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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

仙台から秋田へ(その4)

2015-12-16 17:26:00 | その他

阿仁合(あにあい)駅に着いてから、阿仁合というのは町名ではないことがわかりました。
町の名は阿仁です。

妹は、祖母から聞いて父の生まれた場所は阿仁合だと記憶していました。わたしは荒瀬という地名を記憶していました。


ここが父の故郷なのだろうかと心配していると、荒瀬という文字が看板に書かれていて、ここに違いないと確信しました。

阿仁は鉱山で栄えた町だそうです。阿仁鉱山の歴史は古く、鎌倉時代に金山が発見されそうで、そのあと銀や、銅が掘り出され、町は活気に満ちていたそうです。



二階の窓あたりまで雪が積もると聞いて驚きました。そのようなところで父は生まれたのです。
小さな商店に入って祖母(生きていれば120歳ぐらい)の名前を言ったら、知っている方がおられ、「親戚だ! 親戚だ!」と喜んでくれました。蔵まで見せていただき、出会いの不思
議さを想いました。



阿仁はマタギの里と言われています。マタギとは秋田地方の山間に住む猟師の一団です。
                                    つづく


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