生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

非難されるところのない者です

2011-02-07 20:28:22 | 教会

昨日の礼拝では、パウロ先生の両親について語られました。一部を紹介させていただきます。


聖書にはパウロ先生の両親は登場しませんが、パウロ先生の書いたものから、ご両親がどんな方だったか推測できます。

パウロ先生は自分のことを次のように紹介しています。
「私は八日目の割礼を受け、イスラエル民族に属し、ベニヤミンの分かれの者です。きっすいのヘブル人で、律法についてはパリサイ人、その熱心は教会を迫害したほどで、律法による義についてならば非難されるところのない者です。(ピリピ3:5-6)」

パウロ先生の両親が、パウロ先生にユダヤ人であることを自覚させ、子どもに信仰の継承を第一にしていたことが伺えます。


自分のことを「非難されるところのない者です」と言い切るとは、すごいですね。パウロ先生が、両親にしっかり教育されて、子どもの時からユダヤの伝統を守っていたから言えたのだと思います。


パウロ先生はタルソで生まれ育ちました。タルソはギリシャ人の町で、そこに住むユダヤ人はマイノリティでした。
その中で両親はパウロ先生をユダヤ人として教育し、その後エルサレムのガマリエルのところへ留学させてラビ(ユダヤ人の教師)としての教育を受けさせました。そのために大きな犠牲を払ったことでしょう。

「けれども、生まれたときから私を選び分け、恵みを持って召して下さった方が・・・(ガラテヤ1:15)」
とパウロ先生はあかししています。


子どもは親の生きる姿勢を見て育ちます。
生まれた時から教会に連れて行ってもらい、神様のことを伝えられている子どもたちの幸いを思いました。

親がしっかりとした信仰姿勢を示し、神様を喜ぶ生活をすることが大切なんだなあと思いました。



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