである。東京新聞労組の今回短文は、何度読み返しても 読み手を恫喝して同調圧力を迫っている様にしか感じられない。何を吠ざいても表現の自由かもだが、安倍現政権は一時低迷にせよ、国民多数はポスト安倍でも自民メインの政権を志向するだろう。これまでの世論動向からも、それが大きな流れだ。左派容共か、はた又現実遊離のお花畑勢力の暑さボケ妄想言動は、心あるならやめにするのが至当だろう。今回画像は、少し前 拙故郷近くの豊橋市内にての 豊川(とよがわ)河畔の様子。JR東海道、飯田の両線と名古屋鉄道本線が、ここで渡河をします。通る列車は 名古屋鉄道本線特急便で、現在は外装が変更されている様です。