昨夜までに、香港民主運動に携わった周庭(ちょう・てぃん=アグネス・チョウ)雨傘運動最高幹部や同民主系新聞創業一族ら 少なくとも 10人の各位が香港警察当局に逮捕された。逮捕容疑は香港国家安全維持法→所謂国安法違反の由だが詳細は不明。ただ、今まで約束されてきた 基本的人権に基づく自由が大きく損なわれる懸念が生じたのは事実だ。
主な観測では、延期された香港市議会選挙にて 民主勢力の立候補を無効にする中共政府の意図があるとされ、この事から香港民主勢力の無力化を図る 香港市民や中国大陸人民向けの見せしめの側面があったといえよう。逮捕後の裁判など司法措置や拘留期間なども中共政府の意のままと思われ、周女史初め 不当ともいえる逮捕各位の人権及び人道面に大きな悪影響及び不利益のない様祈念するばかりだ。この逮捕劇は欧米を初め 国際社会多数から非難の声が出始めており、複数回来日され香港の民主的なあり様を主張された周女史と 民主的な香港メディアの意思に、我々日本人も一定でも応える必要がありはしないか。
それにしても、この所の中共政府の露骨な横暴は看過できないレベルに達しているとみるのは拙者だけではあるまい。高圧的な対香港施策や、かねて指摘される西方や南方の辺境地域にいのウィグル、チベットを初めとする少数民族への非道な所業。これらを中共政府は「一国の内政問題」として他の諸国に口を差し挟ませぬ様強弁を弄する一方で、海に向けては南シナ海にての、複数国を巻き込んだ強引な海洋政策や、東シナ海、沖縄・尖閣海域での明らさまな我国固有領への脅威表明・・などなど周辺諸国を危険に晒す様な出方を度々行っているのだ。
今夏・終戦の日、安倍総理大臣は靖国参拝を断念された由。主な理由は 流行続く中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎の感染リスクからの様だが、それを見透かしたかの様に 中共政府は総理や閣僚らの靖国参拝に慎重な対応を要求してきた。国際社会からの批判には「内政干渉」を理由に大きく反発の一方で、米合衆国や台湾、我国などの内政面でも自国自勢力に不都合そうな所あれば、立場を弁える事なく平然と介入を図る。全く、中共政府のやり口は二重基準ダブスタそのものではないだろうか。
実は、中共政府の方向性に毒された日本人勢力も相当数存在するのはご存知だろう。例えば昨夏当地愛知で催された芸術祭「あいち・トリエンナーレ 2019's」関連企画の「表現の不自由展、その後」は日本人に向けられた差別的ヘイト表現が大いに問題視された訳だが、その背後には相当数の媚中勢力の存在が指摘されている様だ。
又 先日の広島・長崎両市での原爆忌に際し、安倍総理大臣による挨拶文が酷似しているとして、一部の被爆者各位が批判の言動に及んだ様だが、どうもこうした方々の総意ではない様で、反安部媚中の既成メディアによる捏造の線が疑われているとか。媚中なる毒饅頭を盛られたイカレた一部の日本人は、この様に策を弄して我国の独立や尊厳へのダメージを及ぼそうと画策しているのだろう。他にも野党に留まらず 二階自民幹事長一派や日本経団連加盟の団体複数などが当該とされる。
拙者が政治社会に関する記事を起こす時 世話になっているあるネット知友の方によれば、中国大陸や朝鮮半島による対日貶め言動に 必ず呼応する日本人勢力の存在も困りものだとのご指摘を伺った事がある。対香港高圧策や、我国にとり直に脅威となる沖縄・尖閣近海の危険行為などにしても、直ぐに大陸側に靡く媚中日本人政財界勢力が存在し、利敵行為まがいの出方をするから中国大陸・習政権も相当いい気になっている所はあろう。沖縄・尖閣近海には 8/16以降、中国大陸の公民両船が大挙侵入してくる懸念があるとされる。海保、海自には最大限の警戒を願うと共に、魚釣島などの政府関係者常駐を本気で考慮して頂きたいものだ。
今回画像も先年ので恐縮。紀伊半島南東部、三重・紀北町内の我国屈指の清流・銚子川河口の様子を。渡る線路は JR紀勢線。中国大陸の民間資本による我国内土地買い漁りも露骨なレベルですが、中には中共政府によるダミー組織が取得しているらしい物件もあるとか。特に警戒すべきは 銚子川の様な清澄な水源地で、法制度を速やかに整備して、外国資本の水源地取得を早期に禁止願わないと、我国の水事情も脅かされかねないと愚考するものですが。以下に、関連記事を二件リンク致します。(私的憂国の書様①) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3916.html (私的憂国の書様②) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3917.html