生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

あなたは足を洗う水をくれなかったが・・・(その2)

2013-07-22 11:04:22 | 聖書から
前回の続きです
さらにイエス様は言われます「この女の多くの罪は赦されています、というのは、彼女はよけい愛したからです。しかし少ししか赦されない者は、少ししか愛しません。」
シモンがどんな人だったか。どんな気持ちでイエス様を招いたのかと考えてみました。

パリサイ人の中には、イエス様をわなにかけようとした人やイエス様が逮捕されるように仕向けた人もいました。でも、この人は、悪気はなかったようです。でも、招いておきながら、客人の足を洗うという当時、当たり前の習慣としてあったことすらしませんでした。
そのころ、イエス様の行かれるところにはいつも大勢の人が集まり、イエス様はすごい人気でした。シモンは有名人を招いてやろうという気持ちだったのだと思います。

イエス様の語りかけを聞いたシモンはどんな気持ちになったのでしょう。一言も発しなくなったのは、心刺されていたからではないでしょうか。

シモンがその後どうなったか書かれていませんが、イエス様の言葉を聞いたシモンは、自分が赦されなければならない罪人であることを自覚したのだと思います。 

聖書の中の人物で名前が記されている人は、何らかの意味がある人なのだそうです。シモンと名が書かれたということは、その後、シモンが教会のリーダー的存在になった可能性があると牧師先生が言われました。
イエス様の言葉は、シモンに対する愛だったのですね。

この箇所は、女の人とシモン、どちらかの立場に自分を置いて読むかによって受けるものが違ってくるそうです。
いままでわたしは女の人の行為に目を奪われていて、パリサイ人シモンのことをあまり考えませんでした。でも、今回シモンの立場に立ってイエス様の言葉に耳を傾けたら、イエス様の愛が大波のように伝わってきました。


写真は金曜日に行ったレストランの中です。囲炉裏を囲んでの席でした。

今日これからヒックンが来ます。
この夏休みの間、何回か来て泊まりますが、その第一回目です。



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