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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

仙台から秋田へ(その3)

2015-12-14 17:04:57 | その他
昼過ぎに男性陣と合流して、お寺に向かいました。親戚の方数人と、母の友人が3人も東京から来てくださいました。

3人の友人たちは、母と20年来の麻雀仲間で、年に5、6回一緒に旅行をしていました。手術後母は、友人たちに「あと3年は生きるからよろしく」と言っていたそうです。末期癌ということは知っていたのですが、高齢者は癌の進行が遅いので、自分はあと3年は大丈夫だと思っていたようです。それを聞いていた友人たちもそのように思っており、筑波山温泉に一緒に行こうと約束していたのです。
母は土浦のホームに入所してから、「もう少し具合がよくなってから皆さんをお招きして温泉に行く」と言い続けていましたが、その日は来ませんでした。

母の死を告げると、母の友人たちはとても驚いたようすでした。それで、お葬儀に行けなかったのでと、納骨の折に秋田まで出向いてくださったのです。
それだけ、母は愛されていたのだなあと思いました。

納骨後の会食の席で、わたしは母のことを語らせていただきました。
義弟が母の友人たちに「お義母さんは洗礼を受けたんですよ。それで教会でお葬儀をしたんです」と言っていたことを知って、嬉しくなりました。

翌日は主人と娘は帰って行きました。
わたしは妹一家と一緒に旅を続けました。妹が、お父さんの出生地に行きたいというので秋田県の北部にある阿仁合(あにあい)へレンタカーで向かいました。


阿仁合駅


かわいい熊の車掌さん


電車が入ってきました。


駅構内のレストランで食べた馬肉入りオムライス。とてもおいしかったです。

前の記事に秋田新幹線写真を追加しました。いちばん上の写真変更しました。
                                      つづく


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