生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

ダニエル書を学んで

2008-12-29 17:39:29 | お茶の水聖書学院

昨日からヒックンが来ています。姪が会いたいと言ったので、泊まりがけで来てもらいました。姪はひとりっ子なので、ヒックンのことを弟のように可愛がってくれます。ヒックンは最初は姪を見て、こわばった顔をしていたのですが、すぐに慣れてたくさん遊んでもらい、ご機嫌です。

今年一年を振り返ってじっくり書く暇がないので、今日はOBI(お茶の水聖書学院)のリポートに書いたダニエル書を学んだ感想を紹介します。
2年かかってしまいましたが、「旧約聖書との思想と概説」(1.2.3.下)すべて学び終え、今月初めに最後のリポート提出ができました。


ダニエルと3人の若者が偶像に捧げた食べ物を拒否した勇気ある行為。シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの3人がネブカデネザルの像を拝むことを拒否して炉の中に入れられたこと。ダリヨス王以外を拝むと獅子の穴に投げ込まれるという法令が出されたことを知ってもダニエルがいつものように日に三度彼の神に祈ったこと。これらのできごとに深く感銘しました。

仏事で焼香が回ってきたとき、まわりの人の目を恐れて焼香をするふりをしてごまかしたり、お祭りの時、神輿をひかない理由をはっきり言うことができなかったり…優柔不断な行動をとってしまった自分に心を痛めています。
もしキリスト教が迫害されていた時代に生きていて、偶像礼拝を強要されたらはっきり拒否することができるのだろうかと不安です。
偶像に捧げた食べ物を拒否した4人は、よく考え、よく祈り、選んだ言葉で話していると伺って、どんな問題が起きたときにもよく祈って熟慮することを教えられました。
ダニエルたちのように恐れずに信仰に堅く立って歩んでいきたいと思いました。

幻については、わからないことが多いのですが、信仰を確かなものにするためには、色々な立場の考えを知ることが必要だと教えられました。
晩年ダニエル自身が幻を見せられたとき、いつのことなのか問いかけていますがダニエルにも知らされませんでした。なぜ神さまはダニエルに幻を見せ、その解き明かしをされなかったのかわかりませんが、ダニエル書には永遠の命や復活について記されており、それをイエス様が引用しておられること。ダニエル書が旧約と新約の橋渡しになっていることを知って、意味深いことなのだなあと思いました。

終末については、わからないだけに不安がありましたが、今回ダニエル書を学んで、何が起ころうとも神様は救いを備えてくださっておられるのですから、だいじょうぶだという確信が与えられました。御手の中にあって、平安をいただくことができました。感謝いたします。
「神に愛されている人よ。恐れるな。安心せよ。強くあれ。強くあれ(ダニエル書10:19)」
のみ言葉が、自分に語られたような気がしています。


講師の先生から「一生懸命旧約聖書を学んでいる姿に感動を覚えます。どうぞ来年もつづけて頑張ってくださいますように。」とメールをいただいて感激しています。

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