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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

いのちの糧

2014-10-04 17:07:48 | 日記
30日に母の手術は無事に終わりました。多くの方々に祈っていただいて心から感謝します。実家ではPCがあってもネットに繋げないので、コメントをいただいてもなかなかお返事ができないでいます。

母は順調に快復しています。まだ傷が痛むので起き上がるのに苦労していますが、だんだんと痛みは和らいでくることでしょう。

術後5日目でやっと水が飲め、6日目から重湯になります。入院の2~3日前から何も食べられなかったので3週間も絶食状態です。点滴でいのちをつないでいるのです。
手術前ですが、母は、おなかがすいたと言って食べたいものを手帳に書いていました。
食べることは、生きることですね。

食事ができることは当たり前のように思っていましたが、食べたくても食べられないことがあるのです。食べることが楽しみでもあるのに、それが奪われている母が気の毒でなりません。
でも、きっとまた食べられるようになるでしょう。そのために手術したのですから。

術夜、母に渡したメモには次のように書きました。
『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つの言葉による。(マタイ4-4)』
「パン(食事)は生きるために必要で大切なものだけど、神様の言葉も生きるために必要で大切なものだよ。今は食物は食べられないけど、神様の言葉を毎日食べて(読んで)ね。」と言って、聖句が書かれているカード、『み言葉のパン』を渡しました。

手術の前の日に母が言いました。
「ほとんどイエス様を信じたけど、すぐクリスチャンにはならない。苦しい時の神頼みみたいになってしまうから」と言いました。
嬉しいです。神様が確実に母の心に働きかけてくださっているのです。

当分の間、東京と土浦の二重生活になるでしょう。わたしの体調は不思議なほど守られています。



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