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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

仙台から秋田へ(その5)

2015-12-19 19:05:05 | その他
阿仁から田沢湖高原へ向かいました。田沢湖は美しく、車内から見ると湖の色が変化していくのがわかりました。


秋田駒ヶ岳が見えました。


田沢湖の辰子像は角度によって表情が違って見えました。どの角度から見ても悲しみをたたえているようです。

田沢湖の辰子には次のような伝説があります。たいそう美しい娘辰子は、美しさと若さを保ちたいと願い、大蔵観音に百日百夜の願いをかけました。北に湧く泉の水を飲めば若さと美しさが保たれるとお告げがあり、泉に出かけて行きます。泉の水を飲んだ辰子は、喉の渇きが治まらなくなり、水を飲み続けているうちに龍になってしまったそうです。

辰子はたぐいまれなる美貌の持ち主だったそうですが、幸せではなかったのですね。美貌ゆえ、衰えていくことを恐れたのでしょう。
辰子の話は事実ではありませんが、人はみな、心の中に悲しみをたたえており、闇を持っています。はたから幸せそうに見える人でも、空しさを感じていたり、闇を抱えていたりします。

暗闇をポンプで追い出すことはできません。暗闇を明るくするためには灯りで照らせばいいのです。
暗いところに光が照らされました。イエス・キリストの光です。ヨハネの福音書1:5には、「光はやみの中に輝いている。やみはそれに打ち勝たなかった。」と書かれています。イエス・キリストが暗い世に来てくださり、やみを照らしてくださったのです。




田沢湖高原のホテルに泊まりました。なまはげが出てきてパフォーマンスをしてくれました。


翌日は角館に向かいました。角館ではジブリの映画に出てきそうなすてきなお店を発見しました。武家屋敷を見学して田沢湖高原駅から上野に向かう新幹線に乗りました。
今回の旅も多くの恵みをいただいたことを心から感謝しています。              おわり



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