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生かされて

乳癌闘病記、エッセイ、詩、童話、小説を通して生かされている喜びを綴っていきます。 by土筆文香(つくしふみか)

み言葉を握って

2010-07-22 16:41:59 | 日記
今日病院へ行ってきました。一週間前に比べて、だいぶ良くなっていました。
まだ喉に炎症が残っているので、無理はできませんが、安静と外出禁止からは解放されました!
お祈りしてくださった方々、ありがとうございました。
本当に多くの方々のお祈りに支えられていたのだなあと思います。

ふつうの風邪だと思っていたのが長引き、原因がなかなかわからなかったので重症化してしまいました。

10年ぐらい前にも急性副鼻腔炎になったことがあり、そのときは頭が割れるように痛かったので、病院ですぐCTを撮ってわかりました。
今回は最初痛みがなく、熱も37℃台だったので診断がつかなかったのです。
最初の一週間くらいは平安でいられたのですが、2種類の抗生剤を飲んでも効かず、熱は高くなり、どんどん悪化していったのでさすがに不安になりました。

何気なく首筋に手を当てると、リンパが腫れていたのでぞっとしました。
乳癌の転移だろうか・・・。抗生剤の効かない病気になったのだろうか・・・もう二度と元気になれないのだろうか・・・。と、思いは悪い方へ傾く一方です。
出口のないトンネルはない。太陽は雲の上に・・・と思っても不安に負けてしまいます。
薬を飲んで安静にしているのに顔面と前頭部に痛みが出て、熱は39度近くまで上がりました。

「神さま、助けて下さい」「神さま、癒してください」と涙を流して叫ぶしかできない自分。
あなたの信仰はどこにあるのですか?
あなたはそれでも神さまの善意を信じますか?
と誰かに問いかけられているようでした。
自分の弱さと無力さと信仰のなさを徹底的に思い知らされました。
そんな中で神さまの善意は疑いませんでした。

不安に押しつぶされそうになった時、枕元に置いていた聖句カードをつかんでいました。(色画用紙に聖句を書いたカードをリングでまとめ、いつも手元に置いています)


「私は山に向かって目を上げる。私の助けは、どこから来るのだろうか。私の助けは、天地を造られた主から来る。主はあなたの足をよろけさせず、あなたを守る方は、まどろむこともない。(詩篇121:1-3)」


カードに書いてあった聖書の言葉です。聖書の言葉は、真実なる神様の約束です。
『天地を造られた主が助けて下さる。主は、いっときもまどろむことなく、わたしのことを見守っていてくださる。』

そう思ったとき、きっと癒されると思って心から安心しました。そのときふと、この顔面の腫れと痛みは副鼻腔炎によるものではないかと気づきました。
神さまが気づかせてくださったのです。
翌日(7/15)耳鼻科を受診すると、やはり急性副鼻腔炎でした。原因がわかったので適切な薬が処方され癒されていったのです。


わがたましいよ。主をほめたたえよ。
私のうちにあるすべてのものよ。
聖なる御名(みな)をほめたたえよ。
わがたましいよ。主をほめたたえよ。
主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
主は、あなたのすべての咎を赦し、
あなたのすべての病をいやし、
あなたのいのちを穴から贖(あがな)い、
あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、
あなたの一生を良いもので満たされる。
あなたの若さは、鷲のように、新しくなる。(詩篇103:1-5)

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