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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

いつまでも、どんなときも

2011-11-21 17:06:51 | 教会
元気なときは元気であることが当たり前と思って生活していますが、体のどこかがほんの少し悪いだけで気になり、早く治って欲しいとそればかり願います。長い間治らないと気持ちまで落ち込んで来ます。

わたしの場合、咳だけが症状だったのですが、夜眠れなくなってくると、苦痛でたまらなくなります。以前よく起こしていた呼吸困難を伴う喘息の発作に比べれば全然たいしたことないのですが……。

薬を飲んでもぴったり治まらないだろうと覚悟していたら、先週の金曜日あたりからどんどん良くなって、昨日から全く咳が出ていません。癒されたことを感謝し、元気で活動できる限られた時間を大切に使わなければと思いました。


昨日の礼拝はI先生によるメッセージでした。
最初に「ラブ・ユー・フォーエバー」ロバート マンチ (著), 乃木 りか (翻訳)
という絵本を紹介して下さいました。子どもの絵本というよりお母さんのための絵本という感じです。


お母さんは生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこして歌います。
アイ・ラブ・ユー いつまでも アイ・ラブ・ユー どんなときも わたしが生きているかぎり あなたはずっとわたしのあかちゃん

赤ちゃんはやがて2歳になり、9歳になり、ティーンエイジャーになります。たとえ子どもが悪い事をしても、夜になるとお母さんはぐっすり眠った子どもを抱っこしながらこの歌をうたいます。やがてお母さんが年を取ったとき、息子がお母さんの家にいくと、お母さんは歌を途中までしかうたえなくなっていました。そのとき、息子はお母さんにうたいます。アイ・ラブ・ユー……



心にジーンと響きました。

I先生のメッセージの一部を紹介させていただきます。

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すべての人は親から生まれます。子どもは親の手で育てられますが、親の願った通りには成長してくれません。

親はわが子を愛するがゆえに期待し、心配します。心配しすぎ、あまやかしてダメにすることがあります。

詩篇37:5には「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げて下さる」と書かれています。
子どものことを神様にゆだねる。つまりおまかせすることが大切です。

何か足りないから幸せになれないのではなく、ゆだねられないから悩みが深くなるのです。

不平不満は思い通りにならないところから出てきます。

神様の前で必要なことは「捨てる」ことです。とはいえ、なかなか手放せないものです。我が子に対する過剰な期待や心配がやめられないのです。

だからこそ、キリストが来て下さいました。
「キリストは神の御姿であられる方なのに、神のあり方を捨てることができないとは考えないで、ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられたのです。(ピリピ2:6-7)」

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神様の子どもであるイエス様は、栄光に満ちた神様のお姿です。わたしたち人間がこのままの状態だと罪のために滅びてしまうので、わたしたちを救うために神様の姿、栄光、プライド、ご自分のあり方を捨て、仕える者の姿になって、最も貧しいところ(家畜小屋)で生まれて下さいました。わたしたちを愛するがゆえにです。

イエス様がそこまでしてくださったのだから、わたしもしっかり握りしめているものを捨てて主におまかせしようと思いました。




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