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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

他者のために

2012-02-21 17:00:03 | 教会
来週の日曜日は、教会学校の暗唱聖句大会です。暗唱聖句大会は毎年2月に行われます。聖句を覚えて暗唱するのですが、今年も60ほどの聖句とイザヤ書53章全部を覚えることが課題になっています。

わたしも子どもたちに負けずに覚えようとするのですが、記憶力の衰えた頭ではなかなか覚えられません。
ようやくイザヤ書53章が覚えられたので、これから聖句を暗唱します。

唱聖句大会当日は、5、6人のチームに分かれ、ゲームのようなかたちで行います。昨日から色画用紙を切ったり貼ったり……その準備に追われていました。


先日の聖餐礼拝では「あなたはわたしが与える杯を飲むことができますか?」というイエス様の問いかけが迫ってきました。


聖礼典では、パンを食べ、ぶどう酒をいただきます。それは、『どんな困難が起きても、神に信頼し続けます』と神と誓約することであり、また仲間との誓約でもあると聞きました。

最初は自分のために聖書を読み、教会へ行きます。そして、信じる者となったとき、それは自分のためだけではなく他者のためでもあったと気づかされます。それは予想外のことです。


自分が信仰をもつことが他者のためになるとは……。確かに、イエス様を信じて生きているわたしの姿を見て、教会へ足を向けた人もいます。その人のために信じたわけではなかったのですが、結果的にそうなったのです。

逆に、わたしがイエス様から離れそうになったとき、固く信仰に立って活き活きと歩んでいる人の姿をみて、引き戻されたことがありました。その人の生き方がわたしに大きな影響を与えてくれました。


同じ主を信じる者たちは、教団、教派が違ってもイエスキリストの信仰において運命共同体であると牧師先生が言われました。

犬養道子さんは「本当の国際人とは、外国語がしゃべれる人ではなく、行ったことのない国の人、会ったことのない人の苦しみを理解できる人」と言ったそうです。


会ったことのない他者のために心から祈れる人になりたいです。



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