神様は人を造られたとき、エデンの園というすばらしい楽園に住まわせてくださいました。
園にある木には果物がたわわに実っていました。どの木の実もとって食べて良いが、善悪の知識の木の実だけは食べてはいけないと言われました。
ところが、エバは蛇にそそのかされて食べてしまい、アダムにもすすめました。アダムも神の言いつけを破って食べてしまいます。
そして、アダムとエバはエデンの園から追い出されてしまうのです。これが人間の罪のはじめだと聞いたとき、わたしはなぜ神様はわざわざ禁止事項を作ったのだろうと思いました。
食べるなと言われれば食べてみたくなるものです。
善悪の知識の木を置かなければ、あるいはその木の実を食べるなと言わなければ、人類はエデンの園でずっと暮らしていられたのに……。
「神様は人間を自由意志を持つ者として造られたのです。」と牧師先生が言われました。
神様は、人間に従う自由と従わない自由を与えるためにそうなさったのです。
アダムとエバは従わない方を選んでしまいました。わたしがエバだったら…・・・、やはり食べてしまったでしょう。
神様は人間に律法を与え、従うか従わないか自由意志を与えました。
私は、いのちと死、祝福とのろいを、あなたの前に置く。あなたはいのちを選びなさい。(申命記30:19)
人を変えるのに強制的に力ずくで変えるのと、その人自身に選ばせて内側から変えていく2つの方法があると聞きました。
強制的にすると、それは一時的で、抑えつける人がいなくなったら、もとにもどってしまいます。その人自身が選んで変わった場合は、まわりの状況が変わっても、もとにはもどらないでしょう。
イエス・キリストが救い主であると強制的に信じさせることはできません。でも、神様が「あなたはいのちを選びなさい。」と言っておられるのです。神様はすべての人々にいのちの君であるイエスさまを受け入れて欲しいと願っておられるのです。
いのちと死、祝福とのろい。あなたはどちらを選びますか?
おわり
*先日、縦にまっすぐの虹が出ていました。写真ではほとんどわかりませんが、中央より左にある縦の筋がそうです。虹は神様の祝福の約束のしるしです。
とてもいいことがあるような気がして嬉しくなりました。