Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

実感した TVの印象操作

2018-12-03 21:16:37 | 社会・経済

2018=平成最後の12月も、宜しくお願い致します。先月末以来患っていた風邪は、お蔭様で何とか快方へと向かっている所。後一日位無理を避ければ完治しそうで、用心するつもりです。昨日まで南米アルゼンチン国で開かれた 主要 20カ国蔵相&中央銀行総裁会議 G20閉会に際し、かねて問題だった米中貿易摩擦の 更なる関税強化がひとまず回避されたのは朗報だろう。今後 90日以内に善後策が講じられなければ再びの関税強化措置の可能性も残り 楽観視はできないが、経済大国の双璧であるだけに 冷静で賢明な対応を願いたい所ですね。

又も前置きが長くなった。本題です。一昨日 月初土曜の事だが、朝方の某民放旅行関連番組の視聴を再考しようと思っている所。理由は、この回の 確か九州の行程中、江戸初期の我国内キリスト教徒だった所謂「キリシタン弾圧」の取り上げにつき、史実を反映しているか 強い疑問があったからである。キリシタン弾圧の軌跡については、時の徳川幕府より相当な信者への虐待等もあったとされるが、その事を一定認めるとしても その背景には当時の国際関係上やむを得ない所もあった模様だからだ。

前述の番組中、出演タレント複数から「キリスト教は『心の安らぎ』の為の宗教につき、弾圧されるとは・・」との声があった。本当にそうか?過日視聴の 別chの TV番組では、ほぼ同様の評価をしながらも、キリスト教布教活動は、アジア、アフリカなど植民地を擁する欧州諸国の海外戦略を反映しており、時に侵略の顔を持つ その海外進出の片棒を担ぐ存在でもあったと明言していた。恐らく、史実はこの方ではないのか。

TV番組に出られるタレントの各位にも、名誉がある。その事を踏まえて申せば、キリシタン弾圧の問題に触れた タレントの方の言動に非はない。あったとしてもごく些少だ。主な悪さは、そうした史実を知りながらその様な言動をさせた 不良な制作編集陣と経営上部にあろう。番組において、出演タレントの各位にその様な言動を誘導するとは言語道断。正に「歴史を歪める行為」そのものだろう。

先の大戦における、中韓両国への我国政府の向き合いや、その折生じた諸々の事件への対応もそうだが、TV放送でも 歴史問題に触れる所では、一方的に我国の方が悪い様な記事や物言いはどうか、とも思う所。前述の番組制作と放送を行ったのは 朝日新聞系列の TVAだった。本体同様、TV番組作りの場でも、切り取りなどの印象操作が横行しているという事か。事実なら、国民的指弾の対象とされるべきだろう。

聞いた所では、メディアのみならず、近い将来 教科書から明治維新の志士、或いは大きな影響を及ぼしたとされる 吉田松陰、坂本龍馬の各位も、歴史教科書から消える可能性があるらしい。理由は不明だが、これも風聞によれば 一部の学者勢力が、吉田松陰を「テロの指導者」などと決めつけ、この事から 教科書への記載をやめさせる策動をしているらしいという事の様だ。これも又「歴史を歪める動き」として軽視できないものがあろう。何よりも 監督官庁たる文部科学省がこの辺りをよく把握して、国民向けに はっきりと説明をすべき。手を拱いていては、国民向け歴史教育の分野まで 不当に歪められる事となりかねない。

改めて思うのは、TV放送でも 気をつけて見ていると、視聴者向けの不当な誘導や印象操作などがよく見られる事だろう。拙者もこれからは、そうした「不当で不良な操作」があったか否かを注意して見なければ・・との想いにさせられている所。公共の NHKでも、そうした所が散見されると言われる。ネットの分野を含め、嘘(フェイク)・ニュースを初め、幾つかの「虚報」ともいえる番組ネタが横行している様に見える。それだけに、視聴者たる我々も、そうした所を看破する眼力を養う努力をする時に来ている、と心得る所だ。今回画像は、今日午前に三重県下で見て来た JR西日本の在来線試験列車の様子を。有名な JR東海の在来線車両「ドクター東海」の兄弟分とも言えますね。尚 以下に関連記事をリンク致します(「私的憂国の書」様)。 http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3294.html

コメント (2)
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