4歳のヒックンは実によく「ありがとう」と言います。
物をもらったときだけでなく、人から何かしてもらったときも、一日に何回も言います。ママがよく「ありがとう」と言っているからなのかもしれません。
先日ヒックンに絵本を読み聞かせしました。宮西達也のティラノサウルスシリーズ「であえてほんとうによかった」(ポプラ社)です。
凶暴なティラノサウルスが、スピノサウルスを食べようとしていたのですが、スピノサウルスに「ありがとう」「すごい」「おもしろい」「かっこいい」「やさしい」と言われるたびに心があたたかくなり、やさしくなってきます。
最後には、スピノサウルスに赤い実のなる木を届けて海に落ちて沈んでしまうという悲しい結末です。
聖書のヨハネの福音書の冒頭に書かれている「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは、神であった」という文章を思い出します。
また、ティラノサウルスの犠牲の死はキリストの十字架を思い起こさせます。
作者の宮西達也さんはクリスチャンだそうです。
ヒックンは「海に落ちたティラノサウルスがどうなっちゃったの?」としきりに尋ねました。せつなくなって、死んでしまったとは言えませんでした。「誰かに助けられて陸に上がったかもしれないね」と答えました。
感謝することばや褒めることばの力ってすごいなあと思います。ことばは人を変えることができるのです。
この間テレビで、ダウン症の書家、金澤翔子さんとお母様が出演しているのを見ました。
翔子さんの障がいのことで悩まれたお母様は、ある本の中に「神は無意味な存在をこの世につくらない」という言葉を見つけてはっとされたそうです。
そして翔子さんに書道を教えるようになりました。
翔子さんは、他の人とコミュニケーションをとることができなかったのに、書道で認められ、ほめられることがきっかけとなってインタビューにも答えられるようになったそうです。
NHK大河ドラマの「平清盛」の題字を頼まれたとき、何十枚も書いてその中から選んだと聞いて驚きました。
お母様に褒められて、素直でのびやかな心で書かれた字だからこそ、多くの人が感動するのですね。
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物をもらったときだけでなく、人から何かしてもらったときも、一日に何回も言います。ママがよく「ありがとう」と言っているからなのかもしれません。
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凶暴なティラノサウルスが、スピノサウルスを食べようとしていたのですが、スピノサウルスに「ありがとう」「すごい」「おもしろい」「かっこいい」「やさしい」と言われるたびに心があたたかくなり、やさしくなってきます。
最後には、スピノサウルスに赤い実のなる木を届けて海に落ちて沈んでしまうという悲しい結末です。
聖書のヨハネの福音書の冒頭に書かれている「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは、神であった」という文章を思い出します。
また、ティラノサウルスの犠牲の死はキリストの十字架を思い起こさせます。
作者の宮西達也さんはクリスチャンだそうです。
ヒックンは「海に落ちたティラノサウルスがどうなっちゃったの?」としきりに尋ねました。せつなくなって、死んでしまったとは言えませんでした。「誰かに助けられて陸に上がったかもしれないね」と答えました。
感謝することばや褒めることばの力ってすごいなあと思います。ことばは人を変えることができるのです。
この間テレビで、ダウン症の書家、金澤翔子さんとお母様が出演しているのを見ました。
翔子さんの障がいのことで悩まれたお母様は、ある本の中に「神は無意味な存在をこの世につくらない」という言葉を見つけてはっとされたそうです。
そして翔子さんに書道を教えるようになりました。
翔子さんは、他の人とコミュニケーションをとることができなかったのに、書道で認められ、ほめられることがきっかけとなってインタビューにも答えられるようになったそうです。
NHK大河ドラマの「平清盛」の題字を頼まれたとき、何十枚も書いてその中から選んだと聞いて驚きました。
お母様に褒められて、素直でのびやかな心で書かれた字だからこそ、多くの人が感動するのですね。

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