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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

性善説と性悪説

2012-10-10 16:31:12 | 聖書から
わたしの足である自転車の調子が悪くてメンテナンスしてもらいました。すると、すこぶる調子がよくなって、郵便局から教会まで(約2キロメートル)を7分で走りました。

秋晴れのいい季節、桜川の土手を走るのは爽快です。着いたら汗びっしょりでしたが……。
日曜に家に戻ってきたときは、とても疲れていたのですが、2日間で疲れが癒されるとは……。わたしにとっては驚異的なことです。主に感謝しました。

水曜礼拝で、宗教は性善説か性悪説、どちらかで人間を見ようとします。聖書は何と言っているでしょうか? と質問がありました。

聖書には、「すべての人は罪を犯したので……」と書かれているから性悪説かな?……。いや、創世記には神様は人をお造りになり、「それは非常に良かった」とおっしゃったから、性善説かな?
と首をかしげていると、「聖書はその両方を同時に教えています」と聞いて納得しました。

神様は人を良きものとして造られました。でも、ロボットのように良いことしかできないようにされたのではありません。神様は人に自由意思を与えてくださったのです。

最初の人間、アダムとエバはエデンの園で何不自由なく暮らしていましたが、神様が唯一食べることを禁じていた木の実を食べてしまいました。アダムとエバが罪を犯したことにより、人間は生まれつき罪の性質をもつようになったのです。

人間は神によって造られたので、神に仕え、礼拝し、奉仕します。人間は神様に従って生きる存在です。

また、人間は神のかたちに造られたと聖書に書かれていますが、『かたち』というのは見た目ではなくて、性質のことです。知・情・意をいただき、判断力、創造力をいただきました。
つまり、人は自分で考え、選択して生きることができるように造られたのです。

ですから、人間は100%神に従うと同時に100%自由なのです。
自由を乱用するのではなく、正しく用いることが大切です。自分が与えられている賜物を知っている人は、もっともふさわしいかたちで用いることができます。


「兄弟たち、あなたがたは、自由を与えられるために召されたのです。ただ、その自由を肉の働く機会としないで、愛を持って互いに仕えなさい。(ガラテヤ5:13)」


ウエストミンスターの教理問答に「人間の主な目的は何か」というのがあります。
答えは「人間の主な目的は、神の栄光をあらわし、永遠に神を喜ぶこと」です。

とレジュメに書かれていたのを見て、30年ほど前、信仰入門の学びでこの答えを聞いたとき目が開かれた気がしたことを思い出しました。

神様の栄光をあらわすこと、神を喜ぶこと、このことのために生かされているのだと改めて肝に銘じました。



日本クリスチャン・ペンクラブ(JCP)のHP更新しました。

また、日本クリスチャン・ペンクラブから新しく本が出版されました。(上の写真がその本です)本の題名は『喜怒哀楽』です。
『喜』・『怒』・『哀』・『楽』のテーマで、書かれている400字のエッセイ。それに加えて、「私と東日本大震災』『私とJCP』『私と聖書の言葉』の800字エッセイが収められています。私は7作品書いています。JCPのホームページから購入できます。



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