生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

悲しみの人で病を知っていた

2012-02-26 21:00:01 | 教会
今日は教会学校の暗唱聖句大会でした。今年は1-2年生と3-6年生に分けて行いました。ゲーム形式でグループごとに競いました。虫食いゲームや上の句下の句合わせをして大いに盛り上がりました。

個人賞としてイザヤ書53章全部を覚えるというのがありました。53章は約850字にもなります。70名ほどの小学生の中で6人の子どもたちと3人の教師が達成できました。わたしも3週間ぐらいかけて覚えたので、K先生に聞いてもらいました。途中で何度かつっかえましたが、合格したので嬉しかったです。

覚えるために何度も読んだので、53章の言葉が体の中にしみこんでいくようでした。
イザヤ書53章には、イエス・キリストの苦難が書かれています。

キリストが十字架につけられる700年も前に書かれたのですから、とても不思議です。
12節までありますが、ここでは1-6節まで紹介します。


1私たちの聞いたことを、だれが信じたか。
  主の御腕は、だれに現われたのか。

2 彼は主の前に若枝のように芽生え、
  砂漠の地から出る根のように育った。
  彼には、私たちが見とれるような姿もなく、
  輝きもなく、
  私たちが慕うような見ばえもない。

3 彼はさげすまれ、人々からのけ者にされ、
  悲しみの人で病を知っていた。
  人が顔をそむけるほどさげすまれ、
  私たちも彼を尊ばなかった。

4 まことに、彼は私たちの病を負い、
  私たちの痛みをになった。
  だが、私たちは思った。
  彼は罰せられ、神に打たれ、苦しめられたのだと。

5 しかし、彼は、
  私たちのそむきの罪のために刺し通され、
  私たちの咎のために砕かれた。
  彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、
  彼の打ち傷によって、私たちはいやされた。

6 私たちはみな、羊のようにさまよい、
  おのおの、自分かってな道に向かって行った。
  しかし、主は、私たちのすべての咎を
  彼に負わせた。


3節を読むと涙が出ます。(彼というのはイエス・キリストのことです)
人からいじめられ、バカにされている人、のけものにされている人、病に苦しんでいる人、悲しんでいる人は慰められますね。
キリストは私たちの病を負い、私たちの痛みを担ってくださいました

わたしは、神さまを無視して自分のいいと思うことをし、いいと思う自分勝手な道にすすんでいきました。それは、そむきの罪です。それなのに、キリストはわたしのそのそむきの罪のために十字架に刺し通されたのです。そして、そむいたわたしのためにとりなしをしてくださっているのです。
 
イザヤ書53章を味わうと、イエス様のして下さったことへの感謝がじわじわとわいてきます。


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