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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

正夢? 逆夢?

2012-10-07 21:56:09 | 日本クリスチャン・ペンクラブ
6日は日本クリスチャン・ペンクラブ(JCP)の60周年記念感謝会でした。この日のために半年も前から準備を重ね、祈って備えてきました。

わたしは準備委員のひとりとして関わらせていただきましたが、この一週間に3回も記念会の夢を見ました。「こんなはずじゃなかったのに……」という夢が2回。前日に見た夢は、何もかもうまくいった夢でした。

さて、現実は……正夢? 逆夢? 

朝からハプニングがありました。
前日三鷹の実家に泊まって、当日は朝8時過ぎに出かけました。Suicaで改札を通り、満員電車に乗り御茶ノ水駅に着いたところまでは順調のようでした。ところが、改札を出ようとしたらSuicaがないのです。今まで、切符を落としたことはあっても、財布と鍵とSuicaは落としたことがなかったのですから、まさか……と思いました。Suicaには名前記入もしていなくて、6千円近く入っていたのです。また、父の形見の定期入れに入れていました。

改札で鞄をかきまわしながら、これは夢なのでは……と思ったほどでした。
でも、そんなことで立ち止まっている場合ではありません。早く会場に行かなければ……改札で電車賃を払って、そのあとはSuicaのことは考えないようにしました。

会場準備は順調でしたが、出版されたばかりの本が届いていないことがわかり、また夢ではないかと思うほど焦る気持ちでいっぱいでした。その本は、JCP関東の会員が書いたあかし文章の作品集です。出席されたひとりひとりにお渡しする予定でした。今日の日に間に合わせるために委員たちが一生懸命編集作業をして出来上がった本でした。

手違いがあって、同じOCCビルなのですが、別のところに届いていたことがわかり、その部屋をあけていただくのに大変な思いをし、ようやく本を手にすることができたときは、開会礼拝が始まっていました。

会場は46人の出席者でいっぱいでした。理事長I先生がメッセージされる姿に涙が出てきました。
(メッセージの前半が聞けなかったのは残念でしたが・・・・・・・)

闘病生活を送っておられたI先生がこの場所に来られ、お話をされていること自体が奇跡です。

講師の先生方による講演「遠藤周作の信仰と文学」、「夏目漱石の文学と聖書」
そして、素晴らしい賛美。文章作法の学び……どれも実りある内容でした。久しぶりにお会いした関西、中部の方々との語らいの時も祝福された時間でした。

神様はすべてを備え、最善を行い、祝福をあふれさせてくださいました。

そして、帰り。Suicaがもしかして届いているかもしれないと思い、三鷹駅の遺失物事務所に行くと……あったのです。父の形見の定期入れに入れてあったSuicaが。

届けてくれた親切な人がいたのです。「戻ってよかったですね」と駅の人が言ってくれました。神様の慰めとあわれみですね。

その夜、土浦では花火大会でした。三鷹はその時間大雨でしたが、土浦は、花火がはじまるころ雨が上がったそうです。ヒックンもきて花火を楽しんでくれたようです。

わたしは実家に2泊して、今日、実家近くの教会で聖餐礼拝を受けて土浦に帰ってきました。


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